履歴書の「入学」の正しい書き方とは?学歴欄の記入ルールや注意点を詳しく解説!
履歴書の学歴欄を記入する際、「入学はどこから書くべき?」「正式な書き方は?」「中退や編入の場合はどう書く?」など、疑問に思うことはありませんか?
学歴は、採用担当者が応募者の経歴を確認する重要な項目です。
正しく記入することで、履歴書の完成度を高め、採用担当者に好印象を与えることができます。
本記事では、履歴書の「入学」の正しい書き方や注意点、中退・編入・進学予定など特殊なケースの記入方法について詳しく解説します。
履歴書の学歴欄に「入学」を書く際の基本ルール
1. 履歴書の学歴欄はどこから書く?
✅ 高校入学から記載するのが一般的(中学校の記載は不要)
✅ 最終学歴が中卒の場合は、中学校も記載する
✅ 「入学」「卒業」をセットで記入するのが基本
✅ 記入例(高校から記載する場合)
学歴
2018年4月 〇〇高等学校 入学
2021年3月 〇〇高等学校 卒業
2021年4月 △△大学 ○○学部 ○○学科 入学
2025年3月 △△大学 ○○学部 ○○学科 卒業予定
✅ 記入例(中卒の場合)
学歴
2015年4月 〇〇中学校 入学
2018年3月 〇〇中学校 卒業
2. 学歴の年号は西暦・和暦どちらを使うべき?
履歴書に記入する年号は、西暦・和暦のどちらでもOKですが、統一することが重要です。
❌ NG例(西暦と和暦が混在)
2018年4月 〇〇高等学校 入学
令和3年3月 〇〇高等学校 卒業
✅ OK例(西暦で統一)
2018年4月 〇〇高等学校 入学
2021年3月 〇〇高等学校 卒業
✅ OK例(和暦で統一)
平成30年4月 〇〇高等学校 入学
令和3年3月 〇〇高等学校 卒業
ポイント ✔️ 履歴書内で西暦・和暦が混ざらないよう統一する!
✔️ 企業が指定している場合は、その指示に従う!
特殊なケースの「入学」の書き方
1. 中退した場合
中退した場合は、「中途退学」と記載し、理由を簡潔に補足すると良いでしょう。
✅ 記入例(中退の場合)
2018年4月 〇〇大学 ○○学部 ○○学科 入学
2020年3月 一身上の都合により中途退学
ポイント ✔️ 詳細な理由(経済的事情、病気など)は履歴書には書かない
✔️ 面接で聞かれた際に、前向きな理由を説明できるように準備する
2. 編入・転入した場合
転校や編入をした場合、どの学校に在籍していたかを明確に記載します。
✅ 記入例(高校転校)
2018年4月 〇〇高等学校 入学
2019年4月 △△高等学校へ転入
2021年3月 △△高等学校 卒業
✅ 記入例(大学編入)
2018年4月 〇〇短期大学 ○○学科 入学
2020年3月 〇〇短期大学 卒業
2020年4月 △△大学 ○○学部 ○○学科 編入学
2022年3月 △△大学 卒業
ポイント ✔️ 「転入」「編入」の表記を使い分ける(高校は転入、大学は編入)
✔️ 編入学の場合、最終的に卒業した学校が重要視される
3. 入学予定の場合
これから進学する場合、「入学予定」と記載できます。
✅ 記入例(専門学校進学予定)
2024年3月 〇〇高等学校 卒業予定
2024年4月 △△専門学校 ○○学科 入学予定
✅ 記入例(大学進学予定)
2024年3月 〇〇高等学校 卒業予定
2024年4月 □□大学 ○○学部 ○○学科 入学予定
ポイント ✔️ 合格が確定している場合は「入学予定」、受験前なら「受験予定」と記載する
✔️ 面接で「進学後の勤務」について質問される可能性があるので、働き方を明確にしておく
履歴書の「入学」で注意すべきポイント
1. 学校名は正式名称で記載
学校名は略さず、正式名称を記載しましょう。
❌ 「〇〇大」
✅ 「〇〇大学」
2. 省略せず「入学」「卒業」を明記
学歴欄では、入学と卒業をセットで記載することが基本です。
❌ 「〇〇大学 卒業」(入学が抜けている)
✅ 「〇〇大学 入学」「〇〇大学 卒業」(正しい書き方)
3. 短期在籍の学校をどうするか?
数ヶ月しか在籍していない場合、省略することも可能です。
ただし、応募先企業が学歴の経歴を重視する場合は、記載するのが望ましいです。
まとめ
履歴書の学歴欄は、「入学」「卒業」を正しく記載することが重要です。
✅ 高校から記載するのが一般的(中卒の場合は中学校も記載)
✅ 西暦か和暦かを統一する
✅ 中退は「中途退学」と記載し、詳細な理由は書かない
✅ 編入・転入は「編入学」「転入」と明記する
✅ 進学予定の場合は「入学予定」と記載可能
学歴は採用担当者が応募者の経歴を確認する大切な情報です。
正確で分かりやすい履歴書を作成し、好印象を与えましょう!