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職務経歴書はWordとExcelどっちで作るべき?用途別の選び方と使い分けのコツ

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職務経歴書を作成するなら「Word」と「Excel」どっちが正解?

転職活動を始めると、多くの人が一度は迷うのが、

職務経歴書はWordとExcel、どっちで作るべきなの?
という疑問です。

結論から言うと、多くの場合はWordが無難で汎用性が高く、提出先企業の評価も得やすい形式です。しかし、Excelにも独自の強みがあり、職種や職歴、情報の整理方法によってはExcelの方が適しているケースもあります。

本記事では、「WordとExcelどっちが良いか?」という視点で、それぞれの特徴、使い分けのポイント、向いている職種や提出方法の違いなどを詳しく解説します。


そもそも職務経歴書とは?

職務経歴書は、これまでの職歴・業務内容・実績・スキルなどを具体的にまとめた自己紹介書です。履歴書と異なり、フォーマットが自由な分、読みやすさや構成力が問われます。そのため、使うツールによって伝わり方や印象が大きく変わるのです。


Wordで職務経歴書を作るメリット・デメリット

✅ メリット

  • 文章ベースの構成に強い
     → 自己PRや職務要約など、文章で丁寧に説明したい場合に適している。
  • ビジネス文書としての信頼性が高い
     → Wordは多くの企業で標準的に使われており、受け入れられやすい。
  • PDF化しやすい
     → Word → PDF変換で提出時の体裁が安定する。
  • レイアウト調整が自在
     → 段落・箇条書き・スタイル設定で見やすさを高めやすい。

❌ デメリット

  • 表形式の一覧データ整理はやや手間
  • 慣れていないと行間・余白・レイアウト調整に時間がかかることも

Excelで職務経歴書を作るメリット・デメリット

✅ メリット

  • 表形式のレイアウトに強い
     → 年度別の職歴やプロジェクト経験を時系列で並べたい場合に便利。
  • 数字・データ中心の職務経歴と相性が良い
     → 営業成績・予算管理・工程表などが絡む場合に視認性が高い。
  • 職務が多くてもレイアウトが崩れにくい

❌ デメリット

  • 文章量が多いと読みにくくなる
     → 自己PRやキャリア志望などの記述には不向きな場合も。
  • 見た目が機械的でやや冷たい印象を与えることがある
  • 企業によっては「Excel提出NG」の場合もある(特に添付ファイルのウイルス対策などで)

WordとExcelの使い分け|どっちが向いている?

条件・状況向いている形式理由
オーソドックスな職務経歴書を作りたいWord採用担当者にとって読み慣れているから
職務内容を文章で詳しく説明したいWord段落や構成で丁寧に伝えられる
事務職・営業職・企画職など全般Word幅広い職種に対応しやすい
数値や期間を表で明示したいExcel表形式で整理しやすく、視認性が高い
技術職・研究職・エンジニアExcel or 両方プロジェクト単位で表にまとめやすい
派遣・契約など短期職歴が多いExcel時系列の整理に便利

ハイブリッド方式もアリ!「Word+Excel」で強みを活かす

一部の求職者は、Wordで全体構成を整えつつ、一部(職歴一覧やスキル表など)だけをExcelで作って貼り付けるというハイブリッドな方法を採用しています。

例えば:

  • Word本文:職務要約・自己PR・スキル説明など
  • Excelで作成した表:職歴一覧、プロジェクト歴、売上実績などを挿入

この方法であれば、Wordの文章表現力とExcelの表整理力の両方を活かすことができます。


提出時はどっちの形式が正解?PDF化が鉄則!

どちらの形式で職務経歴書を作成したとしても、提出時には必ず「PDF形式に変換」するのがマナーです。

  • Word:ファイル → エクスポート → PDFとして保存
  • Excel:ファイル → 印刷 → PDFとして保存 or 名前を付けて保存 → PDF選択

PDFにすることで、フォントの崩れやレイアウトの乱れ、ウイルス混入リスクを避けられます。


まとめ|WordとExcelどっちがいいかは「目的と内容」で選ぶ

ツール向いているケース提出形式
Word文章中心/スタンダードな構成PDFで提出(推奨)
Excel表や数値が多い/職歴の多い方PDFで提出(推奨)
Word+Excel両方の良さを取り入れたいWordにExcel表を貼り付け→PDF化

Wordが基本なのは確かですが、Excelの方が自分のキャリアをわかりやすく伝えられるケースもあります。大切なのは、「採用担当者に読みやすく、わかりやすく伝わるかどうか」です。

WordとExcel、あなたのキャリアや伝えたい内容に合わせて上手に使い分けて、納得のいく職務経歴書を仕上げましょう。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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