タウンワークの職務経歴書フォーマットは使える?ダウンロード方法と「レジュメ」アプリの活用術
アルバイト・パート探しのイメージが強い「タウンワーク」ですが、実は正社員転職にも使える質の高い職務経歴書フォーマットを提供しています。「職務経歴書 フォーマット タウンワーク」と検索している方の中には、PCで作成するWordテンプレートを探している方もいれば、スマホで簡単に作れるアプリを探している方もいるでしょう。
ここでは、タウンワークが提供するフォーマットの特徴と、パソコン派・スマホ派それぞれの最適な作成方法、そして書類選考を通過するために知っておくべき注意点について解説します。
タウンワークの職務経歴書フォーマットの特徴
タウンワークが提供するフォーマットは、誰にでも使いやすい「シンプルさ」と「汎用性」が魅力です。JIS規格(履歴書)に準じたオーソドックスなレイアウトであり、アルバイトから正社員登用を目指す場合や、未経験の職種に挑戦する場合に特に使い勝手が良い構成になっています。
公式サイトから無料でダウンロードでき、主に以下の3つのファイル形式が用意されています。
- Word形式:最も一般的で推奨される形式。レイアウトの自由度が高く、文章でアピールしたい場合に適しています。
- Excel形式:数字や表を使って実績を整理したい場合や、エンジニア・事務職などPCスキルをアピールしたい場合に適しています。
- PDF形式:手書きで作成したい場合に使用します。印刷して丁寧に記入することで熱意を伝えます。
スマホで完結する最強ツール「タウンワークのレジュメ」アプリ
タウンワークの最大の特徴は、PCを持っていない人でも本格的な職務経歴書が作れるアプリ「レジュメ(Resume)」を提供している点です。
メリット
- テンプレートが豊富:標準的なものから、自己PR重視、スキル重視など、自分の強みに合わせたレイアウトを選択できます。
- 入力が簡単:ガイドに従って入力していくだけで、自動的にレイアウトが整います。
- PDF出力とコンビニ印刷:作成したデータはアプリから直接コンビニ(セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなど)のマルチコピー機に送信して印刷できます。家にプリンターがなくても、面接直前に書類を用意できるのは大きな利点です。
注意点
アプリで作成された書類は、どうしても「定型的な見た目」になりがちです。クリエイティブ職や、企画書作成能力が問われる職種への応募では、PC(Word)で作成したオリジナルの方が評価される場合があります。
アルバイト用フォーマットを正社員応募に使っても良いか
「タウンワークのフォーマットはアルバイト用ではないか?」と不安に思う方もいますが、結論から言えば、正社員の応募に使っても全く問題ありません。
ただし、タウンワークのフォーマットには「簡易版(A4 1枚)」のようなシンプルなものも含まれています。正社員(中途採用)の応募では、業務経験や実績を詳しく伝える必要があるため、以下の点に注意してテンプレートを選んでください。
選ぶべきテンプレート
- 職務経歴の詳細欄が広いもの:会社名だけでなく、具体的な業務内容や実績を書き込めるスペースがあるものを選びます。
- A4用紙2枚程度になるもの:情報量が少なすぎると「アピール不足」とみなされます。簡易すぎるフォーマットは避け、しっかりと記述できる標準タイプを選んでください。
タウンワークフォーマットで合格するための書き方
タウンワークのフォーマットは項目がシンプルである分、書き込む「中身」で差がつきます。
1. 「職務要約」を必ず書く
テンプレートによっては職務要約欄がない場合がありますが、その場合は自分で項目を追加するか、冒頭のスペースを使って3行から5行程度でキャリアの概要を記載します。これがあるだけで、書類のビジネスレベルが一段階上がります。
2. アルバイト経験も「職歴」として書く
タウンワークを利用する層には、アルバイト経験が長い方も多いでしょう。その場合は「アルバイト」と正直に書きつつ、そこで任されていた「責任ある業務(新人指導、発注、鍵開けなど)」や「工夫した点」を具体的に記載します。これにより、雇用形態に関わらず実務能力があることを証明できます。
3. 空欄を作らない
シンプルなフォーマットは、空欄があると非常に目立ちます。「特になし」は避け、資格がない場合でも「現在〇〇資格の取得に向けて勉強中」と書くなど、意欲でスペースを埋める工夫をしてください。
結論:状況に合わせて使い分ける
タウンワークのフォーマットやアプリは、スピーディーに書類を作成したい場合や、未経験職種へのチャレンジ、アルバイトからのステップアップを目指す場合に非常に強力なツールです。
一方で、ハイクラス転職や専門職(エンジニア、コンサルタントなど)を目指す場合は、より専門性の高い「doda」や「リクルートエージェント」などが提供する詳細なフォーマットを使った方が、スキルの深さを伝えやすいこともあります。
自分の目指す雇用形態や職種に合わせて、タウンワークの「親しみやすさ」と「手軽さ」を賢く活用してください。





