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職務経歴書の「形式」とは?選び方と効果的な使い分け、記載例つきで徹底解説!

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1. はじめに

転職活動において、職務経歴書は「あなたの仕事の実績・スキル・人柄を伝える営業資料」といっても過言ではありません。そして、その伝え方の第一歩が 「職務経歴書の形式選び」 です。

✅ 「職務経歴書に形式なんてあるの?」
✅ 「自分にはどの形式が合っているのか分からない…」
✅ 「読みやすくて印象に残る形式って?」

この記事では、職務経歴書の代表的な形式(3種類)と特徴、それぞれの向き・不向き、選び方、記載例、さらにフォーマットを活かすポイント を分かりやすく解説します。


2. 職務経歴書における「形式」とは?

職務経歴書の「形式」とは、職歴やスキル、実績などをどのような構成・順番で書くか を指します。以下の3つが代表的です。

✅ 主な3つの形式

形式特徴向いている人
① 編年体形式時系列で職歴を記載職歴に一貫性がある人、経験が豊富な人
② キャリア形式スキルや職務内容でまとめる同職種への転職、実務能力をアピールしたい人
③ ハイブリッド形式時系列+スキルの両方を掲載多職種経験者、職歴の整理が難しい人

3. 各形式の特徴と記載例


✅ ① 編年体形式(時系列形式)

特徴:

  • 最もスタンダードな形式
  • 古い職歴から順に記載(逆でもOK)
  • 職歴の流れが読みやすい

向いている人:

  • 同一業界・職種での経験が長い人
  • キャリアにブランクが少ない人

構成例:

株式会社〇〇(2018年4月〜2023年3月)  
職種:営業職  
【業務内容】  
・法人営業(既存顧客フォロー、商品提案)  
・売上管理、見積書・契約書の作成  
・新規開拓(年10件の契約獲得)

【実績】  
・2021年度 売上目標120%達成  
・新人教育担当として3名を指導

✅ ② キャリア形式(職能形式)

特徴:

  • 職歴の順番ではなく、「スキル」や「経験内容」で分類
  • アピールポイントを強調しやすい

向いている人:

  • 同じ職種で複数企業に勤務していた人
  • 職務の幅は狭いが、専門性が高い人
  • フリーランスやプロジェクト単位で仕事をしてきた人

構成例:

【営業経験】(累計6年)  
・BtoB法人営業(中小企業〜上場企業)  
・新規開拓、既存顧客対応、提案資料作成  
・商談から契約、納品・アフターサポートまで一貫対応

【マネジメント経験】  
・営業チームのサブリーダー(4名)  
・KPI設計、月次目標進捗管理、OJT実施

✅ ③ ハイブリッド形式(編年体+キャリア形式)

特徴:

  • 時系列とスキル整理の“いいとこ取り”
  • 各職歴に「実績」や「習得スキル」を加えて強調できる

向いている人:

  • 職種や業界が混在している人
  • 自分の強みを伝えつつ職歴も明示したい人

構成例:

株式会社〇〇(2019年4月〜2022年3月)  
【職種】事務職(営業サポート)  
【業務内容】  
・受発注処理、請求書発行、在庫管理  
・電話応対、スケジュール調整

【経験スキル】  
・Excel(VLOOKUP、ピボット)  
・社内システム(販売管理ソフト)  
・コミュニケーション力/チーム連携力

4. 形式を選ぶポイントは「読みやすさ」と「伝えたいこと」

形式に正解はありませんが、採用担当者にとって**「読みやすく」「伝わりやすい」ことが最重要**です。

📌 選び方のヒント

  • キャリアに一貫性がある人 → 編年体形式がおすすめ
  • スキルを前面に出したい人 → キャリア形式
  • 複数職種・業界の経験あり/アピールポイントが多い人 → ハイブリッド形式

5. フォーマットを整える3つのポイント

✅ 1. 書式はA4サイズ・1〜2枚に収める

基本はA4サイズ。内容が多い場合でも最大2枚までが望ましいです。

✅ 2. フォント・文字サイズを統一

  • 推奨フォント:MS明朝、MSゴシック、游ゴシックなど
  • サイズ:11pt〜12pt(読みやすさを意識)

✅ 3. 見出し・箇条書きを活用して視認性UP

  • 「■」「●」「―」などの記号で情報を整理
  • 長文にならないよう、要点を箇条書きに

6. よくある質問(FAQ)

Q:複数の形式を混ぜてもいい?

OKです。 たとえば「編年体で職歴を説明し、最後にキャリア形式で経験スキルを整理する」など、読者が理解しやすければ自由にアレンジ可能です。

Q:テンプレートは使ってもいい?

問題ありません。 ただし、他人と同じになりすぎないように「実績」「数字」などであなたらしさを出しましょう。


7. まとめ|職務経歴書の「形式」は“魅せ方”の鍵!

職務経歴書には「編年体」「キャリア」「ハイブリッド」の3形式がある
自分のキャリアの特徴に合わせて形式を選ぶと、より伝わる書類に!
内容だけでなく「読みやすさ」「構成」も採用担当者への配慮の一つ
迷ったらハイブリッド形式が汎用性高くおすすめ


📌 あなたの経験を“伝わるカタチ”に変えるために、職務経歴書の形式選びはとても大切です。
読み手を意識して、自分らしい強みをしっかり届けましょう! 💼📝✨

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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