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履歴書の「配偶者とは?」正しい意味と記入方法、注意点を詳しく解説!

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履歴書の中には、「配偶者の有無」「配偶者の扶養義務の有無」などの項目がありますが、**「配偶者とは具体的に何を指すのか?」「婚約者や事実婚のパートナーは配偶者に含まれるのか?」**と迷うことがあるかもしれません。

履歴書の「配偶者」の項目は、主に企業が税務や社会保険の手続きに関する情報を把握するために設けられているものであり、採用の可否には影響しないことが一般的です。

本記事では、履歴書の「配偶者」の意味、正しい記入方法、扶養義務の有無との違い、注意点などを詳しく解説します。


1. 履歴書の「配偶者」とは?

履歴書の「配偶者」とは、**法的に結婚しているパートナー(夫・妻)**を指します。
「戸籍上の婚姻関係があるかどうか」が基準となるため、以下のような場合の扱いに注意が必要です。

📌 「配偶者」の定義結婚している(婚姻届を提出済み) → 配偶者「あり」
離婚した・未婚・死別した → 配偶者「なし」

📌 配偶者に含まれないケース婚約中(まだ結婚届を提出していない) → 配偶者「なし」
事実婚(法律上の婚姻関係がない) → 配偶者「なし」(※ただし、企業によっては例外あり)
内縁関係 → 配偶者「なし」(※一部の企業では「事実婚」も認める場合あり)

履歴書での「配偶者」は、法律上の結婚をしているかどうかで判断!


2. 履歴書の「配偶者」欄の記入方法

履歴書の「配偶者」欄は、一般的に以下のように記載します。

📌 履歴書の「配偶者」の記入例

状況記入例
既婚(結婚している)配偶者:あり
未婚(結婚歴なし)配偶者:なし
離婚している配偶者:なし
死別している配偶者:なし

📌 記入例

配偶者:あり

または

配偶者:なし

結婚している場合のみ「あり」、それ以外は「なし」と記入!


3. 「配偶者の扶養義務の有無」との違い

履歴書には、「配偶者の有無」のほかに、「配偶者の扶養義務の有無」という項目があることもあります。
この2つは、意味が異なるため注意が必要です。

📌 「配偶者の扶養義務」とは? 「扶養義務の有無」とは、配偶者を税法上・社会保険上の扶養に入れているかどうかを示す項目です。

「配偶者がいる」= 扶養義務「あり」ではない!(共働きなら「なし」になることも)

📌 「配偶者の扶養義務」記入のルール

配偶者配偶者の扶養義務記入例
いる(専業主婦・主夫)あり配偶者:あり / 扶養義務:あり
いる(共働き・収入あり)なし配偶者:あり / 扶養義務:なし
いない(未婚・離婚・死別)なし配偶者:なし / 扶養義務:なし

📌 記入例

配偶者:あり
扶養義務:なし(共働きのため)

配偶者がいる場合でも、共働きなら「扶養義務なし」となることが一般的!


4. 「配偶者」欄を記入する目的(企業側の意図)

企業が履歴書で「配偶者の有無」を確認する理由は、主に社会保険や税金の処理に関する情報を得るためです。
採用の判断には基本的に関係しません。

📌 企業が配偶者情報を確認する理由社会保険の手続き(配偶者を扶養に入れる必要があるか)
税務処理(配偶者控除が適用されるかどうか)
扶養手当の対象かどうかの確認(企業によっては扶養手当が支給される)

採用選考とは直接関係なく、事務手続きのために記入が求められる!


5. 履歴書の「配偶者」欄を記入する際の注意点

✅ 1. 嘘の記載をしない

履歴書の情報は、入社後の社会保険や税務手続きに影響を与えるため、正確に記入することが重要です。

📌 NG例事実婚なのに「配偶者あり」と記入する(企業の制度によって異なるため注意)
配偶者がいるのに「なし」と記入する(扶養手続きがスムーズに進まない可能性)

正確な情報を記入することで、入社後の手続きがスムーズになる!


✅ 2. 企業によっては「事実婚」も認める場合がある

一部の企業では、法律上の婚姻関係がなくても、事実婚のパートナーを「配偶者」として認める場合があります。
その場合は、事前に企業に確認しておくと安心です。


✅ 3. 企業に伝えたくない場合の対応

「配偶者の有無を企業に伝えたくない」と考える方もいるかもしれませんが、この情報は社会保険や税務手続きに必要なものであり、採用選考には影響しません。
もし気になる場合は、「入社後に手続きを行うので、現時点では未記入」と伝えるのも一つの方法です。


6. まとめ

履歴書の「配偶者」とは、法的に婚姻関係にある夫または妻を指し、事実婚や婚約者は含まれません。
また、「配偶者の有無」と「配偶者の扶養義務」は別の項目であり、正しく理解して記入することが重要です。

法律上の結婚をしている場合のみ「配偶者あり」、未婚・離婚・死別なら「なし」と記入
「配偶者の扶養義務の有無」は、配偶者を扶養に入れているかどうかで判断
履歴書の「配偶者」欄は、社会保険や税務手続きのために必要であり、採用には影響しない
企業によっては「事実婚」を認めるケースもあるため、気になる場合は事前に確認する

履歴書の正しい記入方法を理解し、スムーズに手続きを進めましょう!

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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