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転職3回目(4社目)の職務経歴書。書き方のポイントと注意点

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転職3回目(4社目応募)で懸念される点

転職回数が3回目、つまり4社目の企業へ応募する段階になると、職務経歴書の作成において、採用担当者の視点をより強く意識する必要があります。採用担当者は、転職回数が「3回」という事実から、「定着性に欠けるのではないか」「キャリアプランに一貫性がないのではないか」といった懸念を抱く可能性があります。

職務経歴書は、これらの懸念を払拭し、3社で培った経験が応募先企業にとって「強み」となることを論理的に示すための重要な書類となります。

職務要約。3社分の経験の一貫性を示す

職務経歴書の冒頭に記載する職務要約は、採用担当者が応募者の全体像を把握するために非常に重要です。転職が3回目(3社経験)の場合、この要約欄で、1社目から3社目までの経験を通じて一貫して追求してきた「軸」や「専門性」を簡潔に明示する必要があります。

単に3社分の職歴を要約するのではなく、例えば「一貫して〇〇分野での専門性を高めるため、〇〇、〇〇、〇〇といった経験を積んできました」といった形で、経験の連動性とステップアップを明確に伝えることが求められます。

職務経歴欄の形式と記載内容

転職3回目の場合、時系列に沿って職歴を記載する「編年体式」が一般的ですが、一貫した職種(例。営業職、エンジニア職など)を経験してきた場合は、職務内容ごとに経歴をまとめる「キャリア式」も有効な選択肢となります。キャリア式を用いることで、複数の企業で培った専門性の高さをより強調しやすくなります。

どの形式を選ぶにせよ、各社での具体的な業務内容と、そこで上げた実績(可能であれば数値)を記載します。特に、直近の職歴(3社目)において、それまでの経験を活かしてどのように貢献したかを具体的に示すことが重要です。

転職理由の明確化と一貫性

転職回数が3回となると、それぞれの転職理由に一貫性があるかどうかが厳しく見られます。1社目から2社目、2社目から3社目、そして今回(3社目から4社目)の転職理由が、場当たり的なものではなく、自身のキャリアプランに基づいた主体的な選択であったことを示す必要があります。

職務経歴書に全ての転職理由を詳細に記載する必要はありませんが、面接では必ず質問されると想定し、論理的で前向きな説明(例。「〇〇のスキルを習得するため」「より〇〇な環境で専門性を発揮するため」)ができるよう、内容を整理しておくことが不可欠です。

自己PRで定着性と経験の幅をアピールする

自己PR欄では、3社の異なる環境を経験したからこそ得られた強みをアピールします。例えば、「多様な企業文化や業務プロセスへの高い適応能力」「幅広い業界知識」「多角的な視点に基づく課題解決能力」などは、経験豊富な人材としての価値を示す材料となります。

さらに、採用担当者が最も懸念するであろう「定着性」についても、自ら言及することが有効です。「これまでの経験の集大成として、今後は貴社の〇〇という点に魅力を感じており、腰を据えて長期的に貢献したい」という、具体的かつ真摯な意欲を示すことで、懸念の払拭につながります。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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