電気工事士のための職務経歴書の書き方|現場経験・資格・スキルを最大限にアピールする方法
電気工事士としての経験を、職務経歴書で“的確に”伝えるには?
電気工事士として培った技術や現場経験を活かして転職を目指す際、最も重要となる書類のひとつが職務経歴書です。
履歴書では伝えきれない具体的なスキルや経験、資格を正確に、そしてわかりやすくアピールするために、職務経歴書の完成度が内定獲得の鍵を握ります。
✅ 現場作業が中心なので、書くべき内容が分からない
✅ 資格はあるけど、どう表現すればいい?
✅ 施工管理や図面作成の経験は評価される?
この記事では、電気工事士の職務経歴書において“評価されやすい書き方”や“記載すべきポイント”、“実例”、注意点までを詳しく解説します。
職務経歴書における「電気工事士」の評価ポイントとは?
電気工事士の職務経歴書では、以下のような要素が特に重視されます:
評価される要素 | 具体的な内容例 |
---|---|
有資格者かどうか | 第一種/第二種電気工事士、電気主任技術者など |
現場経験の年数 | 戸建て・マンション・工場・商業施設など施工場所 |
工事の種類 | 動力・照明・弱電・太陽光設備・配線・引込工事など |
使用ツール・技能 | 電気図面の読解、AutoCAD、高所作業、測定器の扱い |
チームでの役割 | 現場リーダー、後輩指導、安全管理などの経験 |
電気工事士の職務経歴書:基本構成
職務経歴書は以下の流れで作成すると、読みやすくかつアピール力の高い構成になります:
- 職務要約
- 職務経歴(勤務先ごとに記載)
- 保有資格・使用技術・得意分野
- 自己PR
記載例:電気工事士の職務経歴書(モデルフォーマット)
■ 職務要約
第二種電気工事士資格を保有し、主に工場・店舗・集合住宅における電気設備工事に従事。新設・改修・点検業務を中心に7年以上の実務経験を有し、安全かつ効率的な施工を心がけてきました。現場代理人として小規模プロジェクトの管理経験もあります。
■ 職務経歴
株式会社テック電工(2016年4月〜2024年3月)
雇用形態:正社員
職種:電気工事士(現場施工・保守)
勤務地:関東圏内の工場・商業施設・公共施設ほか
【業務内容】
- 分電盤設置/電灯・動力系統の配線工事
- 幹線・弱電・LAN工事、セキュリティ機器の取付
- 太陽光発電設備の導入工事(屋根設置・配線)
- 工程管理、安全管理、現場調整
- 電気図面の確認・材料拾い出し・工事写真管理
- 元請・協力会社との連携、作業報告書作成
【実績】
- 〇〇商業施設(延床面積3,000㎡)にて改修工事を担当(2021年)
- マンション60戸の新築配線工事を主担当として完工(2022年)
- 年間50件以上の点検作業で、是正対応の迅速化を実現
- 安全大会にて「模範施工者」として社内表彰(2023年)
■ 保有資格・スキル
- 第二種電気工事士(2015年取得)
- 第一種電気工事士(筆記合格、実技試験準備中)
- 高所作業車運転技能講習 修了
- フルハーネス型安全帯使用作業特別教育 修了
- 普通自動車第一種運転免許
- AutoCAD(簡単な図面修正)/Excel・Word(報告書作成)
■ 自己PR
現場では「丁寧な施工」「報連相の徹底」「安全第一」を常に意識し、トラブルの未然防止と高品質な工事に努めてきました。多様な現場経験から臨機応変な対応力を培い、協力業者との信頼関係構築にも自信があります。今後は第一種電気工事士の取得を目指し、より大規模な現場での管理業務にも挑戦したいと考えています。
電気工事士が職務経歴書で“差をつける”ためのポイント
ポイント | 解説 |
---|---|
資格を冒頭にしっかり明記 | 採用担当者はまずここをチェック |
施工対象・工事種別を具体的に | 「住宅」「工場」「弱電」「動力」など明記することでマッチングしやすくなる |
数字・規模を入れる | 「年間30件」「延床3,000㎡」「60戸」など、担当規模を明示する |
チームでの立ち位置 | 「現場責任者」「サブ担当」「新人教育」などの役割を明記 |
職務経歴書をPDFで提出する場合の注意点
- ファイル名は「職務経歴書_氏名.pdf」とする
- レイアウトが崩れないようにWordで作成後、PDF形式で保存
- 資格証のコピーやポートフォリオがある場合は、別添えで提出
まとめ|電気工事士の技術と経験は「伝え方」でさらに光る
✅ 電気工事士の職務経歴書では、施工経験・資格・安全意識が評価される
✅ 数字や具体例を用いて、読み手に現場のイメージが伝わるように記載することがポイント
✅ 工事の種類や役割、安全管理・報告業務の経験なども積極的にアピール
✅ 将来的なキャリアビジョン(資格取得・現場管理など)も加えるとさらに印象アップ
書類選考は、まず「伝わりやすさ」が大前提です。
電気工事士としての“技術力+信頼性”を、職務経歴書でしっかり表現しましょう。