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【職務経歴書】個人事業主の経験をどう書く?|アピールにつながる書き方と具体例を徹底解説

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✅ はじめに

「個人事業主として働いてきたけど、転職活動ではどう書けばいいの?」
「フリーランスの仕事も職務経歴書に書いて大丈夫?」
「雇用されていない期間の書き方が分からない…」

そんな方に向けて、この記事では個人事業主の経験を職務経歴書に正しく・魅力的に伝える方法を、具体例付きで解説します。


✅ 個人事業主の経験も立派な職歴です!

結論から言えば、個人事業主(フリーランス)の活動も職務経歴書にしっかり記載すべき職務経験です。

企業に雇用されていないからといって「空白期間」にしてしまうと、経験やスキルが伝わらず、もったいない結果になってしまいます。


✅ なぜ個人事業主の経験が評価されるのか?

個人事業主として働くことで、以下のようなスキルが身につきます:

能力解説
自主性全て自分の判断で業務を遂行する力
顧客対応力直接クライアントとやり取りするコミュニケーション力
専門性業種に特化した技術・知識(IT、デザイン、コンサル等)
マネジメント力売上管理、スケジュール調整、自己管理能力など
提案力顧客の課題に応じた企画・改善提案スキル

➡ これらは多くの企業が「即戦力」として高く評価するポイントです。


✅ 職務経歴書での基本的な書き方

✅ 記載形式の例:

職務経歴書

氏名:山田 太郎  
作成日:2025年3月21日

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■ 職務要約  
Webデザイナーとして5年間、個人事業主(フリーランス)として活動。中小企業や個人経営の店舗など約30社と取引し、ホームページ制作、ECサイト運用、LP制作、SEO対策など幅広く対応。案件獲得から納品まで一貫して担当し、顧客満足度の高いサービス提供を継続してきた。

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■ 職務経歴  

【活動名義】YAMADA DESIGN(個人事業主)  
【活動期間】2019年4月〜2024年12月  
【業種】Webデザイン・コーディング  
【形態】個人事業主(開業届提出済)

【業務内容】  
- クライアントへのヒアリング・要件定義  
- Webデザイン/バナー作成/LP制作(Photoshop・Figma使用)  
- HTML・CSS・JavaScriptを使用したコーディング  
- SEO対策、Google Analyticsによるアクセス解析  
- 案件管理、納期・予算調整、外注ディレクション(必要時)

【主な取引先・実績】  
- 地元飲食店3店舗のWebサイト制作(モバイル最適化、SEO対応)  
- 通販企業のECサイト改修(売上20%増)  
- フリーランス協業によるLP制作プロジェクト(制作実績20件以上)

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■ 活かせるスキル  
- デザインツール:Photoshop/Illustrator/Figma  
- コーディング:HTML/CSS/JavaScript/WordPress  
- マーケティング:SEO・Google広告・SNS運用(Instagram)  
- プロジェクト進行:Asana/Notion/Slack利用経験あり

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■ 自己PR  
個人事業主として、常に「クライアントにとって最善の成果とは何か」を考えながら提案・制作を行ってきました。スケジュール管理やトラブル対応など、多面的な能力を磨くことができ、どのような環境でも柔軟に対応できる力があります。今後はチームの一員として、より大規模な案件や組織的なプロジェクトにも携わっていきたいと考えております。

✅ 書くときのポイント

✅ 1. 法人名がない場合でも「屋号」や「活動名義」を明記

→ 開業届の有無も「任意」ですが、あれば信頼性アップ。

✅ 2. 実績は「業務内容+成果・数字」で具体化

→ 例:「ECサイト改修により売上20%UP」「リピート率90%超」

✅ 3. クライアント名は「守秘義務」に配慮して記載

→ 実名NGの場合は「IT系ベンチャー企業(東京都)」などでOK。

✅ 4. 複数の業務がある場合は分類する

→ 「Web制作」「SNS運用」「ライティング業務」などカテゴリ分け。


✅ こんな個人事業主経験も職務経歴書に書けます

活動内容記載例のポイント
Web制作系使用ツール、実績数、改善効果などを明記
ライター・編集執筆媒体、文字数、SEO経験などを記載
介護ヘルパー利用者数、1日の訪問件数、ケア内容など
翻訳・通訳言語、案件ジャンル、納品形式など
小売・ネット販売販売チャネル(BASE/メルカリなど)、月商、在庫管理など

✅ 面接でも聞かれるポイント

  • なぜ個人事業主から転職を希望するのか?
  • クライアントとの契約トラブルなどはなかったか?
  • 組織で働く意欲はあるか?
  • 複数案件をどう管理していたか?

📌 これらに対しては、**「自分の経験をどう企業で活かすか」**という視点でポジティブに伝えましょう。


✅ まとめ|個人事業主の経験を「実績」として自信を持って伝えよう

✅ 個人事業主としての活動は立派な職務経歴。職務経歴書でしっかりアピール!
✅ 期間・屋号・業務内容・成果を具体的に記載することで説得力UP
✅ 守秘義務への配慮をしつつ、クライアントワークの実績を明示
✅ 組織での働き方への適応力をアピールすることも重要


📌 フリーランス・個人事業主としての活動は、あなたの「実行力」「柔軟性」「専門性」の証です。
職務経歴書にきちんと書き込むことで、その価値を最大限に伝えることができます。自信を持って、新たなキャリアに踏み出しましょう!💼✨

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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