職務経歴書のNG例に学ぶ!失敗しない書き方と改善ポイントを徹底解説
職務経歴書のNG例は「ダメな例」ではなく「伸びしろのヒント」
転職活動で必須となる職務経歴書。これまでの職務経験やスキルを企業に伝える非常に重要な書類ですが、自己流で作成したり、テンプレートをそのまま流用してしまったりすると、知らず知らずのうちに「NG例に該当する職務経歴書」になってしまうことがあります。
この記事では、採用担当者が実際によく目にする「職務経歴書のNG例」を紹介しながら、なぜそれが良くないのか、どう改善すべきかを具体的に解説します。これから作成する方も、すでに提出した方も、見直しの参考にしてください。
【NG例1】抽象的で中身がない
❌ NG文:
営業職として頑張ってきました。どんな時でも真面目に業務に取り組み、成果を上げてきました。
🔍 問題点:
- 「頑張った」「真面目に取り組んだ」など、曖昧で抽象的な表現
- どのような仕事をして、何を成し遂げたかが不明
✅ 改善例:
法人営業として中小企業向けのIT製品を提案。顧客ニーズのヒアリングから提案、契約、導入サポートまで一貫して対応し、2023年度は年間売上目標の125%を達成。
ポイント:「どの業務を」「どんな方法で」「どう結果につなげたか」を明確に。
【NG例2】職歴が時系列で整理されていない
❌ NG文:
株式会社〇〇で営業を担当。その後、株式会社△△に転職。前職では接客業をしていました。
🔍 問題点:
- 時系列がバラバラで、キャリアの流れが見えづらい
- 会社名や所属期間、職種が不明確
✅ 改善例:
■ 株式会社〇〇(2020年4月〜2023年3月)
所属:営業部/職種:法人営業
■ 株式会社△△(2017年4月〜2020年3月)
所属:販売部/職種:接客・販売スタッフ
ポイント: 時系列で整理し、一社ごとに勤務期間・所属部署・職務内容を明記する。
【NG例3】自己PRが自分本位
❌ NG文:
私は人と話すことが得意なので、御社でも活かせると思います。職場の雰囲気が良さそうなので応募しました。
🔍 問題点:
- 根拠のないアピールで、信ぴょう性がない
- 企業視点ではなく、「自分がどうしたいか」だけにフォーカス
✅ 改善例:
営業職として培った提案力・ヒアリング力を活かし、貴社のBtoB事業に貢献したいと考えております。特に貴社が力を入れている〇〇分野に強く共感しており、自身の経験との親和性を感じました。
ポイント:「企業が求める人材像」と「自分の強み」をリンクさせること。
【NG例4】Word形式で体裁がバラバラ
❌ NG例の特徴:
- 行間やフォントが統一されていない
- 見出しに強調がない or 全体が太字
- セクションの区切りがなく、詰め込み感がある
✅ 改善の工夫:
- フォントは「MS明朝」「メイリオ」「游ゴシック」など統一感あるものを選ぶ
- 本文は10.5〜11pt、見出しは12〜14ptで太字
- セクションごとに1行空ける/段落前後の余白を設定
- Wordで作成後、PDF形式で保存・提出(文字化け防止)
ポイント: 見やすく、整ったレイアウトは内容と同じくらい評価される要素です。
【NG例5】スキルのアピールが自己判断のみ
❌ NG文:
WordやExcelが使えます。パソコンは得意です。
🔍 問題点:
- スキルレベルや使用経験が不明確
- どの程度使えるのか、業務との関連が伝わらない
✅ 改善例:
Word:契約書や社内文書の作成、スタイル・目次機能の活用経験あり
Excel:VLOOKUPやIF関数を使用した集計業務、ピボットテーブルによるレポート作成
ポイント:「どんな業務でどう使ったか」を具体的に記載すると説得力アップ。
NG例を防ぐ!職務経歴書のチェックリスト
✅ 職歴は時系列でわかりやすく記載しているか
✅ 数字や具体例で実績を示しているか
✅ 自己PRは企業視点に立って書かれているか
✅ Wordのレイアウトやフォントは整っているか
✅ スキルは業務との関連性をもって説明しているか
✅ 最終的にPDF化して提出しているか
まとめ|NG例から学んで「選ばれる職務経歴書」を作ろう
職務経歴書でありがちなNG例は、ほんの少しの工夫や見直しで大きく改善できるポイントばかりです。逆に言えば、他の応募者がこのようなNG例を含んだ書類を提出しているときに、あなたの職務経歴書が読みやすく、伝わりやすく整理されていれば、それだけで一歩リードすることができます。
内容だけでなく、「どう見せるか」「どう伝えるか」まで意識して、採用担当者に伝わる職務経歴書を目指しましょう。NG例を反面教師に、自分らしさがきちんと伝わる書類に仕上げることが、内定への近道です。