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【職務経歴書 スキル】の正しい書き方とアピール例|実務に活かせるスキルを効果的に伝える方法とは?

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✅ はじめに|職務経歴書における「スキル」とは何か?

転職や就職活動で提出する職務経歴書では、「何ができる人か」を明確に伝えることが非常に重要です。
その中でも特に注目されるのが、**スキル(技能)**の項目。

しかし、

  • 「スキルって具体的に何を指すの?」
  • 「どこにどう書けばいいの?」
  • 「アピールしすぎて逆効果にならないか心配…」

という疑問を持っている方も多いはずです。

この記事では、職務経歴書における「スキル」の意味、効果的な書き方、業種別の具体例、自己PRとの違い、よくあるNG例と改善方法まで、わかりやすく丁寧に解説します。


✅ 「スキル」とは?職務経歴書で書くべき内容

職務経歴書における「スキル」とは、**あなたがこれまでの仕事や経験の中で身につけてきた“実務的な能力”**のことです。

📌 主に以下の2種類に分かれます:

スキルの種類内容例
ハードスキル(専門スキル)PC操作、使用ソフト、プログラミング言語、語学、資格など
ソフトスキル(対人スキル)コミュニケーション力、調整力、マネジメント力、対応力など

📌 ハードスキルは「客観的な証明ができるスキル」、
📌 ソフトスキルは「行動や成果から証明できるスキル」です。


✅ スキルの記載位置と基本フォーマット

▶ 推奨される記載場所

職務経歴書の中では、以下のいずれかの場所に記載するのが一般的です。

  • 職務経歴の後(「活かせるスキル」セクションとして)
  • 自己PRと組み合わせて記載
  • 別項目として「スキル欄」を設けて記載

▶ 記載フォーマット例(箇条書き形式)

■ 活かせるスキル

・Excel(関数、ピボットテーブル、VLOOKUPによるデータ集計)  
・Word(社内報、提案書等の作成)  
・PowerPoint(営業用プレゼン資料の作成)  
・営業スキル(法人向け新規開拓/クロージング)  
・コミュニケーション力(社内外の調整業務を円滑に進行)

✅ 職種別|スキル記載の具体例


▶ 営業職の場合

活かせるスキル:
・法人営業(新規開拓/提案型営業)
・交渉力・プレゼンテーションスキル
・Salesforce(顧客管理・営業進捗管理)
・Excel(見積書・売上報告書の作成)
・関係構築力(リピーター獲得率80%以上)


▶ 事務職の場合

活かせるスキル:
・Excel(VLOOKUP、ピボット、マクロ基礎)
・Word(文書・マニュアル作成)
・会議調整/来客対応/備品管理
・勤怠管理ソフト(freee、弥生)使用経験
・業務マニュアル作成による業務改善


▶ ITエンジニアの場合

活かせるスキル:
・プログラミング(Java、Python、HTML/CSS)
・AWS環境でのサーバー構築・運用経験
・アジャイル開発経験(スクラムマスター補助)
・GitHub、Docker等のツール利用経験
・社内向け技術資料の作成・ナレッジ共有


▶ 販売・接客職の場合

活かせるスキル:
・接客マナー(クレーム対応、リピーター獲得)
・レジ操作、商品陳列、在庫管理
・POSレジ、販売管理ソフト使用経験
・新人スタッフの育成/指導経験
・売上管理(日報・月報の作成)


✅ スキルを書くときのコツ

コツ解説
✅ 業務との関連性を意識する応募職種に関連したスキルを優先的に記載
✅ 曖昧な言葉は避け、具体的に「PC操作」より「Excel(VLOOKUP、ピボット)」のように
✅ 定量的に示せるものは数値で「〇〇%改善」「〇件/月処理」など
✅ 資格とスキルを分けて記載保有資格は別項目にして明確に整理

✅ 自己PRとスキルの違い

項目自己PRスキル欄
内容自分の強みや価値観、働き方のアピール具体的にできること・業務上の技術や能力
書き方一文形式(段落)箇条書き形式が基本
目的人柄・仕事観を伝える実務に直結する能力を明確に示す

📌 うまく組み合わせれば「この人と一緒に働きたい」「戦力になりそう」と思わせる内容になります。


✅ NGなスキルの書き方と改善例

NG例改善案
「なんでもできます」→ 分野を絞り、具体的に何ができるのかを記載
「コミュニケーションスキル」だけ書く→ どう活かしたか、どんな成果を出したかを補足
「パソコンスキルあり」→ 使用ソフトやツール名、レベルを明記(例:Excel(中級))
資格とスキルが混在→ 資格は別項目に分けて記載するとスッキリ

✅ スキル欄を最大限に活かすには?

  1. 応募する職種にマッチしたスキルを選定する
  2. 「職務内容」とスキルを連動させて一貫性を持たせる
  3. 面接でも語れるよう、実体験をベースに記載する
  4. 日常的に使っているツール・システム名を具体的に書く
  5. 将来的に活かしたいスキル(学習中)を補足してもOK!

✅ まとめ|「スキル」はあなたの“実務力”を証明する武器!

✅ 職務経歴書におけるスキル欄は、応募企業に「即戦力かどうか」を伝える重要な項目
✅ ハードスキルとソフトスキルをバランスよく、具体的に記載しよう
✅ 応募職種に合ったスキル選定と、成果・使用シーンの明示がポイント
✅ 自己PRとのつながりを意識すれば、説得力がさらにアップ!


📌 あなたのスキルは、職務経歴書の中で“最も客観的に評価される部分”です。
企業が求める人物像に近づけるよう、実務とつながったスキルの表現を意識して、説得力のある1枚に仕上げましょう!💼📄✨

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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