【注意】職務経歴書の「2枚目が空白」になったときの対処法と印象を悪くしない工夫
「職務経歴書を2枚で作成したら、2枚目が少し余ってしまって空白に…」「2枚目の半分以上が空白だけど、このままで大丈夫?」
転職活動で提出する職務経歴書は、経験やスキルが増えるにつれ2枚構成になることも珍しくありません。しかし、文章のボリュームや構成の都合上、2枚目が途中で終わって空白ができてしまうことがあります。
このような“空白”をそのままにしておくと、「中途半端な印象」「詰めが甘い印象」を持たれてしまうことも。
とはいえ、内容を無理に増やして2枚目を埋めるのも本末転倒です。
そこで本記事では、職務経歴書の2枚目に空白ができた場合の正しい対処法、見栄えを整える工夫、採用担当者への印象を悪くしないポイントを詳しく解説します。
✅ 結論:職務経歴書の2枚目が空白でも問題なし!ただし「整えて終える」が大切
まず結論から言えば、2枚目に多少の空白があっても問題はありません。
ただし、そのまま放置せず、見た目と印象を整える工夫をしておくことが大切です。
なぜ2枚目の空白が気になるのか?
空白部分が多いと…
- 「最後まで読み切られていない印象」
- 「途中で終わってしまったように見える」
- 「ページ構成を考えていない」と思われる可能性
→ 採用担当者は細かな点から応募者の仕事への姿勢も見ています。
2枚目が空白になった場合の対処法3選
① 文章を自然に整えて“きれいに締める”
2枚目の途中で終わる場合でも、以下のように**「まとめ」や「自己PR」で文を締めくくる**と、空白の印象が和らぎます。
✅ 例文(自然な締め)
今後はこれまでの経験を活かし、御社の発展に貢献していきたいと考えております。
何卒、よろしくお願いいたします。
こうした一文があるだけで、文書としての“完結感”が出ます。
② ページ番号や「以上」などの締め言葉を入れる
職務経歴書の最後に「以上」と書くことで、「ここで文章が終わった」ことがはっきりします。
✅ 記載例:
以上
(ページ番号:2 / 2)
また、WordやPDFで作成している場合は、ページ番号をフッターに入れるのも印象を引き締める効果があります。
③ 空白部分には記載禁止!スペースを埋めようとしない
「空白が気になるから」といって、意味のない文章や装飾(罫線や絵文字)などでスペースを埋めるのはNGです。
❌ 悪い例:
- 「ご覧いただきありがとうございました」など、不要な挨拶文
- デザイン目的の罫線やイラスト
- フォントサイズを不自然に拡大して埋める
→ 読みやすさやビジネスマナーの観点から逆効果になる場合があります。
2枚目に自然な余白があっても“整っている”ように見せる方法
工夫ポイント | 内容 |
---|---|
✅ セクションをきれいに区切る | タイトル行や見出しをしっかり記載 |
✅ 改行や行間を適度に確保する | 読みやすく、圧迫感のないレイアウトに |
✅ 最後に「以上」「よろしくお願いいたします」で締める | 文書としての完成感が出る |
✅ フッターにページ番号「2 / 2」などを入れる | 全体の統一感と確認性アップ |
よくある質問(Q&A)
Q. 2枚目が3分の1だけ埋まっているのは変ですか?
→ 問題ありません。ただし、内容が途切れていないか、唐突に終わっていないかを確認し、「まとめ」や「以上」の文言で自然に終えるようにしましょう。
Q. 無理に文字量を増やした方がいいですか?
→ 無理に詰め込む必要はありません。空白を気にするより、「内容の質と構成の整理」が大切です。
まとめ|2枚目が空白でもマイナスではない。大事なのは「整っているかどうか」
✅ 職務経歴書が2枚になって空白ができても、「きちんと終わっている」ことが伝われば問題なし
✅ 空白を気にして無理に書き足すより、文書の“締まり”を意識した構成に
✅ ページ番号や「以上」「まとめの一文」で文書の完成度を上げよう
採用担当者は細部まで見ていますが、空白があることよりも「どう締めたか」「全体が整っているか」を重視します。
2枚目の空白も味方に変えて、“整った印象”を残す職務経歴書を仕上げましょう!