お役立ち情報

履歴書の「入学」の正しい書き方とは?学歴欄の記入ルールや注意点を詳しく解説!

keireki0530

履歴書の学歴欄を記入する際、「入学はどこから書くべき?」「正式な書き方は?」「中退や編入の場合はどう書く?」など、疑問に思うことはありませんか?

学歴は、採用担当者が応募者の経歴を確認する重要な項目です。
正しく記入することで、履歴書の完成度を高め、採用担当者に好印象を与えることができます。

本記事では、履歴書の「入学」の正しい書き方や注意点、中退・編入・進学予定など特殊なケースの記入方法について詳しく解説します。


履歴書の学歴欄に「入学」を書く際の基本ルール

1. 履歴書の学歴欄はどこから書く?

高校入学から記載するのが一般的(中学校の記載は不要)
最終学歴が中卒の場合は、中学校も記載する
「入学」「卒業」をセットで記入するのが基本

✅ 記入例(高校から記載する場合)

学歴
2018年4月 〇〇高等学校 入学
2021年3月 〇〇高等学校 卒業
2021年4月 △△大学 ○○学部 ○○学科 入学
2025年3月 △△大学 ○○学部 ○○学科 卒業予定

✅ 記入例(中卒の場合)

学歴
2015年4月 〇〇中学校 入学
2018年3月 〇〇中学校 卒業

2. 学歴の年号は西暦・和暦どちらを使うべき?

履歴書に記入する年号は、西暦・和暦のどちらでもOKですが、統一することが重要です。

❌ NG例(西暦と和暦が混在)

2018年4月 〇〇高等学校 入学  
令和3年3月 〇〇高等学校 卒業

✅ OK例(西暦で統一)

2018年4月 〇〇高等学校 入学
2021年3月 〇〇高等学校 卒業

✅ OK例(和暦で統一)

平成30年4月 〇〇高等学校 入学
令和3年3月 〇〇高等学校 卒業

ポイント ✔️ 履歴書内で西暦・和暦が混ざらないよう統一する!
✔️ 企業が指定している場合は、その指示に従う!


特殊なケースの「入学」の書き方

1. 中退した場合

中退した場合は、「中途退学」と記載し、理由を簡潔に補足すると良いでしょう。

✅ 記入例(中退の場合)

2018年4月 〇〇大学 ○○学部 ○○学科 入学
2020年3月 一身上の都合により中途退学

ポイント ✔️ 詳細な理由(経済的事情、病気など)は履歴書には書かない
✔️ 面接で聞かれた際に、前向きな理由を説明できるように準備する


2. 編入・転入した場合

転校や編入をした場合、どの学校に在籍していたかを明確に記載します。

✅ 記入例(高校転校)

2018年4月 〇〇高等学校 入学
2019年4月 △△高等学校へ転入
2021年3月 △△高等学校 卒業

✅ 記入例(大学編入)

2018年4月 〇〇短期大学 ○○学科 入学
2020年3月 〇〇短期大学 卒業
2020年4月 △△大学 ○○学部 ○○学科 編入学
2022年3月 △△大学 卒業

ポイント ✔️ 「転入」「編入」の表記を使い分ける(高校は転入、大学は編入)
✔️ 編入学の場合、最終的に卒業した学校が重要視される


3. 入学予定の場合

これから進学する場合、「入学予定」と記載できます。

✅ 記入例(専門学校進学予定)

2024年3月 〇〇高等学校 卒業予定
2024年4月 △△専門学校 ○○学科 入学予定

✅ 記入例(大学進学予定)

2024年3月 〇〇高等学校 卒業予定
2024年4月 □□大学 ○○学部 ○○学科 入学予定

ポイント ✔️ 合格が確定している場合は「入学予定」、受験前なら「受験予定」と記載する
✔️ 面接で「進学後の勤務」について質問される可能性があるので、働き方を明確にしておく


履歴書の「入学」で注意すべきポイント

1. 学校名は正式名称で記載

学校名は略さず、正式名称を記載しましょう。
「〇〇大」
「〇〇大学」

2. 省略せず「入学」「卒業」を明記

学歴欄では、入学と卒業をセットで記載することが基本です。
「〇〇大学 卒業」(入学が抜けている)
「〇〇大学 入学」「〇〇大学 卒業」(正しい書き方)

3. 短期在籍の学校をどうするか?

数ヶ月しか在籍していない場合、省略することも可能です。
ただし、応募先企業が学歴の経歴を重視する場合は、記載するのが望ましいです。


まとめ

履歴書の学歴欄は、「入学」「卒業」を正しく記載することが重要です。

高校から記載するのが一般的(中卒の場合は中学校も記載)
西暦か和暦かを統一する
中退は「中途退学」と記載し、詳細な理由は書かない
編入・転入は「編入学」「転入」と明記する
進学予定の場合は「入学予定」と記載可能

学歴は採用担当者が応募者の経歴を確認する大切な情報です。
正確で分かりやすい履歴書を作成し、好印象を与えましょう!

応募書類の作成を専門家へ相談して転職成功
サイトの目的や、書類作成アドバイスを詳しく知る

応募書類マスター

応募書類マスター
サイトの目的
応募書類マスター
応募書類作成のアドバイス
転職活動の状態ごとに、必要な知識を学べる

おすすめ転職支援サイト

キャリアプランの相談
キャリアプラン案内所
面接のアドバイス
面接のトリセツ
年収交渉アドバイス
給与交渉ナビ
ABOUT ME
ライト
ライト
キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
※当サイト記事はリンクフリーです。ご自身のサイトへ自由にお使い頂いて問題ありません。ご使用の際は、文章をご利用する記事に当サイトの対象記事URLを貼って頂ければOKです。
記事URLをコピーしました