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履歴書の「入学予定」の正しい書き方とは?記入例や注意点を解説!

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履歴書を作成する際、「これから進学する予定がある場合、履歴書に『入学予定』と書いてもいいのか?」と疑問に思うことはありませんか?

特に、専門学校や大学に入学予定の状態で就職活動をする場合、履歴書の学歴欄にどのように記入すればいいのか迷うことがあるでしょう。

本記事では、履歴書における「入学予定」の正しい書き方や、記載する際のポイント、面接での対応方法について詳しく解説します。


履歴書の学歴欄に「入学予定」は書いてもいいのか?

結論から言うと、履歴書の学歴欄に「入学予定」と記載するのは問題ありません。

ただし、正式に合格している場合まだ受験前または結果待ちの場合で書き方が異なるため、それぞれの状況に応じた適切な表記が必要です。

すでに合格が決まっている場合 → 「〇〇学校(入学予定)」と明記してOK
受験前または結果待ちの場合 → 「〇〇学校(受験予定)」などと記載し、状況を伝える


履歴書の「入学予定」の正しい書き方

1. すでに合格が決まっている場合

合格が確定しており、入学が決まっている場合は、以下のように記載します。

✅ 記入例(専門学校・大学に進学予定の場合)

学歴
2024年3月 〇〇高等学校 卒業予定
2024年4月 △△専門学校 ○○学科 入学予定

✅ 記入例(社会人が再進学予定の場合)

学歴
2015年3月 〇〇大学 △△学部 卒業
2024年4月 □□専門学校 入学予定

2. 受験前または合格発表待ちの場合

合格がまだ決まっていない場合は、「入学予定」ではなく、「受験予定」と記載するのが一般的です。

✅ 記入例(受験予定の場合)

学歴
2024年3月 〇〇高等学校 卒業予定
2024年4月 △△専門学校 ○○学科 受験予定

このように記載することで、「まだ合格していないが、進学の意思がある」ことを明確に伝えられます。

3. すでに進学を断念した場合

履歴書を提出する時点で進学の意思がなくなっている場合は、学歴欄に記載する必要はありません。
一度合格していても入学しないのであれば、履歴書には書かない方が無難です。


「入学予定」を記載する際の注意点

1. 「入学予定」が採用に影響する可能性がある

採用担当者は、「この人は進学のために短期間で退職するのでは?」と考えることがあります。
そのため、面接では**「入学後も仕事を継続できるのか」**について質問される可能性があります。

事前に進学と仕事の両立について説明できるように準備する
フルタイムの仕事が難しい場合は、アルバイト・パート勤務を希望する旨を記載する

2. 「入学予定」があることを職歴欄にも反映する

もし進学後に就業形態が変わる(例えば正社員ではなくアルバイトになる)場合は、履歴書の職歴欄にその旨を明記すると良いでしょう。

✅ 記入例(進学後も勤務を希望する場合)

職歴
2023年4月 〇〇株式会社 入社
2024年4月 △△専門学校 入学予定のため、アルバイト契約へ変更予定

このように記載することで、企業側に「進学後も仕事を継続する意思がある」ことを伝えられます。


面接で「入学予定」について聞かれた場合の回答例

履歴書に「入学予定」と記載すると、面接で進学に関する質問をされる可能性があります。
主な質問例と適切な回答を紹介します。

1. 「入学後も働くことは可能ですか?」

良い回答例

「入学後も仕事を続ける予定です。授業のスケジュールを考慮しながら、勤務時間を調整して働くつもりです。」  

悪い回答例

「まだ決めていません。入学してから考えます。」(曖昧な回答は避ける)

2. 「進学と仕事を両立するためのスケジュールはどうなっていますか?」

良い回答例

「授業は週3回、午後のみなので、午前中は通常どおり勤務できます。土日も出勤可能です。」  

悪い回答例

「まだ時間割が決まっていないので分かりません。」(具体性のない回答はNG)

このように、事前に具体的なスケジュールを想定しておくと、企業側も安心して採用を検討できます。


履歴書の「入学予定」についてのまとめ

すでに合格が決まっている場合は「入学予定」、受験前なら「受験予定」と記載
進学の予定が変わった場合は、履歴書を修正し、最新情報に更新する
進学後の働き方について、面接でしっかり説明できるよう準備する
履歴書の職歴欄にも「入学予定のため雇用形態変更予定」などを記載すると誤解を防げる

履歴書に「入学予定」を記載する際は、企業側の視点を考えながら、働く意欲が伝わるように書くことが大切です。
正しく記入し、面接でもしっかりと説明できるよう準備を整えて、スムーズな就職活動を進めましょう!

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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