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「diploma」と日本の履歴書における正しい使い方|意味・書き方・記入例を解説

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はじめに

海外の学校を卒業した場合や、英語の履歴書(レジュメ)を作成する際に、「diploma」という単語を目にすることがあります。しかし、「diplomaの正しい意味は?」「日本の履歴書ではどう書けばいい?」「degree(学位)との違いは?」 など、使い方に迷う方も多いのではないでしょうか。

「diploma」の意味と、日本の履歴書での正しい使い方は?
「diploma」と「degree」の違いは?
日本の学歴欄に「diploma」をどう記載すればいい?

本記事では、「diploma」の正しい意味や、日本の履歴書での適切な記入方法、記入例、注意点を詳しく解説します。


1. 「diploma」の意味とは?

「diploma」は、日本語の「卒業証書」「修了証」「専門資格」などの意味に相当しますが、使われる文脈によって少し異なります。

① 「diploma」の主な意味

用語意味日本での対応する学歴・資格
High School Diploma高校卒業証書日本の「高等学校卒業」
Diploma in Business Administration修了証(専門分野)短期大学・専門学校の修了証
Graduate Diploma大学院修了証修士号未満の専門資格
Diploma Program特定の専門課程の修了資格職業訓練・専門スキル講習の修了証

📌 「diploma」は学士・修士などの「学位(degree)」とは異なり、修了証・専門資格を指すことが多い!


2. 「diploma」と「degree(学位)」の違い

履歴書で学歴を記載する際、「diploma」と「degree」を混同しないように注意が必要です。

② 「diploma」と「degree」の比較

用語意味日本の対応する資格
diploma修了証・卒業証書高校卒業・専門学校卒業・短期大学修了
degree学位(学士・修士・博士)大学・大学院の学位(例:学士号・修士号)

📌 日本の履歴書では「diploma」は短期大学・専門学校・高校の卒業証明として使い、「degree」は大学の学位に使う!


3. 日本の履歴書での「diploma」の書き方

日本の履歴書では、学歴欄に「diploma」を記載する際、正確な学校名・専攻・卒業(修了)年月を明記する必要があります。

① 高校卒業(High School Diploma)の記入例

学歴  
2018年3月 ○○高等学校 卒業  

「High School Diploma」は、日本では「高等学校卒業」と記載するのが一般的!


② 短期大学・専門学校の修了資格(Diploma)の記入例

学歴  
2016年4月 ○○専門学校 デザイン学科 入学  
2018年3月 ○○専門学校 デザイン学科 修了(Diploma in Graphic Design 取得)  

「diploma」の資格名を英語で併記すると、海外向けの履歴書にも対応可能!


③ 海外の大学で「Graduate Diploma」を取得した場合

学歴  
2020年4月 University of Sydney Graduate Diploma in International Business 修了  

「Graduate Diploma」は、大学院レベルの専門資格として扱われることが多いため、修了と記載!


4. 日本の履歴書に「diploma」を書く際の注意点

① 大学卒業の場合は「degree」を使う

NG例(大学卒業を「diploma」と記載)

学歴  
2020年3月 ○○大学 経済学部 卒業(Diploma in Economics)  

OK例(大学卒業なら「degree」を使う)

学歴  
2020年3月 ○○大学 経済学部 卒業(Bachelor’s Degree in Economics)  

📌 大学卒業なら「degree」を使用し、「diploma」は短期大学や専門学校に使う!


② 「Diploma」と「Certificate」の違い

「diploma」と「certificate」は、どちらも修了証を意味しますが、「diploma」はより専門性が高い教育課程の修了を示し、「certificate」は短期間の資格取得を示すことが多いです。

【記入例】(両方を履歴書に記載する場合)

学歴  
2017年3月 ○○専門学校 IT学科 修了(Diploma in Information Technology 取得)  

資格  
2020年4月 AWS Certified Solutions Architect – Associate(Certificate)  

📌 「diploma」は学歴欄、「certificate」は資格欄に記載するのが一般的!


③ 英語の履歴書(レジュメ)での記載例

海外企業向けの履歴書(英語のレジュメ)では、「diploma」を正しく記載することが重要です。

【英語履歴書の記入例】

Education  
Tokyo Institute of Design  
Diploma in Graphic Design, March 2018  

📌 英語の履歴書では「Diploma in ○○」と記載し、専攻を明記する!


5. まとめ

履歴書で「diploma」を適切に使うことで、自分の学歴や資格を正しくアピールできます。

「diploma」は高校・専門学校・短期大学の修了証を指す
大学卒業の場合は「degree」を使う(Bachelor’s, Master’s, PhDなど)
職業訓練や資格プログラムの修了証は「Diploma in ○○」と記載する
日本の履歴書では「卒業」「修了」を明記し、必要なら英語表記を併記する

「diploma」の正しい使い方を理解し、履歴書でしっかりアピールしましょう!

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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