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職務経歴書に「バイトは書く」べき?|判断基準・効果的な書き方・アピールのコツを徹底解説

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バイト経験は職務経歴書に「書く」?「書かない」?迷ったときの正しい判断法

転職や就職活動の際に作成する職務経歴書。
その中で意外と多くの人が悩むのが、

✅ アルバイトの経験って職務経歴書に書いていいの?
✅ 書いたほうが印象が良い?それともマイナスになる?
✅ 書くならどう書けばアピールにつながるの?

という疑問です。

結論から言えば、「バイトは書く」べきケースが多く存在します。
特に社会人経験が浅い方、バイトで専門的な業務や責任ある立場を経験した方にとっては、立派な職歴として活かせる材料になります。

この記事では、「バイトは書くべきかどうか」の判断基準から、書く場合の構成・記載例・アピール方法・注意点まで、採用担当者の視点を踏まえて丁寧に解説します。


【前提】職務経歴書にバイトは「書いてOK」!

職務経歴書は、単に正社員の職歴だけを記載する書類ではありません。
応募職種に関連性があり、そこで得たスキルや成果が業務に活かせるものであれば、バイト経験も十分に価値ある職歴として評価されます。


【判断基準】バイト経験を書くべきかどうかのチェックリスト

以下のいずれかに当てはまる場合、バイト経験は積極的に書いてOKです。

✅ チェック項目理由
勤続期間が3か月以上ある安定して業務を経験してきた証になる
応募職種と関連性があるスキルの再現性が期待されるため
責任ある業務を任されていた信頼性・積極性をアピールできる
数字や実績で語れる成果がある定量的な評価がしやすい
社会人経験が少ない・初めての職務経歴書バイト経験がキャリアの柱になる

バイトを職務経歴書に書くときの基本構成

職務経歴書にバイト経験を書く際は、正社員と同様の構成でOKです。以下の形式で書くと読みやすく、採用担当者にも伝わりやすくなります。

■ 書き方テンプレート

【勤務先】株式会社〇〇(アルバイト)
【勤務期間】20XX年4月 ~ 20XX年10月
【勤務地】〇〇店(都内)
【職種】接客販売スタッフ

【業務内容】
・レジ対応、商品補充、POP作成
・在庫管理、発注業務、新人スタッフのOJT指導

【実績・成果】
・月間販売キャンペーンで売上前年比120%達成
・お客様アンケートで応対評価「非常に満足」が90%超

実際のバイト経験を活かした記載例(職種別)

◎ 小売・販売スタッフの例(コンビニ)

株式会社ローソン(アルバイト)
勤務期間:2020年5月 ~ 2023年3月
職種:販売・接客スタッフ

【主な業務内容】

  • レジ対応(現金・キャッシュレス)、公共料金収納業務
  • 商品陳列・発注・棚割りの改善提案
  • 新人スタッフの指導・シフト調整

【実績】

  • 店舗内「優秀スタッフ」表彰(2022年)
  • 発注ミス削減により廃棄コスト10%削減を達成

◎ 飲食店ホールスタッフの例

株式会社グルメダイニング(アルバイト)
勤務期間:2019年3月 ~ 2022年2月
職種:ホールスタッフ

【主な業務内容】

  • 来店客の接客、注文受付、配膳、クレーム対応
  • 月間予約管理、宴会対応、顧客アンケート実施
  • パートリーダーとして5名のスタッフ教育を担当

【実績】

  • 常連客の獲得により客単価が平均15%向上
  • 店舗スタッフ育成プログラムの見直しに関与

アピール力を高めるためのポイント

ポイント説明
業務内容はできるだけ具体的に単なる「接客」ではなく「1日平均●人対応」など詳細に
成果・評価は数字で示す売上・顧客満足度・評価などがあると説得力が高まる
「どのように工夫したか」も入れる主体的な働き方が伝わるようにする
応募職種との共通点を明示する「この経験がどう活かせるか」を文章で伝える

よくある質問(Q&A)

Q. バイトを正社員として書くのはNG?

**絶対にNGです。**雇用形態を偽るのは虚偽記載となり、選考落ち・内定取消のリスクがあります。必ず「アルバイト」「パート」などを明記しましょう。


Q. 複数のバイトがある場合は全部書く?

すべて書く必要はありません。応募職種に関連性が高いものや、長期間勤務したものを優先的に選びましょう。


Q. 書いたことでマイナス評価にならない?

適切に書けばマイナスどころか、誠実さ・実務経験・成長意欲の証明になります。
特に社会人経験が少ない人の場合、むしろプラス評価されるケースが多いです。


まとめ|職務経歴書には「バイトは書く」べき!内容と伝え方がカギ

✅ バイト経験は立派な職歴!応募職種に関係があるなら積極的に記載しよう
✅ 雇用形態は「アルバイト」と明記し、仕事内容・成果を具体的に記述
✅ 数字・評価・工夫を盛り込むことで、アピール力が大きく高まる
✅ 複数ある場合は「関連性」と「継続性」で取捨選択する

バイトだからといって軽視せず、働いた中で得たスキルや経験をしっかり言語化することが、次のチャンスにつながります。
あなたのアルバイト経験も、きちんと書けば“選ばれる理由”になります。自信を持って、職務経歴書に記載していきましょう。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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