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在職中の履歴書「本人希望欄」の正しい書き方!転職・副業応募時のポイントを解説

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転職活動や副業の応募で履歴書を書く際、「在職中だけど、本人希望欄には何を書けばいい?」「退職予定日を書くべき?」「面接日程の希望を伝えてもいい?」 などと悩むことはありませんか?

在職中の応募では、希望する入社時期、面接日程、退職予定、業務引継ぎの都合などを企業に伝えることが大切です。
しかし、伝え方によっては企業側にネガティブな印象を与える可能性もあるため、慎重に書く必要があります。

本記事では、在職中の方が履歴書の「本人希望欄」に記入すべき内容、希望がない場合の書き方、注意点、NG例について詳しく解説します!


1. 在職中の場合、履歴書の「本人希望欄」には何を書くべき?

📌 在職中に記載すべき項目

在職中で転職・副業を希望する場合、企業に伝えておくとスムーズに選考が進む情報を記載するのがポイントです。

📌 記載すべき内容(希望がある場合)
退職予定日・入社可能時期(転職活動の場合)
面接可能な日時(在職中でスケジュール調整が必要な場合)
副業の場合の勤務可能時間(副業として応募する場合)

📌 記載しない方がよい内容
「早く転職したい」「今の職場が不満」など、ネガティブな表現
「面接は○曜日○時しか無理」など、一方的な条件提示
退職が決まっていないのに具体的な日付を記載する

企業側の都合も考慮しながら、柔軟な表現で記入することが大切!


2. 本人希望欄の書き方(希望なし・希望あり)

📌 希望が特にない場合の記入例

退職時期や面接日程について特に希望がない場合は、「貴社の規定に従います」と記載するのが一般的です。

📌 記入例①(希望なしの場合)

貴社の規定に従います。

📌 記入例②(希望なし+前向きな姿勢をアピール)

貴社の規定に従います。  
貴社の方針に従い、柔軟に対応させていただきます。

「希望なし」でも、柔軟な姿勢を示すことで好印象を与えられる!


📌 入社可能時期を伝える場合

転職活動で入社可能時期を伝えたい場合は、柔軟な表現を使うことがポイントです。

📌 記入例③(退職予定が決まっている場合)

現在、在職中ですが、〇年〇月末に退職予定です。  
そのため、〇年〇月〇日以降の入社が可能です。  
業務の引継ぎ等で多少前後する可能性がございますが、ご相談の上、調整できればと考えております。

📌 記入例④(退職日が未確定の場合)

現在、在職中ですが、内定をいただき次第、現職と調整のうえ、円満退職を進める予定です。  
入社可能時期につきましては、ご相談の上、調整させていただけますと幸いです。

「退職が決まっている」「調整が必要」など、状況に応じた表現を使うのが大切!


📌 面接日程の希望を伝える場合

在職中のため、面接可能な日時を伝えたい場合は、企業に配慮しながら記載するのがポイントです。

📌 記入例⑤(面接の希望日がある場合)

現在、在職中のため、面接は平日18時以降、もしくは土日でご調整いただけますと幸いです。  
貴社のご都合に合わせて可能な限り調整いたしますので、ご相談いただけますと幸いです。

📌 記入例⑥(希望日時が限定的な場合)

現在、在職中のため、面接は平日18時以降でお願いできれば幸いです。  
ただし、貴社のご都合に合わせて可能な限り調整いたしますので、ご相談ください。

一方的な指定にならないように、調整可能な姿勢を見せるのが好印象!


📌 副業として応募する場合

副業として応募する場合、勤務可能な時間帯や曜日を明確にしつつ、調整可能なことを伝えるのがポイントです。

📌 記入例⑦(副業として勤務可能な時間を伝える場合)

現在、本業と並行して働けるアルバイトを探しております。  
週3日程度、平日18時以降または土日祝に勤務可能です。  
勤務時間や曜日につきましては、ご相談の上、柔軟に対応させていただきます。

希望を明確にしつつ、「相談可能」と記載することで印象が良くなる!


3. NGな記入例

在職中の本人希望欄でNGとなる書き方を紹介します。

📌 NG例①(自己中心的な記載)

面接は〇曜日の〇時以外は対応できません。  
入社時期も〇月〇日以降でないと無理です。  

企業側の都合を考慮しない一方的な希望は印象が悪い!

📌 NG例②(退職予定が未定なのに確定日を書く)

現在、在職中ですが、〇月〇日に退職予定です。(※実際には未確定)  

実際に退職日が確定していない場合は、「相談可能」の表現を使う!

「希望はあるが、企業に合わせる姿勢を見せる」ことで好印象につながる!


4. まとめ

在職中の履歴書の「本人希望欄」は、希望を伝えながらも柔軟な姿勢を見せることが重要です。

希望がない場合は「貴社の規定に従います」とシンプルに記載する
入社可能時期を伝える際は、確定している場合のみ具体的な日付を書く
面接日程の希望を書く場合は、「調整可能」と伝えることで印象がよくなる
副業として応募する場合は、勤務可能時間を明記し、調整可能なことを示す
一方的な希望や曖昧な情報は避ける!

適切な「本人希望欄」の記入で、スムーズに転職・副業の応募を進めましょう!

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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