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職務経歴書における「プログラミング言語」の書き方ガイド|スキルを正しく伝える記載例とアピール方法

keireki0530

「どのプログラミング言語を書けばいいの?」「レベルや経験年数も書くべき?」と悩んでいませんか?

エンジニア・プログラマー・Web制作など、開発系職種の職務経歴書において、「プログラミング言語の記載」は極めて重要です。
採用担当者は、言語スキルを通じて即戦力かどうか・どの業務に対応できるか・技術の幅があるかを見極めています。

✅ 習得している言語は多いが、全て書いてよい?
✅ 独学や趣味レベルの言語も含めていいの?
✅ 案件ごとに使った言語の書き分け方がわからない…

こうした疑問を解消するため、この記事では職務経歴書におけるプログラミング言語の記載方法、分類・レベル表示・記載例、効果的なアピールのコツまで詳しく解説します。


まず結論|プログラミング言語は「実務経験」「得意度」「使用目的」で整理して書く

✅ 書くべき言語の選び方

  • 実務経験がある言語(優先度:高)
  • 現在も使用している・直近のプロジェクトで使った言語
  • 得意・自信のある言語(ポートフォリオや成果物があると◎)
  • 独学や資格取得レベルの言語(補足で書くのはOK)

職務経歴書での「プログラミング言語」の記載方法(構成例)

■ パターン①:スキル一覧として整理する方法

【プログラミング言語/スキル】
・Java(実務5年):業務系Webアプリ開発(Spring Boot)で使用  
・JavaScript(実務4年):フロントエンド開発(React、Vue.js)  
・PHP(実務2年):ECサイト構築、API開発  
・Python(独学/資格レベル):Django基礎、スクレイピング自動化ツール作成経験あり

🔹 ポイント:実務年数・使用用途・学習状況などを具体的に記載すると評価されやすい。


■ パターン②:案件単位で記載する方法(職務経歴欄)

【プロジェクト名】大手人材企業向け求人検索システム開発  
期間:2022年4月〜2023年3月  
開発環境:Java(Spring Boot)、JavaScript(React)、MySQL  
担当業務:要件定義〜詳細設計、API実装、フロント実装、テスト

🔹 案件ごとに「使用した言語」を記載することで、経験の具体性と信頼性がアップ。


実務未経験の言語はどう書く?

実務では使っていないが、学習経験がある場合やポートフォリオで使用した言語は、スキル一覧に“補足的”に記載するのが一般的です。

例:

・Go(勉強中):個人開発でAPIサーバー構築を試行中  
・Ruby(独学):Railsチュートリアルを完了、ポートフォリオ作成経験あり

✅ 「どのレベルで使えるか」を明示することで、誤解を防ぎながら学習意欲もアピールできます。


応募職種に合わせて強調する言語を変える

応募する企業・職種により、求められる言語が異なります。そのため、職務経歴書を提出する際は、以下のようにアピールポイントを調整することが重要です。

応募職種強調すべき言語例
バックエンド開発Java/PHP/Ruby/Python/Go
フロントエンド開発JavaScript/TypeScript/HTML/CSS/React/Vue.js
アプリ開発Swift/Kotlin/Flutter
データ分析/AIPython/R/SQL/Pandas/TensorFlow
ゲーム開発C++/C#/Unity/Unreal Engine

書き方のコツ・注意点まとめ

ポイント解説
✅ 実務経験のある言語を優先学習中の言語よりも、案件で使ったものを中心に
✅ 使用年数やバージョンも書くと親切Java(実務5年、Java 11)、React(18.x)など
✅ 使用用途も添えると説得力UP「API開発」「UI構築」「ログ解析」など明記
✅ フレームワークとセットで記載Java(Spring Boot)、Python(Django)など
✅ 曖昧な言い回しは避ける「使ったことがある」より「〇〇で使用」と具体的に

NG例と改善案

NG記載改善記載
Java, PHP, Python(などの羅列)Java(実務5年/Webアプリ開発)、PHP(2年/ECサイト)、Python(独学・自動化ツール)
JavaScript → どのフレームワーク?JavaScript(React/Vue.js経験あり)

まとめ|プログラミング言語は“並べる”のではなく“伝える”

✅ プログラミング言語は、**「どれだけのレベルで、どんな用途で使ってきたか」**を具体的に伝えることが重要です。
✅ 実務経験の有無、使用年数、開発環境とセットで記載すれば、採用担当者に即戦力としてのイメージが伝わりやすくなります。
✅ 応募先に合わせて、強調する言語を調整することで、的確なマッチングが可能に。
✅ 独学のスキルも補足すれば、向上心や技術への関心も伝えることができます。

「この人は現場で使える人だ」と思ってもらえるよう、プログラミング言語の書き方を工夫して、職務経歴書であなたの技術力をしっかりアピールしましょう。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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