【未経験者向け】職務経歴書の「自己PR」例文と書き方ガイド｜転職成功に導く実践テクニック

未経験職への転職、自己PRで何をどう書けばいい？

未経験の職種へチャレンジする際、「職務経歴書に何を書けばいいのか」「自己PRが書けない…」と悩む方は少なくありません。

✅ 経験がないからアピールできる実績がない
✅ 今までの仕事と応募先の職種がまったく違う
✅ 自己PR欄に書ける内容が思いつかない…

しかし、たとえ職種が未経験でも、これまでの経験で得たスキルや仕事への姿勢、人柄は必ず武器になります。 自己PR欄では「経験」ではなく「適性」と「成長意欲」をしっかり伝えることが大切です。

この記事では、未経験から転職を目指す方のために、自己PRの書き方のコツと、すぐ使える例文を職種別に多数ご紹介します。

未経験職への自己PRで伝えるべき3つのポイント

1. なぜその職種に挑戦したいのか（志向・目的）
2. 前職で得たスキルや経験がどう活かせるのか（汎用スキル）
3. 意欲・行動力・学習意識の高さ（ポテンシャル）

▶ 重要なのは「この人なら未経験でも伸びそう」「一緒に働きたい」と思ってもらうこと。

自己PRの構成例（テンプレート）

1. 強みやスキルを一言で要約
2. 具体的な経験・行動エピソードで裏付け
3. 応募職種でどう活かせるか、貢献できるかを示す

【未経験転職】自己PR 例文集（職種別）

✅ 事務職への転職（前職：接客業）

前職ではアパレルショップの販売スタッフとして、接客・在庫管理・発注・売上管理など幅広い業務に携わってきました。特に、丁寧かつ迅速な対応を意識し、顧客満足度向上に努めてきました。日々の業務でExcelを使った売上入力や在庫表作成を行っていた経験から、事務業務にも活かせるPCスキルと正確性を培ってきたと感じています。未経験ではありますが、サポート業務への興味と学ぶ姿勢を大切に、早期に貢献できるよう努力いたします。

✅ 営業職への転職（前職：コールセンター）

電話応対の中でお客様のご要望やお困りごとを丁寧にヒアリングし、適切なご案内をすることで信頼を得ることができました。特に、マニュアルにないケースでも自ら考え、柔軟に対応した経験から「人と接する力」と「課題解決力」を磨くことができたと感じています。未経験からの挑戦となりますが、お客様のニーズに応える営業職に強く惹かれ、目標に向かって粘り強く取り組む姿勢で即戦力になれるよう取り組みます。

✅ IT・エンジニア職への転職（前職：製造業）

製造業の現場で、仕様変更や突発的なトラブルにも冷静に対応し、効率的に作業を進める力を養いました。また、独学でPythonやHTMLを学び、業務の中でもマクロ作成や帳票の自動化を実践する機会がありました。技術への興味が強まり、IT分野でキャリアを築きたいと考えるようになり、今回未経験ながら応募いたしました。学び続ける姿勢と現場で培った柔軟性を活かし、早期のスキル習得とチーム貢献を目指します。

✅ 医療事務への転職（前職：営業職）

営業職として多数のお客様と信頼関係を築いてきた経験を活かし、医療現場でも患者様やスタッフとの円滑なコミュニケーションを大切にしたいと考えています。もともと医療業界に興味があり、医療事務講座を修了し、レセプト業務にも対応できる基礎知識を身につけました。未経験ではありますが、丁寧な対応力と責任感を強みに、患者様に安心していただける窓口づくりに貢献したいと考えています。

自己PRで使える「未経験でも伝わる強み」キーワード集

NG例と改善ポイント

まとめ｜未経験でも伝わる！自己PRの極意

✅ 経験ではなく「姿勢・強み・適性」で勝負
✅ 前職の経験を「どう活かせるか」に言い換える
✅ ポジティブな言葉選びと具体的な行動エピソードを添える
✅ 転職後にどう貢献したいかを一言で示すと効果的

未経験だからこそ、伸びしろ・柔軟性・意欲が評価されます。職務経歴書の自己PRでは、あなたの「人となり」と「成長する力」を丁寧に伝えて、採用担当者に「この人と働きたい」と思わせましょう。準備を重ねた自己PRが、未経験からの転職成功のカギになります。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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