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職務経歴書とポートフォリオの違いとは?|役割・内容・使い分けを徹底解説!

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「職務経歴書とポートフォリオって何が違うの?」「どちらを出せばいい? 両方必要?」と悩んでいませんか?

転職活動やフリーランス案件の応募時など、職務経歴書とポートフォリオの提出が求められる場面は増えています。
特にクリエイティブ職やIT系の方は、この2つを適切に使い分けることが選考通過のカギとなります。

この記事では、職務経歴書とポートフォリオの違い・それぞれの役割・使い方・両者を効果的に連動させるポイントまで、わかりやすく解説します。


職務経歴書とポートフォリオの違いを表で比較

項目職務経歴書ポートフォリオ
主な目的経歴・スキル・実績の説明・整理成果物・作品の提示(ビジュアル・アウトプット重視)
内容勤務歴、業務内容、役割、実績、スキル、自己PRなど実際の制作物、提案書、企画書、設計図、文章、コードなど
フォーマットWord、PDF(文章中心)PDF、Webページ、画像、動画、ファイル形式など多様
評価される要素ロジカルな構成力、説明力、成果の裏付け、文章力表現力、創造性、技術力、完成度、センス
主な対象職種すべての職種(全般)デザイナー/エンジニア/ライター/動画編集者/マーケター等
提出の必要性原則必須求められた場合/任意提出で差別化を図れる

職務経歴書とは?どんな役割があるのか

職務経歴書は、あなたがこれまでどんな仕事をしてきたかを文章で伝えるビジネス文書です。
職歴や業務内容、使用スキル、成果などを時系列にまとめ、自分の“キャリア”を採用担当者にわかりやすく伝えることが目的です。

書かれる項目の例:

  • 職務要約(経歴のまとめ)
  • 会社名・所属部署・在籍期間
  • 担当業務と役割
  • 実績(できるだけ数値で)
  • 保有スキル・資格
  • 自己PR

ポートフォリオとは?職務経歴書とどう違う?

ポートフォリオは、これまでに自分が手がけた制作物やアウトプットをまとめた資料や作品集です。
職務経歴書では伝わりにくい「実際にどんなモノが作れるのか」「どれくらいの完成度か」を視覚的に示します。

よくあるポートフォリオの内容:

  • Web・グラフィックデザインの作品例
  • WebサイトやアプリのUI設計
  • コーディングしたソースコード(GitHubなど)
  • ライターなら執筆記事のリンク集
  • マーケターなら提案資料、キャンペーン施策の実例
  • 動画編集者ならYouTubeなどの公開URLやダイジェストムービー

なぜこの2つは「併用」されるのか?

職務経歴書だけでは、「何をやってきたか」は伝わっても、「どうやって作ったか」「どのレベルで仕上げたか」まではわかりません。
そこでポートフォリオを併用することで、以下のような相互補完が可能になります。

職務経歴書が伝えることポートフォリオが証明すること
業務内容や成果の概要実際のアウトプット(作品や成果物)を裏付ける
自己PRや強み強みが反映された実例を具体的に見せる
使用スキル(Photoshopなど)そのスキルを使った制作物のレベル

実践テクニック:職務経歴書にポートフォリオのURLを載せる方法

職務経歴書の中に、Web上のポートフォリオURLを記載しておくとスムーズです。

記載例①:文頭に明記

職務経歴書  
山田 太郎  
ポートフォリオURL:https://taro-portfolio.com

記載例②:プロジェクト欄の中で参照

【プロジェクト】企業採用サイトのバナー制作  
担当:企画・デザイン・コーディング  
▶ 実績URL:https://taro-portfolio.com/#banner01

よくある質問(FAQ)

Q1. ポートフォリオがないと不利になる?

職種によります。
デザイナーやエンジニア、クリエイティブ職では提出を求められるケースが多く、ないと実力が伝わりにくく不利になることも。
一方、一般事務や営業職などでは必須ではありませんが、提案資料や企画書などをまとめておくと差別化に。


Q2. 職務経歴書とポートフォリオは同じ内容を重複していい?

基本的にOKですが、**職務経歴書は「文章で説明」、ポートフォリオは「ビジュアルで見せる」**と役割が違うため、重複しても問題ありません。
むしろ「この案件の詳細はポートフォリオに記載」といった連携を意識しましょう。


まとめ|職務経歴書とポートフォリオ、それぞれの違いと役割を理解して使い分けよう

✅ 職務経歴書は、キャリアや実績を論理的に伝える“説明書”
✅ ポートフォリオは、実際のスキルやアウトプットを示す“証拠資料”
✅ 両者をセットで提出することで、説得力と印象が大きく向上
✅ 文章とビジュアルの両面から自己アピールすることが、選考突破の近道

職務経歴書で「どんな仕事をしてきたか」を伝え、ポートフォリオで「どんな成果を出せるか」を見せましょう。
この2つを使い分ければ、あなたの魅力はより深く、確実に伝わります。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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