お役立ち情報

履歴書の敬語の使い方|好印象を与える正しい表現とNG例を解説!

keireki0530

はじめに

履歴書を作成する際、

  • 「履歴書には敬語を使うべき?」
  • 「間違った敬語を使うと、印象が悪くなる?」
  • 「志望動機や自己PRでの正しい敬語の使い方を知りたい!」

と悩む方も多いのではないでしょうか?

履歴書は、採用担当者に対するビジネス文書の一つです。
そのため、敬語の使い方を間違えると「ビジネスマナーが身についていない」と判断される可能性があります。

本記事では、履歴書における正しい敬語の使い方、よくある敬語の間違い、採用担当者に好印象を与える表現、具体的な記入例を詳しく解説します!


1. 履歴書で敬語を使うべきか?

履歴書は「応募者の経歴や志望動機を伝える書類」であり、

  • 形式的な文章が求められるため、敬語を適切に使うことが大切
  • 過度な敬語は不要だが、失礼のないように配慮する

📌 採用担当者の意見

履歴書で不自然な敬語を使うと、かえって印象が悪くなります。
シンプルかつ丁寧な表現が望ましいですね。

「過剰な敬語は不要」「正しい敬語を適切に使う」ことがポイント!


2. 履歴書での正しい敬語の使い方(例文あり)

履歴書では、「謙譲語」「尊敬語」「丁寧語」を適切に使い分けることが重要です。

(1) 志望動機・自己PRでの正しい敬語

「貴社」「御社」の使い分け

  • 履歴書の文章では「貴社」を使うのが適切
  • 面接時の会話では「御社」を使う

📌 NG例

私は、御社の企業理念に共感し、志望いたしました。

📌 OK例

私は、貴社の企業理念に共感し、志望いたしました。

書類では「貴社」、会話では「御社」を使い分ける!


「~させていただく」の乱用に注意 「~させていただく」は**「相手の許可を得て行う行為」に使う敬語**ですが、履歴書では不要なケースが多いです。

📌 NG例

大学時代はアルバイトで接客業をさせていただきました。

📌 OK例

大学時代はアルバイトで接客業に従事しました。

「~させていただく」は必要な場合のみ使う!


「入社させていただきたい」はNG! 「~させていただく」は「許可を得て行う行為」に使うため、志望動機では不適切です。

📌 NG例

貴社に入社させていただきたいと考えております。

📌 OK例

貴社に入社を希望しております。

「入社を希望する」「入社を志望する」と言い換える!


(2) 学歴・職歴の敬語表現

「~を卒業しました」ではなく「卒業」だけでOK 「卒業しました」と書くと、カジュアルな印象になります。
ビジネス文書では、「卒業」とシンプルに記載するのが適切です。

📌 NG例

2018年3月 〇〇大学を卒業しました。

📌 OK例

2018年3月 〇〇大学 卒業

学歴・職歴欄は「簡潔に書く」のがポイント!


「~を退職いたしました」は過剰な敬語 「退職しました」「退社しました」よりも、「退職」「退社」とシンプルに記載するのがビジネス文書として適切です。

📌 NG例

2023年3月 株式会社〇〇を退職いたしました。

📌 OK例

2023年3月 株式会社〇〇 退職

過剰な敬語を避け、簡潔な表現を心がける!


(3) 資格・スキルの敬語表現

「取得しました」は不要 資格・免許の欄には、「取得」だけを記載すれば十分です。

📌 NG例

2022年6月 日商簿記2級を取得しました。

📌 OK例

2022年6月 日商簿記2級 取得

履歴書では、簡潔な表現が基本!


3. 履歴書で避けるべきNG敬語

履歴書において、採用担当者が違和感を持つ敬語表現を避けることが重要です。

📌 履歴書で使うとNGな敬語

NG表現理由正しい表現
御社(書面)書面では「貴社」が適切貴社
~させていただきたい不自然な敬語入社を希望します
~を卒業しましたカジュアルすぎる卒業
退職いたしました過剰な敬語退職
~を取得しました丁寧すぎる取得

履歴書では、シンプルかつ適切な敬語を使うのがポイント!


4. 採用担当者に好印象を与える履歴書の敬語の使い方

敬語は「適度に」使う(過剰にしない)
ビジネス文書として、簡潔な表現を心がける
「貴社」「入社を希望する」「卒業」「退職」など、適切な敬語を使う
「~させていただく」の乱用を避ける

📌 NG例(不適切な敬語を使用)

私は、御社の企業理念に共感し、入社させていただきたいと考えております。
大学時代は、アルバイトをさせていただきました。

📌 OK例(適切な敬語を使用)

私は、貴社の企業理念に共感し、入社を希望しております。
大学時代は、接客のアルバイトに従事しました。

簡潔かつ適切な敬語を使うことで、ビジネスマナーのある応募者と印象付けられる!


5. まとめ

📌 履歴書での敬語の使い方ポイント履歴書では「貴社」を使用し、過剰な敬語を避ける
「~させていただく」の乱用に注意し、シンプルな表現を心がける
「卒業しました」ではなく「卒業」、「退職しました」ではなく「退職」と書く
資格・免許は「取得しました」ではなく「取得」と記載する
敬語を正しく使い、ビジネスマナーのある文章を作成する

履歴書の敬語を正しく使い、採用担当者に好印象を与えましょう!

応募書類の作成を専門家へ相談して転職成功
サイトの目的や、書類作成アドバイスを詳しく知る

応募書類マスター

応募書類マスター
サイトの目的
応募書類マスター
応募書類作成のアドバイス
転職活動の状態ごとに、必要な知識を学べる

おすすめ転職支援サイト

キャリアプランの相談
キャリアプラン案内所
面接のアドバイス
面接のトリセツ
年収交渉アドバイス
給与交渉ナビ
ABOUT ME
ライト
ライト
キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
※当サイト記事はリンクフリーです。ご自身のサイトへ自由にお使い頂いて問題ありません。ご使用の際は、文章をご利用する記事に当サイトの対象記事URLを貼って頂ければOKです。
記事URLをコピーしました