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履歴書の「職歴」欄の正しい書き方|採用担当者に伝わる記入例とポイントを解説!

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はじめに

履歴書を作成する際、

  • 「職歴の書き方が分からない…」
  • 「アルバイト経験は書くべき?」
  • 「転職回数が多い場合、どのようにまとめればいい?」

と悩んだことはありませんか?

履歴書の職歴欄は、採用担当者が応募者の実務経験やスキルを判断する重要なポイントです。
正しい書き方を知らないと、採用担当者に意図が伝わらず、不利になる可能性があるため注意が必要です。

本記事では、職歴の基本的な書き方、職種別の記入例、アルバイト経験・転職回数が多い場合の対応、職歴を書く際の注意点を詳しく解説します!


1. 履歴書の職歴欄の基本ルール

職歴は「時系列」で記載する(新しい順ではなく、古い順)
会社名は正式名称で記載する(例:「〇〇株式会社」「株式会社〇〇」)
入社・退職年月を統一し、簡潔に書く(西暦 or 和暦を統一)
業務内容は簡潔にまとめる(詳細は職務経歴書に記載)
職歴がない場合は「なし」と記載し、空欄にしない

📌 職歴の記入フォーマット

【職歴】
20XX年4月 株式会社〇〇 入社(営業職)
      法人向けの新規開拓営業を担当
20XX年3月 株式会社〇〇 退職(キャリアアップのため)

20XX年4月 株式会社△△ 入社(マーケティング職)
      Web広告の運用・分析業務を担当
現在に至る

シンプルかつ具体的に書くことで、採用担当者に伝わりやすい!


2. 職歴欄の正しい書き方(パターン別)

(1) 新卒・転職経験なしの場合

初めての正社員経験の場合、1社のみ記載する

📌 記入例

【職歴】
2020年4月 株式会社〇〇 入社(事務職)
      一般事務業務、データ入力、電話応対を担当
現在に至る

転職経験がない場合は、現在の職歴のみを記載!


(2) 転職経験がある場合

複数の職歴がある場合、時系列順に記載
「業務内容」を簡潔にまとめる(詳細は職務経歴書に記載)
退職理由は履歴書には書かず、面接で説明

📌 記入例

【職歴】
2015年4月 株式会社〇〇 入社(営業職)
      法人営業、新規顧客開拓を担当
2019年3月 株式会社〇〇 退職(自己都合)

2019年4月 株式会社△△ 入社(マーケティング職)
      SNS広告運用・Webマーケティングを担当
2023年3月 株式会社△△ 退職(キャリアアップのため)

2023年4月 株式会社□□ 入社(企画職)
      新商品の企画開発・市場分析を担当
現在に至る

退職理由は「一身上の都合」「キャリアアップのため」と簡潔に書く!


(3) アルバイト経験を書く場合

アルバイトは「職歴」には基本的に記載しない(ただし長期間・関連業務ならOK)
正社員経験がない場合は、アルバイト経験を記載してアピール

📌 記入例(アルバイト経験を活かす場合)

【職歴】
2019年4月~2022年3月 〇〇カフェ(アルバイト)
           接客・レジ業務・ドリンク作成を担当
2022年4月 株式会社△△ 入社(販売職)
      店舗販売・売上管理・接客業務を担当
現在に至る

アルバイト経験を書く場合は、企業との関連性を意識して記載!


(4) 転職回数が多い場合

職歴が多い場合は、詳細を省略し「まとめて記載」するのもOK

📌 記入例

【職歴】
2010年4月 株式会社〇〇 入社(営業職)
      法人営業、新規顧客開拓を担当
2013年3月 株式会社〇〇 退職

2013年4月~2023年3月 株式会社△△、株式会社□□ など計3社にて営業職を経験
           主に法人営業・提案営業を担当
2023年4月 株式会社◇◇ 入社(企画職)
      新商品開発・市場分析を担当
現在に至る

転職回数が多い場合、業務内容を簡潔にまとめて記載!


(5) 会社が倒産・リストラの場合

退職理由は「会社都合退職」と記載するのが一般的

📌 記入例

【職歴】
2020年4月 株式会社〇〇 入社(事務職)
      一般事務業務、データ入力、電話応対を担当
2023年3月 株式会社〇〇 退職(会社都合により退職)

「会社都合」と記載すれば、自己都合退職とは異なることを明確にできる!


3. 職歴を書く際の注意点

(1) 西暦・和暦を統一する

「西暦(例:2023年)」または「和暦(例:令和5年)」で統一する
履歴書内で表記が混在しないよう注意!

📌 NG例(西暦と和暦が混在)

2018年4月 株式会社〇〇 入社
令和2年3月 株式会社〇〇 退職

📌 OK例(統一する)

2018年4月 株式会社〇〇 入社
2020年3月 株式会社〇〇 退職

履歴書全体の統一感を意識すると、見やすくなる!


(2) 会社名は正式名称で記載

略称は使わず、登記上の正式な社名を記載する

📌 NG例

2019年4月 〇〇商事 入社

📌 OK例

2019年4月 〇〇商事株式会社 入社

正式な企業名を記載し、信頼感を高める!


4. まとめ

📌 履歴書の職歴欄のポイント職歴は「時系列順」に記載(古い順から)
会社名は正式名称で書き、入社・退職年月を統一する
退職理由は履歴書には詳しく書かず、面接で説明する
アルバイト経験を書く場合は、職種との関連性を意識
転職回数が多い場合は「まとめて記載」する方法もあり

履歴書の職歴欄を正しく書いて、採用担当者に好印象を与えましょう!

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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