職務経歴書は「ですます調」で書くべき?|文体の使い分けと印象を良くする書き方のコツ
「職務経歴書って“ですます調”で書いてもいいの?」という疑問に答えます
転職活動で提出する職務経歴書。履歴書よりも自由記述が多いため、文体(語尾)の使い方に迷う方も多いのではないでしょうか。
✅ 「です・ます調」と「である調」、どちらが正解?
✅ 文体によって印象が変わる?
✅ 混在しても大丈夫?
こうした疑問に対し、この記事では**「職務経歴書は“ですます調”で書いても問題ないのか?」をテーマに、正しい使い方や印象の違い、文体の選び方と統一のコツ**をわかりやすく解説します。
職務経歴書における「文体」の基本ルール
▶ 原則:文体に決まったルールはない
結論から言えば、職務経歴書に「絶対にこの文体で書かなければならない」というルールはありません。
しかし、実際には多くのビジネス文書と同様、「である調」が一般的に好まれる傾向があります。その理由は次の通りです。
「ですます調」「である調」の違いと印象の比較
文体 | 特徴 | 印象 |
---|---|---|
です・ます調 | 丁寧語で柔らかい印象 | 丁寧・親しみやすい・若干カジュアル |
である調 | 事実を端的に伝える文体 | かっちり・論理的・ビジネスライク |
職務経歴書では、よりビジネス文書に近い「である調」が基本とされるのは、以下のような理由によります:
- 結論や事実が明確に伝わりやすい
- 文章が簡潔になり、読みやすい
- 主観が抑えられ、説得力が高まる
とはいえ、**「ですます調」でも構成と表現が整っていればまったく問題ありません。**とくに、第二新卒や経験が浅い方がやや柔らかい印象を与えたい場合は、「ですます調」も十分にアリです。
【ポイント】重要なのは「文体を統一すること」
最大のNGポイントは、「です・ます調」と「である調」が職務経歴書の中で混在してしまうことです。
たとえば:
- 「〇〇の業務に従事していました。目標達成率は常に120%を維持している。部下の育成も担当していました。」
このように語尾がバラバラだと、一貫性がなく、読み手に違和感や雑な印象を与えてしまうため注意しましょう。
「ですます調」で職務経歴書を書く場合の記載例
■ 職務要約(ですます調)
私はWeb制作会社で約5年間、Webデザイナーとして勤務してまいりました。主に企業のコーポレートサイトやECサイトのUI設計・ビジュアルデザインを担当し、プロジェクトごとに成果を出すことを心がけてきました。ユーザー視点を意識した設計と、柔軟なコミュニケーションが強みです。
■ 業務内容(ですます調)
・FigmaやPhotoshopを用いたWebデザインを行っております
・ディレクターやエンジニアとの連携を重視し、要件定義から納品まで一貫して関わっております
・月平均4〜5件の制作案件を担当し、納期遵守率は100%を維持しております
■ 自己PR(ですます調)
デザインの「美しさ」と「使いやすさ」の両立を常に意識して取り組んでまいりました。今後は、これまで培ってきたスキルをさらに応用し、より戦略的なデザイン提案ができるデザイナーを目指していきたいと考えております。
どんな場合に「ですます調」を使うと効果的?
シーン | 理由 |
---|---|
第二新卒・未経験からの転職 | 柔らかく親しみやすい印象を与えられる |
サービス業・接客業・人と関わる仕事 | コミュニケーション力をアピールする文体として適している |
カジュアルな企業(ベンチャー・IT系) | 堅すぎない印象が企業文化にマッチすることがある |
文体で迷ったときの判断ポイント
✅ 経歴に説得力を持たせたい → **「である調」**で端的にまとめる
✅ 自分の人柄をやわらかく伝えたい → **「ですます調」**で丁寧に表現する
✅ とにかく一貫性を重視したい → どちらでもいいが統一することが最重要!
まとめ|職務経歴書における「ですます調」はOK。ただし一貫性がカギ!
✅ 職務経歴書は「である調」がビジネス的には一般的
✅ ただし、「ですます調」で書いてもマナー違反ではなく、むしろ効果的な場合もある
✅ 大切なのは、「文体を統一」して、読み手に違和感を与えないこと
✅ 応募する業界や職種、企業の雰囲気に合わせて適切な文体を選ぼう
あなたの「人柄」「スキル」「経験」をよりよく伝えるために、文体の選び方にも一工夫を加えて、読み手の心に届く職務経歴書を目指しましょう。