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「ご査収(ごさしゅう)」の正しい使い方とは?職務経歴書を送る際の丁寧な文面例とマナーを解説

keireki0530

「職務経歴書をご査収ください」は正しい?

ビジネスメールや応募書類のやり取りでよく使われる表現に「ご査収ください」という言葉があります。特に転職活動では、履歴書や職務経歴書をご査収くださいといった一文をメールに添える人が多いのではないでしょうか。

しかし、

✅「“ご査収”って本当に合ってるの?」
✅「丁寧に見えて、実は失礼になってない?」
✅「職務経歴書を送るときの正しい言い回しがわからない」

といった不安を感じる方もいるはずです。

この記事では、「ご査収」の意味と正しい使い方、職務経歴書送付時に使える例文、さらに印象の良いメールマナーまで詳しく解説します。


「ご査収」の意味と使い方

「ご査収(ごさしゅう)」とは、
**「ご確認のうえ、お受け取りください」**という意味の丁寧語です。

✅「査」=調べる、確認する

✅「収」=受け取る

つまり、「ご査収ください」は「ご確認の上、受け取ってください」という丁寧な依頼表現で、書類やファイルを送る際の定型句として正しく使えます。


職務経歴書を送るときに「ご査収ください」は使ってOK?

はい、ビジネスメール・応募メールの文中で「職務経歴書をご査収ください」は一般的な表現として広く使われています。応募先企業への礼儀を表す丁寧語としても好印象です。

ただし、堅すぎる印象を避けたい場合や、もう少し柔らかくしたい場合には、別の言い回しも検討できます(後述)。


使い方の実例|メールに添えるときの表現

📌 一般的な例文(丁寧でシンプル)

お世話になっております。

本メールに、履歴書および職務経歴書を添付いたしました。
ご多忙のところ恐れ入りますが、ご査収くださいますようお願い申し上げます。

何卒よろしくお願い申し上げます。


📌 柔らかい印象にしたい場合の言い換え

  • 「ご確認いただけますと幸いです」
  • 「ご笑覧(しょうらん)ください」※目上には不向き
  • 「ご高覧いただければ幸いです」※フォーマルでやや文学的

例:

職務経歴書を添付しておりますので、ご確認いただければ幸いです。

※迷ったら「ご査収ください」が一番無難で、ビジネスとして適切です。


職務経歴書送付時のメール例文(応募先企業向け)


件名:職務経歴書ご送付の件(応募職種:営業職/氏名:山田太郎)

株式会社〇〇
採用ご担当者様

お世話になっております。貴社の中途採用に応募させていただきます山田太郎と申します。

本メールに、以下の応募書類を添付いたしましたので、ご査収くださいますようお願い申し上げます。

【添付書類】
・履歴書(PDF)
・職務経歴書(PDF)

お忙しい中恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

————————
山田 太郎
〒123-4567
東京都港区〇〇〇1-2-3
TEL:090-XXXX-XXXX
Mail:taro.yamada@example.com
————————


「ご査収」の使用上の注意点

注意点内容
適切な場面のみで使う書類や添付ファイルなど、目で確認できるものに対して使う
相手に失礼にならないようにビジネス文脈では問題ないが、友人やカジュアルなやり取りでは不自然
文章全体のバランスを見る「ご査収ください」だけでなく、前後の文脈も丁寧な表現で統一すること

まとめ|「ご査収ください」は職務経歴書送付時にふさわしい表現

✅ 「ご査収ください」は「ご確認のうえ、お受け取りください」の丁寧な表現
✅ 職務経歴書や履歴書などの書類送付時のメール文に最適
✅ ビジネスにふさわしく、応募書類提出のメールでは広く使用されている
✅ 丁寧すぎる印象を避けたい場合は「ご確認ください」「ご高覧ください」などの言い換えもOK
✅ メール文全体の礼儀・構成・添付忘れチェックも忘れずに!

「ご査収ください」は、シンプルながらも相手への敬意を表す丁寧なフレーズです。職務経歴書を送る際の文面にしっかり盛り込み、社会人としての基本マナーを伝えましょう。書類の内容だけでなく、送付の姿勢も採用担当者にしっかり伝わります。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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