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履歴書の「入社」の書き方。職歴欄の正しい記載ルールと注意点

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履歴書の「職歴」と「入社」記載の重要性

転職活動(中途採用)において、履歴書の「職歴」欄は、採用担当者があなたのキャリアとスキルを判断する上で、最も重視する項目の一つです。その職歴のスタート地点を示すのが「入社」の記載です。

「いつ」「どの会社に」入社したのかを、ルールに則って正確に記載することは、あなたの経歴の信頼性を担保する上で非常に重要です。ここでは、履歴書の職歴欄における「入社」の正しい書き方と、関連するマナーについて解説します。

職歴欄の基本的な書き方(「入社」の位置づけ)

履歴書の経歴欄は、まず「学歴」を記載し、その後に「職歴」を記載するのがルールです。学歴をすべて書き終えたら、一行空けて中央に「職歴」と見出しを記し、そこからキャリアを時系列(古い順)で記載していきます。

「入社」の具体的な書き方と必須項目

職歴の各項目は、「入社」した情報から書き始めます。

1. 入社「年月」の記載

まず、入社した年月を記載します。履歴書全体で「西暦(例:2015年)」か「和暦(例:平成27年)」のどちらかに表記を統一する必要があります。(現代のビジネス文書としては、職務経歴書との整合性も取りやすい「西暦」での統一を推奨します)

2. 会社名の「正式名称」

次に、入社した会社名を記載します。「(株)」や「(有)」といった略称は絶対に使用してはいけません。

「株式会社〇〇」「有限会社〇〇」のように、必ず「正式名称」で正確に記載します。

3. 「入社」の記載

会社名の次の行(あるいは会社名の横)に、「入社」と明確に記載します。

(基本的な記載例)

2015年 4月 株式会社〇〇

入社

部署名や業務内容を補足すると、より親切

「入社」と記載するだけよりも、その会社で「何をしていたか」が簡潔に分かると、採用担当者にとって、より分かりやすい職歴となります。

会社名の後や「入社」の行に、()書きなどで、配属された「部署名」や「主な業務内容」を簡潔に補足することをお勧めします。

(補足した場合の記載例)

2015年 4月 株式会社〇〇 入社

営業部 企画グループに配属

(主に〇〇(商品)のマーケティング業務に従事)

雇用形態と「入社」の書き方

転職者の職歴には、様々な雇用形態が混在することもあります。

正社員の場合

あえて「正社員として入社」と記載する必要は、原則としてありません。雇用形態に関する特別な記載がなく、単に「入社」と書かれていれば、採用担当者はそれを「正社員」として解釈するのが一般的です。

契約社員・アルバイト・派遣社員の場合

正社員の経歴と区別するため、雇用形態を明記する必要があります。

(記載例)

2018年 5月 株式会社△△ 入社(契約社員として)

2019年 6月 契約期間満了により退社

(派遣社員の場合の記載例)

2019年 7月 株式会社□□(派遣元)より、株式会社◇◇(派遣先)へ派遣

(〇〇部にて〇〇業務に従事)

2020年 6月 派遣期間満了により退職

在職中(まだ退社していない)の場合の書き方

「入社」の記載をした後、まだその会社に勤務している(在職中)の場合は、「退社」の記載はしません。

最後の職歴として、入社情報を記載した行の下に、以下のように記載します。

(在職中の記載例)

2020年 7月 株式会社◇◇ 入社

営業部にて勤務

現在に至る

職歴欄の最後は「以上」で締めくくる

全ての「入社」「退社」、あるいは「現在に至る」を記載し終えたら、職歴欄がここで終わりであることを示すため、最後の行の右端に「以上」と記載して締めくくります。

結論。「入社」の記載は、正確な会社名と年月が命

履歴書の「入社」の記載は、あなたのキャリアの「事実」を伝えるためのものです。会社名は正式名称で、年月の表記は履歴書全体で統一する、といった基本ルールを守ることが、あなたの「丁寧な仕事ぶり」や「信頼性」を採用担当者に伝える第一歩となります。

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キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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