お役立ち情報

【職務経歴書のルール完全ガイド】基本マナーから構成・表現・提出方法まで徹底解説

keireki0530

転職活動において、職務経歴書は「自分の職歴やスキル、実績を伝える最重要書類」です。しかし、自由形式であるがゆえに「どう書くのが正解?」「フォーマットは?」「表現のルールはあるの?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、「職務経歴書 ルール」というキーワードをもとに、

  • 書き方や形式に関する基本ルール
  • 選考通過率を左右するマナーや構成のポイント
  • 言葉遣いやNG表現などの注意点
  • 提出時のルール(印刷、PDF、メール添付など)

を分かりやすく解説します。


1. 職務経歴書に「決まった形式」はあるのか?

結論から言えば、職務経歴書に公的に決まったフォーマットはありません。

ただし、書類としてのマナーや読み手(採用担当者)に配慮した「守るべきルール」は多数あります。


2. 職務経歴書の基本ルール【構成・レイアウト編】

✅ A4サイズで作成(1〜2枚が基本)

  • WordまたはPDFで作成
  • フォントは「MS明朝」「MSゴシック」など読みやすいものを使用
  • フォントサイズは10.5〜11pt程度
  • 行間は適度に取り、余白を意識して詰めすぎない

✅ 構成ルール(一般的な順番)

  1. タイトル(職務経歴書)+氏名・作成年月日
  2. 職務要約(3〜5行程度)
  3. 職務経歴(在籍企業・期間・業務内容・実績)
  4. 資格・スキル・使用ツールなど
  5. 自己PR・志望動機(任意だが書いた方が良い)

3. 内容面のルールと注意点

✅ 守るべき記載ルール

項目ルール
経歴の順番原則「古い順→新しい順(編年体)」が一般的。希望すれば「逆編年体」でもOK。
日付の記載西暦で統一する(例:2018年4月 入社)※和暦と混在しないよう注意
会社名・部署名正式名称で記載する(略称不可)
担当業務・実績箇条書きで具体的に。数字を使って客観性を持たせる

❌ NG表現や避けたい書き方

  • 「頑張りました」「努力しました」など抽象的な言葉だけ → ✅ 数字や事実を使う
  • 主語がない文体(例:「〜を担当。結果、成功。」)→ ✅ 主語と動詞を明確にする
  • 自分がした仕事かどうか分かりづらい表現 → ✅「私は◯◯を行い、◯◯の成果を上げました」

4. 提出時のルール(紙・データ両方)

▶ 郵送・持参の場合のルール

  • A4用紙で印刷し、クリアファイルに入れて提出(折らない)
  • 片面印刷が基本。両面印刷は避ける
  • ホチキス留めは不要(企業により指定があれば従う)
  • 履歴書と職務経歴書は別紙で用意する(裏表に印刷しない)

▶ メール・WEB応募の場合のルール

  • PDF形式で添付が基本(レイアウト崩れ防止)
  • ファイル名は「職務経歴書_氏名.pdf」のようにわかりやすく
  • 件名や本文でも「職務経歴書を添付しています」と明記

5. 書き方のルール【職種別のアピール方法も】

職種によってアピールすべきポイントが異なります。以下は一例です。

  • 営業職:売上・新規獲得数・契約率など数字で成果をアピール
  • 事務職:正確性・スピード・改善提案やサポート力を重視
  • エンジニア職:開発環境、使用言語、関わった工程、成果物を明示
  • 接客・販売職:リピート率、クレーム対応、売上貢献などを記載

いずれの場合も、「自分の役割」「工夫したこと」「結果」の3点セットで書くと伝わりやすくなります。


6. よくある質問(Q&A)

Q. 職務経歴書と履歴書で内容がかぶっても大丈夫?

▶ はい、**内容の一貫性がある方が重要です。**ただし、職務経歴書ではより詳しく・実績ベースで書くようにしましょう。


Q. 職務経歴書は手書きでもOK?

▶ 現代ではPC作成(Word/PDF)が基本。事務処理能力やビジネスマナーの観点からも手書きは避けるのが無難です。


まとめ|職務経歴書は「自由形式+暗黙のルールあり」

職務経歴書 ルール」というキーワードが示すように、職務経歴書には形式的な縛りはないものの、**読み手への配慮とビジネスマナーに基づいた“暗黙のルール”**が存在します。


✅ 最後にチェックしたいルール一覧

  • A4サイズ・1〜2枚でまとめる
  • 西暦表記・古い順で時系列記載
  • 会社名、部署名、業務内容は正式に明記
  • 数字や実績を使って客観的に記載
  • PDF形式での提出が基本(ファイル名も明瞭に)
  • 自己PRやスキル欄も活用し、自分の強みを具体化

このような基本ルールを守ることで、職務経歴書の信頼性・読みやすさが格段にアップし、書類選考通過の確率も大きく向上します。あなたの経験と価値が正しく伝わるよう、丁寧な職務経歴書作成を心がけましょう。

応募書類の作成を専門家へ相談して転職成功
サイトの目的や、書類作成アドバイスを詳しく知る

応募書類マスター

応募書類マスター
サイトの目的
応募書類マスター
応募書類作成のアドバイス
転職活動の状態ごとに、必要な知識を学べる

おすすめ転職支援サイト

キャリアプランの相談
キャリアプラン案内所
面接のアドバイス
面接のトリセツ
年収交渉アドバイス
給与交渉ナビ
ABOUT ME
ライト
ライト
キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
※当サイト記事はリンクフリーです。ご自身のサイトへ自由にお使い頂いて問題ありません。ご使用の際は、文章をご利用する記事に当サイトの対象記事URLを貼って頂ければOKです。
記事URLをコピーしました