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職務経歴書の書き方・主婦(主夫)期間のブランクの伝え方

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転職活動を再開しようとお考えの主婦(主夫)の方にとって、応募書類である職務経歴書の作成は一つの大きな悩みとなるかもしれません。特に、家事や育児に専念されていた期間、いわゆる「空白期間(ブランク)」をどのように記載すべきか、その伝え方について解説します。

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職務経歴書における空白期間(ブランク)の考え方

採用担当者は、ご自身の職歴を確認する際、職歴と職歴の間に一定期間の空白があると、その理由に関心を持ちます。家事や育児、あるいはご家族の介護といったやむを得ない理由で職務から離れていた場合、その事実を隠す必要はまったくありません。むしろ、その期間について何も説明がないと、採用担当者が不要な憶測を抱いてしまう可能性もあります。

空白期間の理由を誠実に記載する

ご自身の経歴を誠実に伝えることが、採用担当者との信頼関係を築く第一歩であります。職務経歴書には、空白期間が生じた理由を簡潔に記載することが推奨されます。例えば、職歴を時系列で記載する中で、「〇年〇月~〇年〇月 出産・育児のため、職務から離れておりました」といった形で、客観的な事実を記します。

現在の就業可能状況の補足が重要

採用担当者が空白期間の理由とあわせて最も知りたいのは、「現在、業務を遂行する上で支障はないか」という点であります。この懸念を払拭するため、職務経歴書の末尾(自己PR欄など)や、履歴書の本人希望欄などで、現在の状況を補足説明することが非常に重要であります。

就業可能状況の具体的な記載例

例えば、「現在は子どもが保育園(あるいは小学校)に通っており、家族の協力体制も整っているため、平日の日中(〇時~〇時)の勤務が可能です」や、「フルタイムでの業務に支障はありません」といった形で、ご自身が現在どのような条件で働けるのかを具体的に示します。

ブランク期間中の取り組みをアピールする

もし、家事や育児の合間に、再就職に向けて何らかの学習や活動をされていた場合は、それもご自身の意欲を示すアピール材料となります。例えば、「再就職に向け、〇〇(資格名)の取得に向けて学習しました」や、「PCスクールに通い、Excel(エクセル)やWord(ワード)の操作スキルを習得しました」といった記述であります。

PTA・地域活動の経験も活かせる

また、PTA活動や地域活動(例:子ども会の役員など)に従事していた経験も、書き方次第でご自身の強みとして伝えることができます。例えば、「PTA活動において会計を担当し、予算管理を行った」経験はご自身の「管理能力」を、「イベントの企画・運営を担当し、他の方々と調整を行った」経験はご自身の「協調性」や「実行力」を示すものとなります。

経験を整理し、前向きな意欲を伝える

主婦(主夫)としての期間は、決してキャリアの空白ではありません。その期間に何を考え、何を学び、そして現在、どのような状況で仕事への復帰を希望しているのか。その事実と前向きな意欲を、ご自身の言葉で誠実に伝えることが、書類選考を通過する鍵となります。

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キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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