履歴書の学歴は高校卒業から書くべき?正しい記入方法と注意点を解説!
はじめに
履歴書を作成する際、
- 「学歴はどこから書くのが正しいの?」
- 「高校卒業から書けばいいの?」
- 「転職用の履歴書では中学の学歴は省略できる?」
と悩むことはありませんか?
履歴書の学歴は、応募先や自身の経歴によって記入範囲が異なります。
特に、高校卒業後の進路によって、履歴書にどこまで学歴を記載するかが変わるため、正しいルールを知っておくことが大切です。
本記事では、履歴書の学歴を高校卒業から書くべきケースと記入例、注意点を詳しく解説します!
1. 履歴書の学歴は高校卒業から書けばいいの?
✅ 基本的には「高校入学」から書くのが一般的
✅ 中学卒業の記載は不要(特別な場合を除く)
✅ 履歴書のスペースを有効活用するため、最終学歴が高校なら「高校卒業から書く」
📌 採用担当者の意見
学歴は、高校卒業後の経歴が重要視されます。中学の記載は不要なことが多く、履歴書は読みやすくまとめるのがベストです。
➡ 「高校入学」または「高校卒業」から記載するのが一般的!
2. 履歴書の学歴の正しい書き方
(1) 高校卒業のみの学歴の場合
高校が最終学歴の場合は、「高校入学」から記載するのが一般的です。
ただし、スペースの関係で高校卒業のみを書くことも可能です。
📌 記入例(高校入学から記載)
【学歴】
2015年4月 〇〇高等学校 入学
2018年3月 〇〇高等学校 卒業
📌 記入例(高校卒業から記載)
【学歴】
2018年3月 〇〇高等学校 卒業
➡ 履歴書のスペースが限られている場合、高校卒業のみ記載するのもOK!
(2) 大学・専門学校に進学した場合
高校卒業後に大学や専門学校に進学した場合は、最終学歴を明確にするため、高校から順に記載するのが基本です。
📌 記入例(大学進学の場合)
【学歴】
2015年4月 〇〇高等学校 入学
2018年3月 〇〇高等学校 卒業
2018年4月 〇〇大学 経済学部 入学
2022年3月 〇〇大学 経済学部 卒業
📌 記入例(専門学校進学の場合)
【学歴】
2015年4月 〇〇高等学校 入学
2018年3月 〇〇高等学校 卒業
2018年4月 〇〇専門学校 〇〇学科 入学
2020年3月 〇〇専門学校 〇〇学科 卒業
➡ 最終学歴が分かるように「高校卒業→進学先」の順で記載!
(3) 高校中退・高卒認定試験の場合
高校を中退した場合や、高卒認定試験(旧・大検)を取得した場合は、履歴書にその旨を明記する必要があります。
📌 記入例(高校中退の場合)
【学歴】
2015年4月 〇〇高等学校 入学
2017年9月 〇〇高等学校 中途退学
📌 記入例(高卒認定試験を取得した場合)
【学歴】
2015年4月 〇〇高等学校 入学
2017年9月 〇〇高等学校 中途退学
2018年3月 高等学校卒業程度認定試験 合格
➡ 中退の理由を書く必要はないが、「認定試験合格」などを記載するとプラス評価につながる!
3. 履歴書の学歴を高校卒業から書く際の注意点
(1) 中学卒業の記載は不要
✅ 履歴書は簡潔にまとめることが大切
✅ 高校卒業後の学歴・職歴が重要視されるため、中学卒業の記載は基本的に不要
📌 NG例(中学を記載する必要はない)
【学歴】
2012年4月 〇〇中学校 入学
2015年3月 〇〇中学校 卒業
2015年4月 〇〇高等学校 入学
2018年3月 〇〇高等学校 卒業
📌 OK例(高校から記載)
【学歴】
2015年4月 〇〇高等学校 入学
2018年3月 〇〇高等学校 卒業
➡ 中学卒業の記載は不要、高校から記載するのが一般的!
(2) 履歴書のフォーマットに合わせる
✅ 履歴書の学歴欄が狭い場合は「高校卒業のみ」記載
✅ 学歴欄に余裕がある場合は「高校入学」から書くと丁寧な印象
📌 記入例(スペースが限られている場合)
【学歴】
2018年3月 〇〇高等学校 卒業
➡ スペースの関係で省略する場合、高校卒業のみでOK!
(3) 西暦・和暦を統一する
✅ 「西暦」または「和暦(平成・令和)」のどちらかに統一する
✅ 混在すると読みにくいため、履歴書全体の表記を揃える
📌 NG例(西暦・和暦が混在)
2015年4月 〇〇高等学校 入学
平成30年3月 〇〇高等学校 卒業
📌 OK例(統一する)
2015年4月 〇〇高等学校 入学
2018年3月 〇〇高等学校 卒業
➡ 履歴書全体で統一感を持たせることが重要!
4. まとめ
📌 履歴書の学歴を高校卒業から書く際のポイント ✅ 基本的には「高校入学」から記載するのが一般的
✅ 履歴書のスペースが限られている場合は「高校卒業のみ」記載でもOK
✅ 高校中退・高卒認定試験の場合は、その旨を明記する
✅ 中学卒業の記載は不要(特別な理由がない限り省略する)
✅ 西暦・和暦を統一し、履歴書全体で統一感を持たせる
履歴書の学歴欄を適切に記入し、採用担当者に分かりやすく伝えましょう!