「在中」の正しい使い方と職務経歴書との関係｜郵送時のマナーと記載例を徹底解説

「在中」ってなに？職務経歴書を郵送する際に使う表現とは

転職活動で応募書類を郵送する際、封筒に「履歴書在中」「職務経歴書在中」といった言葉を記載することがあります。この“在中”という表現は、中に何が入っているかを明記し、取扱いを丁寧に促すためのマナーです。

✅「在中って書かないといけないの？」
✅「職務経歴書も“在中”と書くべき？」
✅「複数の書類を送るときはどう書くの？」

こうした疑問を持つ方も多いはずです。本記事では、「在中」の意味や正しい使い方、職務経歴書を郵送する際の記載例・注意点・ビジネスマナーを詳しく解説します。

「在中」とは？意味と使い方の基本

「在中（ざいちゅう）」とは、封筒や荷物の中に特定のものが入っていることを示す表現で、郵送・配達物に対する伝達表記の一種です。

✅ よく使われる「在中」表記の例：

• 履歴書在中
• 職務経歴書在中
• 契約書在中
• 見積書在中
• 納品書在中

このように、「○○在中」と明記することで、受け取る側が封筒の中身を確認しやすくなり、開封や取り扱いにも配慮が行き届くようになります。

職務経歴書を郵送する場合、「職務経歴書在中」と書いてもOK？

✅ 書いてOKです。ただし、履歴書と一緒に送る場合は「応募書類在中」や「履歴書在中」で十分です。

職務経歴書単体で送るケースは少なく、ほとんどの場合は履歴書・職務経歴書・志望動機書など複数の応募書類を同封します。そのため、封筒には下記のように記載するのが一般的です。

封筒に書く「在中」の記載例

【基本例1：複数書類を同封する場合】

応募書類在中

または、

履歴書在中

【基本例2：職務経歴書のみを送る場合】

職務経歴書在中

※特定の書類のみを差し替え・追送する場合などに有効です。

「在中」を封筒に記載する際のマナーとポイント

例：

　──────────────  
　│　履歴書在中　│ ← 封筒左下に赤色で記載  
　──────────────  

封筒に「在中」を書くことで得られる効果

• ✅ 採用担当者に中身をひと目で伝えられる
• ✅ 開封・仕分けの手間を軽減できる（印象アップ）
• ✅ 企業側の管理ミスを防ぎやすくなる
• ✅ 応募者の丁寧さ・ビジネスマナーが伝わる

「在中」の表記に関する注意点

在中表記が不要なケース

• メールやWEB応募の場合：「在中」は封筒の記載なので、データ提出時には不要です。代わりに、ファイル名に「履歴書_氏名」「職務経歴書_氏名」と明記するのが望ましいです。
• **企業側が指定していない場合でも、書いて損はありません。**むしろ書いてある方が丁寧で、マナーがあると評価される傾向にあります。

まとめ｜職務経歴書を郵送するなら「在中」のひと手間で印象アップ！

✅ 「在中」は中身の書類を明示する丁寧なビジネスマナー
✅ 封筒左下に「履歴書在中」「応募書類在中」と赤字で記載するのが基本
✅ 職務経歴書単体を送る場合は「職務経歴書在中」と明記してOK
✅ WEB応募時は不要だが、ファイル名などで代わりに工夫を

たった一言の「在中」でも、あなたの丁寧さ・配慮・社会人としてのマナーが伝わります。内容がしっかりしている職務経歴書だからこそ、こうした細部にも気を配り、書類選考で好印象を残しましょう。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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