履歴書の学歴の正しい書き方|ルールと好印象を与えるポイントを解説!
はじめに
履歴書の「学歴」欄は、採用担当者が応募者の学歴・学習背景を確認する重要なポイントです。
しかし、
- 「学歴はどこから書けばいいの?」
- 「大学中退や専門学校はどう書く?」
- 「西暦・和暦はどちらがいい?」
といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
履歴書の学歴欄は、単に学校名を並べるだけでなく、統一されたフォーマットで見やすく整理することが大切です。
正しく記入し、採用担当者に好印象を与える学歴の書き方をマスターしましょう!
本記事では、履歴書の学歴の基本ルール、具体的な書き方、間違えやすいポイントを詳しく解説します。
1. 学歴欄の基本ルール
(1) 学歴は「高校卒業」から記入
✅ 履歴書の学歴は、高校卒業以降を記載するのが一般的
✅ 中学校は不要(特に指定がある場合のみ記載)
✅ 学校名は正式名称で書く(「高等学校」「大学」「専門学校」など省略しない)
📌 記入例(学歴のみ)
【学歴】
2010年4月 〇〇高等学校 入学
2013年3月 〇〇高等学校 卒業
2013年4月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 入学
2017年3月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 卒業
➡ 高等学校・大学・専門学校の正式名称を記載し、省略しない!
(2) 和暦・西暦は統一する
✅ 「西暦」または「和暦」のどちらかに統一して記入する
✅ 履歴書全体で統一感を持たせる(職歴・資格欄も合わせる)
📌 NG例(和暦と西暦が混ざっている)
2010年4月 〇〇高等学校 入学
2013年3月 平成25年 〇〇高等学校 卒業
📌 OK例(西暦で統一)
2010年4月 〇〇高等学校 入学
2013年3月 〇〇高等学校 卒業
➡ 履歴書の「学歴」「職歴」「資格」はすべて和暦か西暦で統一!
(3) 「入学・卒業」を正しく書く
✅ 入学・卒業はセットで記載
✅ 途中で転校した場合も、それぞれの学校名を記載する
📌 記入例(転校あり)
2008年4月 〇〇高等学校 入学
2010年3月 〇〇高等学校 転校
2011年3月 △△高等学校 卒業
➡ 転校した場合も、正しく学校名を記入!
2. 学歴の具体的な書き方(ケース別)
(1) 専門学校・短期大学卒業の場合
✅ 「専門学校」や「短期大学」も正式名称で記入
✅ 学科・コース名を省略せず記載
📌 記入例
2015年4月 〇〇専門学校 〇〇学科 入学
2017年3月 〇〇専門学校 〇〇学科 卒業
➡ 専門学校は学科名も記載すると分かりやすい!
(2) 大学・専門学校を中退した場合
✅ 「中退」の理由は書かず、「〇年〇月 退学」と記載
✅ 企業側から理由を聞かれたら、面接で簡潔に説明
📌 記入例
2012年4月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 入学
2014年3月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 中退
➡ 履歴書では「退学」のみ記載し、理由は面接で伝える!
(3) 高等専門学校(高専)の場合
✅ 正式名称で記載し、「本科」「専攻科」も明記
📌 記入例
2010年4月 〇〇工業高等専門学校 本科 入学
2015年3月 〇〇工業高等専門学校 本科 卒業
➡ 高専の場合は「本科」「専攻科」も明記!
(4) 定時制・通信制高校を卒業した場合
✅ 学校の種類は記載しなくてもOK(指定がある場合のみ)
✅ 「〇〇高等学校 卒業」で問題なし
📌 記入例
2010年4月 〇〇高等学校 入学
2014年3月 〇〇高等学校 卒業
➡ 通信制や定時制でも、一般的な高校と同じ書き方でOK!
(5) 海外の学校を卒業した場合
✅ 学校名を現地表記+日本語訳で記載
✅ 卒業時期を日本の年度に合わせて記載
📌 記入例
2008年4月 ABC High School 入学
2012年3月 ABC High School 卒業
➡ 海外の学歴は「英語名+和訳」で記載すると分かりやすい!
3. 学歴を書く際の注意点
(1) 誤字・脱字をチェック
✅ 学校名の正式名称を確認する
✅ 「入学」「卒業」の誤字がないかチェック
➡ 間違えた場合は修正せず、新しい履歴書に書き直す!
(2) 「学歴詐称」をしない
✅ 最終学歴を偽らない(大学中退を卒業と書かない)
✅ 卒業年月を正しく記入する
➡ 企業は学歴証明を求めることがあるため、正直に書く!
(3) 志望職種に合わせた学歴をアピール
✅ 専門職(IT・医療・建築など)は、専攻や学科を強調する
✅ 学歴が応募職種に関連する場合は、しっかり書く
➡ 履歴書は、企業に自分をアピールするツール!
4. まとめ
📌 履歴書の学歴の書き方ポイント ✅ 高校卒業から記入し、中学は省略する
✅ 西暦・和暦は統一し、学校名は正式名称で記載
✅ 大学・専門学校の「中退」も正しく書く(理由は面接で説明)
✅ 海外の学歴は「英語+和訳」で記載
✅ 誤字脱字を防ぎ、学歴詐称はしない!
履歴書の学歴欄は、基本ルールを守って、正確に・見やすく記入することが大切です。
正しい書き方で、採用担当者に好印象を与えましょう!