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【職務経歴書に「役職なし」はどう書く?】肩書きがなくても評価される書き方のコツと実例

keireki0530

転職活動で職務経歴書を作成する際、「役職がない場合はどう書けばよいのか?」と悩む方は少なくありません。
「自分にはマネージャー経験がない」「ずっと一般職だったからアピールできない」と感じている方でも、“役職なし”であっても評価される職務経歴書の書き方は確かにあります。

この記事では、「職務経歴書 役職なし」というキーワードをもとに、役職がなくても自身の経験やスキルを効果的に伝える方法を具体例付きでわかりやすく解説します。


1. そもそも「役職なし」は不利なのか?

結論から言えば、「役職がない=不利」ということは決してありません。

採用担当者が職務経歴書で重視しているのは、**「どんな立場で」「どのように貢献してきたか」**という点です。
肩書きやポジションよりも、実務経験の中身や、あなた自身の取り組み姿勢、成果、協調性などが重要視されます。

特に以下のような実績や行動は、役職がなくても高く評価されるポイントになります。

  • チームの中でリーダー的な役割を果たしていた
  • 業務改善や効率化の提案・実行をしていた
  • 新人教育やOJTを任されていた
  • 顧客対応で高評価を得ていた

2. 職務経歴書に「役職なし」と書く際のポイント

✅ ① 正直に「役職なし」と記載して問題なし

肩書きがなかった場合でも、勤務実績や業務内容をしっかり書けば問題ありません。
むしろ、曖昧にごまかすよりも、誠実に書く方が信頼感を与えます。

役職:なし(一般社員として勤務)

✅ ② 役職がなくても「担っていた役割」を具体的に伝える

チーム内でのポジションや業務範囲を明記することで、実質的な責任やスキルの高さをアピールできます。

役職:なし(新人スタッフのOJT担当を経験)
役職:なし(店舗運営補佐として売場レイアウト改善や商品発注を担当)

✅ ③「実績」「工夫」「評価された経験」を具体的に盛り込む

役職がない分、「行動」「成果」「周囲からの評価」などの事実をしっかり書くことで説得力を高めましょう。


3. 役職なしの職務経歴書の記載例

▶ 事務職・一般職の場合の例

■ 株式会社〇〇(2018年4月~2023年3月)  
部署:管理部 総務課  
雇用形態:正社員  
役職:なし(一般事務スタッフ)

<担当業務>  
・電話・来客対応、備品管理、文書作成  
・社内イベントや採用説明会の運営補助  
・新入社員の入社手続き、書類管理業務  
・業務マニュアルの整備を提案・作成し、作業効率を改善

<実績>  
・備品管理システム導入により、コストを年間10%削減  
・後輩スタッフから「説明がわかりやすい」と高評価を受け、OJTも任されるように

▶ 接客・販売職の場合の例

■ 株式会社△△(2019年6月~2023年2月)  
勤務先:大型ショッピングモール内アパレル店舗  
雇用形態:契約社員  
役職:なし(販売スタッフ)

<担当業務>  
・接客、レジ対応、フィッティング対応  
・シーズンごとの売場ディスプレイ変更補助  
・在庫管理および発注補助業務

<実績>  
・月間売上ランキング上位(全店中3位)を2度獲得  
・外国人顧客対応を積極的に行い、指名対応を受けるように

4. 役職がなくてもアピールできる“見せ方”のコツ

工夫ポイント解説
業務範囲の広さを強調担当した仕事の幅広さで責任感をアピールできる
リーダー的な行動に言及OJT、改善提案など「自主的な取り組み」は評価対象
他者からの評価を記載上司・同僚・お客様からの反応は強力なアピール要素
数字を入れて実績を具体化売上、対応件数、改善率などで成果の信ぴょう性を補強

5. よくある質問(Q&A)

Q. 無理に「役割」や「実績」を作る必要がありますか?

▶ 無理に“盛る”必要はありませんが、日常の業務の中で工夫したことや評価されたことは必ずあるはずです。些細なことでも言語化すれば立派なアピールになります。


Q. 「役職なし」と書くと印象が悪くなりませんか?

▶ 全く問題ありません。**「役職がない=能力が低い」ではなく、「どのように貢献したか」が評価されます。**むしろ、正直に伝える方が誠実な印象になります。


まとめ|「役職なし」でも、伝え方ひとつで大きな強みになる

職務経歴書 役職なし」というキーワードに表れている通り、役職がないことを不安に思う方は多いですが、それはまったく気にする必要はありません。


✅ 最後のチェックポイント

  • 「役職なし」はそのまま書いて問題なし(補足を加えると効果的)
  • 役職がなくても、担った業務や成果を明確に伝えることが大切
  • 自主的な取り組みや周囲からの評価も高く評価される要素
  • 嘘をつかず、日々の積み重ねを自分の言葉で表現しよう

役職という“肩書き”よりも、日々どう働いてきたかが、職務経歴書で最も大切な情報です。
「役職なし」でも、あなたの経験は必ず伝わります。自信を持って、等身大のキャリアをアピールしていきましょう!

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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