職務経歴書の「主な取り組み」の書き方|効果的なアピール方法と例文付き
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応募書類マスター
編集者としてのキャリアを活かして転職・キャリアアップを目指す際に欠かせないのが、「職務経歴書」です。
しかし、「編集者」という職種の特性上、自分の成果が数字で表しにくく、どのようにアピールすればよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、「職務経歴書 編集者」というキーワードに基づき、編集者としての経験やスキルを魅力的に伝えるための職務経歴書の書き方、採用担当者が注目するポイント、実際の記載例まで詳しくご紹介します。
編集者という職業は、書籍・雑誌・Webメディア・映像など、幅広いジャンルで活躍の場があります。そのため、職務経歴書では次のような具体的なスキルや実績を意識的に記載することが重要です。
項目 | 内容例 |
---|---|
担当媒体 | 雑誌、書籍、Webメディア、広告、動画など |
担当業務 | 企画立案、取材・執筆、編集・校正、進行管理 |
実績 | 発行部数、PV数、売上貢献度、話題性、SNS拡散数など |
スキル | 文章力、構成力、取材力、ディレクション力、SEOなど |
使用ツール | Word、Excel、PowerPoint、Photoshop、CMS など |
“どんな媒体で、どんな役割を担い、どのような成果を出したか” を明確に伝えるのがポイントです。
職務経歴書
作成日:2024年3月28日
氏名:田村 紗季
【職務要約】
書籍編集者として7年間の実務経験があり、ビジネス書・実用書を中心に20冊以上の書籍制作に携わってきました。また近年はWebコンテンツ編集にも携わり、SEOを意識した構成、ライターへのディレクション、SNSを活用した拡散施策などを通じて、PV向上にも貢献しています。
【職務経歴】
■株式会社ライトブック(2020年1月〜現在)
職種:編集者
雇用形態:正社員
<業務内容>
・書籍編集(企画立案、著者選定、原稿依頼、編集、校正、進行管理)
・Web記事の編集・リライト(自社メディア運営)
・ライターとの連携、CMSを用いた入稿作業
・書籍・Web両方でのSNS施策、読者とのエンゲージメント向上
<主な実績>
・担当書籍『○○の法則』が初版3万部→増刷2回(累計5万部)
・Webメディア月間PV:30万→60万に拡大(2022年比)
・編集担当記事がYahoo!ニュース等で二次掲載される
■株式会社メディアリンク(2017年4月〜2019年12月)
職種:アシスタント編集者
<業務内容>
・雑誌記事の編集・校正、デザイン確認、写真選定
・取材同行、文字起こし、進行表の作成
・編集長の補佐として複数プロジェクトを並行管理
【スキル・使用ツール】
・Adobe InDesign/Photoshop/Illustrator(簡単な操作)
・Word/Excel/PowerPoint/CMS(WordPress)
・SEO基礎知識(キーワード選定・構成案作成)
・タイピングスピード:300字/分以上
【自己PR】
編集者としてのこだわりは、「読みやすさ」「信頼性」「スピード」の3軸です。著者・ライター・デザイナーなど多くの関係者と協力しながら、スムーズな制作進行と高品質なアウトプットを常に目指してきました。今後はWebと紙の両方をつなぐクロスメディア展開にも力を入れていきたいと考えています。
▶ 書籍・雑誌の編集者であれば、**担当書籍の一覧(書名・出版社・刊行年月)**を別紙で添付すると効果的です。Web系ならURL一覧を提出できるとベストです。
▶ 「ビジネス書(累計5万部)」「大手通信会社のオウンドメディア」など、概要だけでも記載し、イメージを伝えることが可能です。
「職務経歴書 編集者」というキーワードが示すように、編集者にとって職務経歴書は、あなた自身の“企画書”でもあります。
✅ 媒体・役割・成果を明確に整理して伝える
✅ 数字や実績を使って説得力を高める
✅ 専門分野・得意ジャンル・使用ツールを具体的に示す
✅ 職務経歴書そのものも「読みやすく、構成された文章」であることが大切
文章や構成にこだわる編集者だからこそ、職務経歴書でもそのスキルと魅力を発揮しましょう。読み手を意識した“伝わる一枚”で、次のキャリアチャンスをつかんでください。