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【要注意】職務経歴書が5枚になってしまったときの対処法|削るべき?活かすべき?採用担当者に読まれる工夫とは

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「職務経歴書を丁寧に書いていたら、いつの間にか5枚に…。これって多すぎる?」「削った方がいい?このままでもいい?」

転職活動において、職務経歴書は自分のキャリアをアピールする大切な書類ですが、「書きたいことが多すぎて5枚になってしまった」という方も少なくありません。
特に、経験年数が長い方、転職歴が多い方、専門職やプロジェクト経験が豊富な方、管理職の方に多く見られる傾向です。

しかし、企業の採用担当者から見て、職務経歴書が5枚というのは“明らかに多い”部類に入ります
読みやすさや選考効率を重視する現場では、**「ボリュームが多すぎて読む気をなくす」**という印象を与えてしまうことも。

そこで本記事では、職務経歴書が5枚になってしまった理由を見直し、必要な情報を厳選・整理する方法や、やむを得ず5枚で提出する場合の工夫をわかりやすく解説します。


✅ 職務経歴書「5枚」は基本的に多い。理想は2〜3枚

枚数一般的な印象備考
1枚情報が少ない・簡素すぎる場合も経験が浅い場合はOK
2枚理想的なボリューム読みやすく、内容も充実
3枚経験豊富な人に多いが問題なし管理職や専門職でも一般的
4枚境界線。整理の余地あり読みやすければ許容される
5枚明らかに多すぎる原則「不要な情報が含まれている」と見られる

📌 職務経歴書が5枚になる理由と見直すポイント

主な原因:

  1. すべての職歴を詳細に書いている(特に古い職歴)
  2. 業務内容と成果を別々に長文で記載している
  3. プロジェクト・実績を1つずつ細かく記述しすぎている
  4. 自己PRやスキル紹介が冗長になっている

見直すべきポイントと整理方法:

内容整理方法(例)
古い職歴(10年以上前)一言要約でまとめる:「主に営業事務として顧客対応と庶務を担当」など
同様の職務が続く職歴まとめて「共通業務」として扱い、重複を避ける
実績の羅列数値+1行でまとめる:「新規契約件数を前年比140%達成」
自己PRや志望動機必要最小限にとどめ、面接で深掘りされることを想定して要点のみ記載

🧩 どうしても5枚必要な場合は「読みやすさ」が鍵

もし削りきれずに5枚になってしまう場合は、読む側への配慮を徹底することでマイナス印象を防ぐことができます。

✔ 読みやすくするための工夫:

  • 各ページにページ番号を記載(例:Page 1 of 5)
  • 見出しと段落で区切る(会社名・職種・期間・職務内容を明確に)
  • 箇条書きを効果的に使い、視認性を上げる
  • 1ページに詰め込みすぎず、余白を活かす
  • 関連情報ごとに章立て(例:業務内容/成果/スキル)で構成する

✂️ 5枚から3枚程度に圧縮するサンプルイメージ(構成例)

ページ内容構成
1ページ目職務要約 + 直近の職務内容(詳細)
2ページ目2社目以降の職務内容(要約中心)+ 主な実績
3ページ目スキル・資格・使用ツール + 自己PR

✅ 採用担当者の本音:「全部読めるわけではない」

多忙な人事・現場担当者は、1人の応募者の職務経歴書に割ける時間は平均2~3分程度と言われています。
つまり、「伝えたいことを、どこからでも読み取れるようにしておくこと」が非常に重要です。

だからこそ、長くても見やすく、必要な情報がすぐ伝わる構成にすることが採用のカギとなります。


✅ よくある質問(FAQ)

Q. 職務経歴書が5枚で不採用になることはある?

理由が“読みづらい”“整理されていない”であれば、可能性はあります。
情報過多よりも、「読み手に配慮されていない」印象の方がマイナス評価に繋がります。


Q. 職務経歴書の削り方がわからない…

応募職種に関係のない職歴・エピソードを優先的に削るのが基本。
また、自己PRや定型的な業務内容の繰り返し記述も圧縮の対象です。


✅ まとめ|5枚の職務経歴書は“情報整理と読みやすさ”で価値を高めよう

  • 職務経歴書は原則 2〜3枚5枚は明らかに多いため、内容の見直しを推奨
  • やむを得ず5枚にする場合は、「構成」と「視認性」に徹底的に配慮する
  • 実績は簡潔に、関連性の高い情報に絞ってアピール
  • 「たくさん書く=評価される」ではない。“伝わること”が最も重要

あなたの経験や実績が最大限に伝わる職務経歴書を、ぜひ「量」より「質」で構成し直してみてください。それが、選考通過の第一歩となります。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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