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履歴書の「学歴が抜けた」場合の対処法とは?正しい書き方とチェックポイントを解説!

keireki0530

履歴書を作成する際、**「学歴が抜けた!」「書き忘れた学校がある!」**と後で気づくことはありませんか?
学歴は、採用担当者が応募者の経歴を確認する重要な情報のため、記載漏れがあると「履歴書が雑」「注意力が低い」と悪印象を与える可能性があります。

本記事では、履歴書で学歴が抜けた場合の対処法、修正方法、学歴欄を正しく記載するポイントについて詳しく解説します。


履歴書の学歴が抜けた場合のリスクとは?

履歴書に学歴の抜けがあると、以下のような問題が発生する可能性があります。

1. 「経歴詐称」と誤解される

学歴の抜けがあると、意図的に経歴を隠していると疑われることがある
特に大学中退や転校の履歴を省略すると、不審に思われる場合がある

📌 例(NG)

2015年4月 〇〇大学 入学
2019年3月 〇〇大学 卒業

(途中で別の大学に転学したのに、それを記載しないと経歴の空白ができる)


2. 「注意力が足りない人」と思われる

履歴書のミス=仕事でもミスが多いのでは?と判断される
細かい部分をチェックせず提出するのは、ビジネスマナーの欠如と受け取られる

📌

2018年3月 〇〇高等学校 卒業
2022年3月 △△大学 卒業

(本来は専門学校を経て大学に編入したのに、専門学校の記載が抜けている)


3. 適切な評価がされない

応募職種に関係する学歴が抜けていると、スキルや専門知識が評価されない
資格を取得した学校が抜けると、証明ができず不採用につながることも

📌

学歴
2015年4月 〇〇高校 入学
2018年3月 〇〇高校 卒業
2019年4月 △△専門学校 入学

(卒業が抜けていると「この人は卒業したのか?」と疑問を持たれる)


学歴が抜けた場合の正しい修正方法

1. 手書き履歴書の場合

書き足せるスペースがあるなら、二重線+訂正印を使って追加記入
スペースがない場合、最初から書き直すのがベスト

📌

2015年4月 〇〇高校 入学
2018年3月 〇〇高校 卒業
 ~2019年4月 △△専門学校 入学(抜けていた)~ → 2019年4月 △△専門学校 入学
2021年3月 △△専門学校 卒業

(訂正印を押して、正しく書き直す)

📌 注意点

  • 修正テープ・修正液はNG!(ビジネスマナー違反)
  • 修正箇所が多い場合は、書き直した方がきれいに仕上がる

2. パソコン作成の履歴書の場合

抜けていた学歴を正しく入力し、再印刷する
提出前にPDFで保存し、誤りがないか確認する

📌

学歴
2015年4月 〇〇高校 入学
2018年3月 〇〇高校 卒業
2019年4月 △△専門学校 入学
2021年3月 △△専門学校 卒業

(抜けていた「専門学校の入学・卒業」を追加)

📌 注意点

  • 誤りがある履歴書はそのまま提出せず、修正してから再印刷する
  • デジタル履歴書は企業によってフォーマット指定がある場合があるので、要確認!

履歴書の学歴欄で抜けを防ぐ方法

1. 「入学」「卒業」のセットで記載する

学歴は「入学」と「卒業」をセットで書くのが基本
途中で転校・中退・編入した場合も、時系列で明記する

📌 OK例

学歴
2015年4月 〇〇高等学校 入学
2018年3月 〇〇高等学校 卒業
2018年4月 △△専門学校 ○○学科 入学
2020年3月 △△専門学校 ○○学科 卒業
2020年4月 □□大学 ○○学部 編入学
2023年3月 □□大学 ○○学部 卒業

(学歴の抜けがなく、時系列が分かりやすい)


2. 学歴の空白期間を作らない

短期間の学校でも、学歴として記載する方が誠実な印象になる
「2018年3月 高校卒業」→「2020年4月 大学入学」など、間が空く場合は理由を面接で説明できるようにする

📌

2018年3月 〇〇高校 卒業
2019年4月 △△専門学校 入学(記載漏れ)
2021年3月 △△専門学校 卒業
2021年4月 □□大学 入学

(専門学校の入学・卒業が抜けていた場合、学歴に空白ができてしまう)


3. 印刷して紙で確認する

PC作成の場合も、印刷して紙の履歴書を確認するとミスを防げる
画面で見るより、紙にすると見落としが少なくなる

📌 チェックリスト

  • 学歴がすべて記載されているか?
  • 「入学」「卒業」がセットで書かれているか?
  • 編入・転校などが正しく記載されているか?

4. 履歴書を第三者にチェックしてもらう

家族や友人に履歴書を見てもらい、学歴の抜けがないか確認する
別の視点でチェックすることで、誤りを防げる


まとめ

履歴書の学歴欄に「抜け」があると、経歴詐称や注意力不足と判断される可能性があるため、慎重に記載することが大切です。

学歴は「入学」「卒業」をセットで記載する
転校・編入・中退の履歴も省略せず、正しく書く
学歴の空白期間を作らないように注意する
手書きの履歴書なら「二重線+訂正印」、PC作成なら修正後に再印刷する
印刷して紙でチェックし、第三者にも確認してもらうとミスを防げる

正しい学歴の書き方を理解し、完璧な履歴書を作成して、スムーズな就職・転職活動につなげましょう!

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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