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「別業種」への転職を成功に導く職務経歴書の書き方|経験を強みに変えるポイントと記載例

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「別業種だから職務経歴書に自信がない…」と悩んでいませんか?

未経験の業界・職種にチャレンジする際、最初の壁となるのが職務経歴書の作成です。

✅ 「別業種」の経験は評価されにくいのでは?
✅ 専門性が違うから、アピールポイントがない…?
✅ どんな表現で伝えれば、説得力が出る?

このような悩みは、多くの求職者が共通して抱くものです。しかし、「別業種だからこそ活かせる経験」や「汎用性の高いスキル」が必ずあります。

この記事では、異業種への転職において職務経歴書で意識すべきポイントや、業界が違っても評価される書き方、説得力を持たせる工夫を具体例付きで紹介します。


「別業種」への転職で求められる視点とは?

✅ 専門知識や経験よりも、ポータブルスキル(汎用的スキル)

異業種では、その業界特有のノウハウや資格よりも、以下のような業種を問わず活かせるスキルが評価されます。

活かせるスキル例説明
コミュニケーション力顧客対応・社内調整など全業種共通の力
問題解決力業務改善・提案・トラブル対応の経験
事務処理能力データ入力・資料作成・数値管理など
マネジメント経験リーダー・教育・業務分担管理など
柔軟性・適応力変化に対応し、学ぶ姿勢があるかどうか

職務経歴書で「別業種経験」をどう表現すればいい?

✅ 視点を変えて「共通点」を見つける

「これまでの業務内容」と「志望する業種の仕事内容」とを比較し、共通するスキル・考え方・取り組み姿勢を見つけて記載しましょう。


【記載例】営業職 → 事務職へ転職希望の場合

株式会社ABC(2018年4月〜2023年3月)
職種:法人営業

【担当業務】

  • 法人顧客への提案営業、アフターフォロー
  • 見積書・提案書の作成(Excel・PowerPoint)
  • 月次売上データ管理、会議資料作成
  • 社内システムへのデータ入力、日報記録

【実績】

  • 担当エリア売上前年比120%達成
  • 顧客継続率95%を維持

【アピールポイント】
営業活動においては事務処理業務も多く、Excelによる数値管理や社内向け資料の作成、業務スケジュールの調整を一貫して対応しておりました。これらの経験を通して培った事務処理力と調整力は、今後の事務職でも活かせると考えております。


自己PRで差がつく!「別業種」ならではのアピール方法

異業種からの転職では、「意欲」と「応用力」が重視されるため、自己PRでは以下の点を意識しましょう。

✅ 自己PR文 例(販売職 → ITサポート職への転職)

これまで接客販売を通じて、常にお客様の立場に立った丁寧な対応を心がけてきました。トラブルや問い合わせにも迅速に対応し、顧客満足度を高めることに注力してまいりました。未経験のIT分野でも、ユーザー視点を持ったサポートや、円滑なコミュニケーションが求められる点に強く共感しております。今後は、新たな知識習得にも意欲的に取り組みながら、これまでの経験を活かしたサポート業務に貢献したいと考えております。


異業種転職時の職務経歴書でやってはいけないNG例

NG内容理由
専門用語をそのまま使う異業種の採用担当に伝わらない可能性がある
「未経験ですが」ばかり強調するネガティブな印象を与える可能性がある
内容が長すぎ・抽象的要点が伝わりづらく、熱意が伝わらないことも

「自分の経験のどこが役立つのか」を前向きな言葉で置き換えることが大切です。


まとめ|「別業種経験」も強みに変わる!職務経歴書での伝え方がカギ

✅ 別業種への転職では、専門性よりも「汎用的スキル」や「姿勢」が重視される
✅ 職務経歴書では、業種が違っても共通する経験やスキルにフォーカスする
✅ 数値や実績を交えて、説得力あるアピールを意識する
✅ 自己PRでは、学ぶ意欲・応用力・柔軟性を前向きに表現する

別業種からのチャレンジは、採用側にとっても新たな視点や価値観をもたらす貴重な存在です。しっかりと職務経歴書で「転職理由」と「活かせる力」を伝え、異業種転職を成功に導きましょう!

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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