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販売職から事務職への転職に活かせる職務経歴書の書き方|スキルの伝え方と例文付きガイド

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「接客・販売の仕事をしてきたけど、今後は事務職に転職したい」
そう考える方は多くいます。しかし、「事務職は未経験だから職務経歴書にどう書けばいいの?」「販売の経験って評価されるの?」と悩む方も少なくありません。

実は、販売職で身につくスキルは、事務職でも十分に活かせる力がたくさんあります。職務経歴書では、その「スキルの共通点」や「仕事に対する姿勢」を的確に伝えることで、未経験でも高い評価を得ることが可能です。

この記事では、「職務経歴書 販売職から事務職」というキーワードをもとに、職務経歴書の構成や記載ポイント、アピール方法、例文まで詳しく解説します。


1. 販売職の経験は事務職でも活かせる!

一見、まったく異なる職種に思える「販売職」と「事務職」ですが、実は共通して求められるスキルが多くあります。

✅ 販売職→事務職に活かせるスキルの例

販売職での経験事務職での活かし方
接客対応・丁寧な言葉遣い電話・メール対応、社内外との連絡調整に活用できる
商品管理・在庫管理書類管理、ファイリング、備品管理に応用できる
レジ締め・売上処理データ入力や簡単な経理業務の正確性として評価される
クレーム対応問題処理能力、報連相の丁寧さとして活かせる
報告書作成・日報記入文書作成能力、正確な情報伝達として有効

事務職未経験でも、こうした「応用可能なスキル」を中心に職務経歴書を構成することで、説得力が大きく高まります。


2. 販売職から事務職への転職|職務経歴書の構成

未経験分野へのチャレンジだからこそ、**「今までの仕事で何を身につけたか」「それをどう活かすか」**の流れを意識して職務経歴書を作成しましょう。

▶ 職務経歴書の基本構成(販売職→事務職向け)

  1. 職務要約(これまでの経験の概要)
  2. 職務経歴(販売職での業務内容・工夫・実績)
  3. スキル・資格(PCスキル、接客・管理経験など)
  4. 自己PR(事務職への意欲と適性)

3. 販売職から事務職への転職用|職務経歴書の例文

以下に、アパレル販売スタッフから事務職を目指す方の例文を紹介します。


▶ 職務要約(例文)

アパレルショップにて販売スタッフとして5年間勤務。接客対応や在庫管理、売上報告など幅広い業務に携わってきました。お客様対応だけでなく、PCを使った発注管理や日報作成、社内資料の作成も担当しており、正確かつ丁寧な事務処理スキルを身につけてきました。今後は事務職として、これまで培った実務力と柔軟な対応力を活かしていきたいと考えています。


▶ 職務経歴(例文)

【勤務先】株式会社エレガントファッション  
【雇用形態】正社員  
【勤務期間】2018年4月 ~ 2023年3月  
【職種】販売スタッフ

■担当業務  
・接客、スタイリング提案、会計業務(POSレジ操作)  
・在庫・商品管理、発注、棚卸し、バックヤード業務全般  
・店舗日報の作成、売上報告(Excel使用)  
・スタッフシフト管理補助、OJTによる新人教育  
・販促POPの作成(Word・PowerPoint使用)

■工夫・実績  
・在庫管理表をExcelで自作し、商品欠品率を20%削減  
・売上報告のフォーマット改善により、月次報告の時間を1時間短縮  
・電話での顧客対応に丁寧な対応を心がけ、リピーターを多数獲得

▶ スキル・資格(例文)

  • Excel:SUM・IF・VLOOKUPなど基本関数、表作成、簡易グラフ
  • Word:文書作成、POP・チラシ制作
  • PowerPoint:社内用報告資料作成経験あり
  • タッチタイピング:約250文字/分
  • 販売士検定3級、秘書検定2級

▶ 自己PR(例文)

販売職を通じて、お客様の要望を正確に把握し、スムーズに提案するコミュニケーション力と、正確な在庫・売上管理の事務処理力を身につけてまいりました。また、接客以外にも日報作成やExcelでの集計業務、社内資料の作成など事務的な業務も多く経験しています。今後は、より専門的な事務職にチャレンジし、社内の円滑な業務運営に貢献していきたいと考えております。


4. 書類作成時の注意点(販売職からの転職者向け)

注意点内容
「未経験だから…」と卑下しない接客・管理・文書作成など多くの共通スキルがある
接客の話だけで終わらない数字管理やPC操作など、事務職につながる業務を強調
実績が出せない場合は「工夫」を伝える作業の効率化、ミス削減、職場貢献などを具体的に記述
志望動機は「なぜ事務職か」を明確に将来の働き方、仕事への価値観などと関連づけて書くと◎

5. よくある質問(Q&A)

Q. アルバイトでの販売経験でも事務職への転職に活かせる?

十分に活かせます。 長期勤務や、在庫管理・売上報告・電話対応などの業務に携わっていた経験があれば、事務スキルとして評価されることも多くあります。


まとめ|販売職の経験を“事務職向け”に言い換えるのが成功のカギ

職務経歴書 販売職から事務職」というテーマからわかるように、職種が異なる転職でも、スキルの“つながり”を意識して書けば職務経歴書は十分に説得力を持ちます。

✅ 接客・管理・報告などのスキルを「事務視点」で再構成する
✅ PC操作や報告業務の経験はしっかりアピール
✅ 自己PRでは「事務職への意欲」や「職場を支える力」を表現
✅ 実績がなければ工夫・改善・姿勢で勝負する

たとえ未経験でも、伝え方次第であなたの強みは確実に伝わります。販売職から事務職へのステップアップを、職務経歴書からしっかりサポートしましょう。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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