【提出時のマナー】職務経歴書が2枚になったときは「クリップ」で留めるべき?正しいまとめ方と注意点を解説
「職務経歴書が2枚になった場合、提出時はどうまとめるのが正解?」「ホチキス?クリップ?紙の重ね方にマナーはあるの?」
転職活動や中途採用の書類選考で提出が求められる職務経歴書。
経験が増えるとA4で2枚以上になることも多く、複数枚の職務経歴書をどのようにまとめて提出するべきかに悩む方は少なくありません。
実はこの「まとめ方」や「留め方」には、採用担当者にとっての読みやすさ・管理のしやすさが大きく関係しており、ビジネスマナーの一環としてもチェックされるポイントなのです。
この記事では、**職務経歴書が2枚になるときの「クリップの使い方」「ホチキスとの違い」「封入のマナー」**などを詳しく解説します。
✅ 結論:職務経歴書が2枚以上のときは「クリップ留め」が基本。ホチキスは避けるのがマナー
採用担当者に配慮したまとめ方が重要!
職務経歴書が2枚以上になった場合、一般的には**「クリップ留め(または紙製クリップ)」が推奨**されます。
理由は以下の通り:
- 採用担当者が書類をコピー・スキャンしやすい
- 選考書類をスムーズに仕分け・整理できる
- ホチキス留めだと分解が面倒・紙が破れる恐れがある
【実践ガイド】職務経歴書(2枚)を提出する際のクリップの使い方
◆ 1. A4サイズで作成し、左上を合わせて重ねる
重ね方は 「履歴書 → 職務経歴書(複数枚) → その他資料」 の順が基本です。
職務経歴書の2枚は、ページ番号(例:1/2、2/2)を必ず明記しておきましょう。
◆ 2. 「ダブルクリップ」または「ゼムクリップ」で左上を軽く留める
クリップの種類 | 特徴 |
---|---|
✅ ダブルクリップ(小〜中サイズ) | しっかり留まり、外しやすい。書類が多い場合に最適 |
✅ ゼムクリップ(小型金属製) | 書類2〜3枚程度の軽いまとめに向く |
❌ ホチキス | 不向き。読み手の負担になる場合あり |
※プラスチック製のカラフルなクリップや装飾のある文房具は避け、ビジネス向けのシンプルなものを選びましょう。
◆ 3. クリップは取り外し可能にする(紙に跡を残さない)
採用担当者は書類をコピーしたり、回覧・スキャンする場面が多くあります。
取り外しやすいクリップの方が「気が利く人」という印象にもつながるため、留め方にも配慮しましょう。
クリップ以外の「NGな提出方法」
NGな例 | 理由 |
---|---|
❌ ホチキス留め | 外しにくく、再利用やコピーに不便 |
❌ のり付け | 再提出時に困る・破損の恐れあり |
❌ バラバラで提出 | 書類が紛失・混在するリスクがある |
❌ クリアファイルごと提出 | 企業によってはかえって手間になるため避けるのが無難 |
【補足】郵送・手渡しの場合のまとめ方
◆ 郵送の場合
- 角2封筒に折らずに封入(A4サイズのまま)
- クリップで留めた職務経歴書と履歴書を同封
- 中に「送付状(添え状)」も入れると丁寧な印象に
- 封筒の表に「履歴書在中」と朱書きするのを忘れずに!
◆ 手渡し(面接時持参)の場合
- 透明クリアファイルにまとめて持参し、取り出して手渡しできるように準備
- クリップ留めの状態で提出するのがベスト
よくある質問(Q&A)
Q. クリップをつけたまま提出していい?
→ はい。つけたまま提出でOKです。
ただし、金属製の強力な大型クリップは避けましょう。紙が折れたり、扱いづらくなることがあります。
Q. 職務経歴書が2枚でもホチキスでまとめた方がスッキリしませんか?
→ 一見スッキリして見えますが、採用担当者にとっては分解しづらくマイナス印象につながる可能性があります。
迷ったら「取り外し可能なクリップ」が最も無難です。
まとめ|職務経歴書が2枚になったら「クリップで留めて丁寧に」が正解!
✅ 職務経歴書が2枚以上の場合、クリップ留めが基本マナー
✅ 左上をそろえて、ゼムクリップや小型ダブルクリップでまとめると◎
✅ ホチキスは避け、採用担当者の「扱いやすさ」に配慮することが好印象
✅ 郵送時や面接時の渡し方も含めて、細部までの気配りが評価につながる
職務経歴書の中身と同じくらい大切なのが、「提出時の印象」。
2枚になったときこそ、クリップひとつで“仕事の丁寧さ”を伝えるチャンスです。
ビジネスマナーを押さえた書類提出で、選考通過率を高めましょう!