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職務経歴書はどこから書くべきか・書き出しの基本と時系列のルール

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転職活動において、職務経歴書はご自身のキャリアと能力を応募先企業に伝えるための重要な書類であります。履歴書とは異なり、決まった形式がないため、「どこから書き始めれば良いのか」について悩む方も少なくありません。採用担当者にご自身の強みを的確に伝えるため、書類全体の「書き出し」と、職歴を記載する「順序」という二つの視点から、基本的な書き方について解説します。

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書類全体の「書き出し」(冒頭)について

まず、職務経歴書という書類全体の「書き出し」(一番上)についてであります。ビジネス文書として、誰がいつ作成した書類であるかを明確にする必要あります。書類の一番上の行の中央、あるいは右寄せで「職務経歴書」というタイトルを記載し、その下に作成日(または提出日)とご自身の氏名を明記します。日付と氏名は、採用担当者が管理する上で必要な情報であります。

キャリアの「概要」から書き出す(職務要約)

タイトルと氏名に続いて記載するのが、ご自身のキャリアの「概要」、すなわち「職務要約(経歴要約)」であります。採用担当者は、日々多くの応募書類に目を通すため、まずこの冒頭の数行を読み、ご自身がどのような経験を持つ人材なのかを短時間で判断します。ここでご自身の専門性や強みの概要を端的に示すことが、その後に続く詳細な経歴を読み進めてもらうための、重要な「書き出し」となります。

職歴は「どこから」書き始めるか(時系列)

職務要約でキャリアの概要を示した後、いよいよ本論である「職務経歴詳細」を記載していきます。ここで、多くの方が悩むのが「職歴をどこから書き始めるか」、つまり「古い順」に書くべきか、「新しい順」に書くべきかという時系列のルールであります。

中途採用は「直近から(新しい順)」が推奨

現在の中途採用市場において、最も一般的であり、推奨される書き方は、ご自身の職歴を「直近から」(新しい順)書き始める形式であります。これは「逆編年体形式」と呼ばれ、現在在籍中の(あるいは直近に退職した)勤務先から順に、過去にさかのぼって経歴を記載していきます。採用担当者が最も知りたいのは、ご自身が「今、どのようなスキルを持っているか」「直近でどのような実績を上げているか」であります。この形式は、その最新の情報を書類の冒頭で提示できるため、ご自身の即戦力性をアピールする上で最も効果的であります。

「古い順から(編年体)」書く場合

逆編年体形式とは対照的に、職歴を「古い順」(社会人としての最初のキャリア)から現在に向かって記載する方法を「編年体形式」(年表形式)と呼びます。これはご自身のキャリアの成長過程や、一貫したステップアップの様子を示すのには適していますが、採用担当者が重視する直近の経験が書類の最後に来てしまうため、中途採用の場では一般的ではありません。

結論・要約から書き出し、直近の経歴から書く

職務経歴書は、まず冒頭の「職務要約」でご自身のキャリアの結論(概要)から書き出すことが重要であります。そして、その詳細な内容となる職歴は、「直近から」さかのぼって具体的に記述していく。この流れが、採用担当者にご自身の強みを最も効率的に伝えるための、基本的な書き方であります。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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