【職務経歴書を郵送する際の添え状(送付状)の正しい書き方】マナー・構成・例文を詳しく解説
keireki0530
応募書類マスター
職務経歴書を作成する際に、多くの方が悩むポイントのひとつが「研修期間の書き方」です。
✅「研修期間って職歴に含めていいの?」
✅「短期で辞めた場合も書くべき?」
✅「職務経歴書でどう書けば前向きに見せられる?」
本記事では、研修期間を職務経歴書に記載すべきかどうかの判断基準、効果的な書き方、退職理由の伝え方、職種別の具体的な記載例まで丁寧に解説します。
結論から言えば、雇用契約を結び、給与が発生していた場合は「職歴」として職務経歴書に記載すべきです。
研修期間を職務経歴書に記載する際は、以下の構成を意識しましょう。
株式会社〇〇(2021年4月〜2023年3月)
雇用形態:正社員
【研修期間】2021年4月〜6月
- 新人研修(ビジネスマナー、Excel講習、商品知識)
- OJT形式での営業同行、ロールプレイング実施
- コンプライアンス・個人情報保護講習の受講
【配属部署】営業部
- 担当エリアでのルート営業、新規開拓営業
- 月間売上目標達成率105%、クレーム対応件数の削減に貢献
株式会社△△(2022年5月〜2022年6月)
雇用形態:正社員(試用期間中に退職)
【業務内容】
- 入社後1ヶ月の新人研修(接客マナー、POSシステム研修)
- 現場でのOJTにて、レジ業務・在庫確認などを実施
【退職理由】
業務内容と自身のキャリアビジョンとの間にギャップを感じ、早期ではあるが退職を決断。
➡ 短期離職でも「学んだこと」「考えたこと」を正直に、前向きに記載すればマイナスにはなりません。
NG表現 | 理由 | 改善例 |
---|---|---|
「短期間で辞めたので省略しました」 | 誠実さに欠ける印象 | → 事実は明記しつつ簡潔にまとめる |
「〇〇されました」「〇〇させていただきました」 | 敬語が過剰で読みにくい | → 常体で事実を淡々と記載 |
「研修だけで辞めたので書くことがありません」 | アピール不足 | → 少しでも学んだことを記載する |
例:
例:
「前職では短期間の在籍でしたが、接客研修やマナー講習を通じて“相手の立場で考える力”を学びました。この経験を、今後の対人業務にも活かしていきたいと考えています。」
株式会社〇〇(2020年4月〜2022年12月)
雇用形態:正社員
【研修期間】2020年4月〜5月
- Word/Excel研修(表計算・VLOOKUP)
- 電話対応・社内文書の作成演習
【配属部署】総務部
- 社内文書作成、備品管理、来客対応など
株式会社△△(2023年1月〜2023年2月)
雇用形態:契約社員(試用期間中に退職)
【業務内容】
- 接客マナー、レジ業務、店舗清掃に関するOJT
- 商品知識研修、POSシステムの操作訓練
【退職理由】
接客業の中でも、より対話を重視した環境で働きたいと考え、方向性を見直すため退職。
✅ 雇用契約を結んだ研修期間は職歴として記載してOK
✅ 期間が短くても、何を学び・どんな行動をしたかを書けば印象アップ
✅ 退職理由は簡潔に。ポジティブな姿勢を添えると◎
✅ 常体(「〜した」)で事実を淡々と伝え、読みやすさも意識
📌 研修期間は“何もしていなかった時間”ではなく、社会人としての土台を作る大切な時間。
書き方次第で、採用担当者に誠実さ・吸収力・成長意欲を伝えることができます。
あなたの経験を、丁寧な言葉で価値ある職歴として表現しましょう! 💼✨