お役立ち情報

職務経歴書を和暦で書くときのポイント|統一感と読みやすさがカギ!

keireki0530

和暦を使った職務経歴書はマナー違反?いいえ、正しく使えば問題なし

転職活動に欠かせない「職務経歴書」。この書類には、これまでの職歴や実績、スキルなどを時系列でまとめる必要がありますが、日付表記で迷う方も多いのではないでしょうか。

特に、「西暦と和暦、どちらで書くべきか?」という悩みはよくあるものです。結論から言うと、和暦で記載してもまったく問題ありません。ただし、和暦で書く場合にはいくつかの注意点があり、それを押さえることで採用担当者にとって読みやすく、信頼感のある職務経歴書になります。

この記事では、職務経歴書を和暦で記載する際のポイントやメリット、注意点、具体的な記載例を詳しくご紹介します。


職務経歴書に和暦を使うメリットと注意点

■ 和暦のメリット

  • 公的書類になじみがある:年金記録、住民票、戸籍など、日本国内では今でも和暦が広く使用されています。
  • 世代によっては読みやすい:特に年配の採用担当者が多い業界(医療、建設、教育、公務員など)では、和暦の方がしっくりくるケースもあります。

■ 注意点

  • 履歴書と表記を統一する:職務経歴書を和暦で書く場合は、履歴書も和暦で統一しましょう。書類ごとに表記が異なると「丁寧さに欠ける」という印象を与えることがあります。
  • 複数の元号をまたぐ場合は西暦の併記が親切:平成から令和にまたがる職歴などは、読み手の混乱を避けるために、西暦をカッコ書きで併記すると丁寧です。

和暦で職務経歴書を書くときの具体的な記載方法

【基本構成の例(和暦のみ)】


職務経歴書
氏名:山田 太郎
作成日:令和6年3月25日


職務要約
平成25年より一貫して営業職に従事。法人営業を中心に新規顧客の開拓、既存取引先の深耕に努め、平成30年度には売上目標の135%を達成。現在は営業チームのリーダーとしてメンバー育成とマネジメントを担当。


職務経歴
■ 株式会社〇〇(平成25年4月〜令和2年3月)
 ・法人営業部にてITサービスの提案・導入支援を担当
 ・年間新規契約数:平均40件、最大65件(平成30年度)
 ・社内表彰「営業優秀賞」受賞(平成31年)

■ 株式会社△△(令和2年4月〜現在)
 ・既存顧客との関係構築、継続契約率の向上施策を担当
 ・営業部リーダーとして5名のチームをマネジメント
 ・クレーム削減率:前年比25%改善(令和4年)


【和暦+西暦併記の記載例】

■ 株式会社〇〇(平成25年4月[2013年4月]〜令和2年3月[2020年3月])

このように、カッコ付きで西暦を併記すると、読み手によって理解しやすくなり、親切な印象を与えます。


業界や応募先に応じた使い分けも重要

和暦で職務経歴書を書くことは決して間違いではありませんが、応募先の企業や業界によっては「西暦で統一されている方がわかりやすい」と感じられることもあります。

■ 和暦がなじみやすい業界の例

  • 官公庁、公務員関係
  • 医療・介護・教育関連
  • 地方の中小企業

■ 西暦が好まれやすい業界の例

  • IT・外資系企業
  • グローバル展開している大企業
  • ベンチャー企業やスタートアップ

迷った場合は、職務経歴書と履歴書の形式を合わせることどちらの表記でも読みやすく整えることを優先してください。


まとめ|和暦でもOK!要は「丁寧に、統一感を持って」

職務経歴書を**和暦で記載すること自体は問題なく、むしろ業界や担当者によっては歓迎されるケースもあります。**ただし、西暦との混在や記載のばらつきがあると、「配慮が足りない」「細かいところまで意識できていない」と思われる可能性もあります。

大切なのは、全体に統一感を持たせることと、読み手への配慮を忘れないこと。和暦を選ぶ際も、しっかりとした構成と誠実な書き方で、あなたの経歴と魅力をしっかり伝えていきましょう。

応募書類の作成を専門家へ相談して転職成功
サイトの目的や、書類作成アドバイスを詳しく知る

応募書類マスター

応募書類マスター
サイトの目的
応募書類マスター
応募書類作成のアドバイス
転職活動の状態ごとに、必要な知識を学べる

おすすめ転職支援サイト

キャリアプランの相談
キャリアプラン案内所
面接のアドバイス
面接のトリセツ
年収交渉アドバイス
給与交渉ナビ
ABOUT ME
ライト
ライト
キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
※当サイト記事はリンクフリーです。ご自身のサイトへ自由にお使い頂いて問題ありません。ご使用の際は、文章をご利用する記事に当サイトの対象記事URLを貼って頂ければOKです。
記事URLをコピーしました