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履歴書における「貴社」の正しい使い方|敬称のマナーと書き方のポイントを解説!

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はじめに

履歴書を書く際に、

  • 「貴社と御社の違いは?」
  • 「履歴書の志望動機や希望欄ではどちらを使うべき?」
  • 「貴社の使い方を間違えると印象が悪くなる?」

と悩むことはありませんか?

「貴社」は、履歴書や職務経歴書などの文書で企業を指す際に使う正しい敬称です。
誤った敬称を使うと、ビジネスマナーに欠ける印象を与え、採用担当者に悪い印象を持たれる可能性があります。

本記事では、履歴書での「貴社」の正しい使い方、御社との違い、具体的な記入例を詳しく解説します。


1. 「貴社」と「御社」の違い

(1) 「貴社」と「御社」の基本的な違い

表現使う場面
貴社(きしゃ)文書(履歴書・職務経歴書・メールなどの書面)で使う
御社(おんしゃ)会話(面接・電話など口頭)で使う

履歴書の志望動機や自己PRでは、「貴社」を使うのが正解!


(2) 「貴社」の使い方が適切な例

📌 履歴書の志望動機

私は、貴社の〇〇事業に魅力を感じ、これまでの〇〇の経験を活かして貢献したいと考え、応募いたしました。

📌 職務経歴書

貴社の〇〇業務において、これまでの営業経験を活かし、新規顧客の獲得に貢献できると考えております。

文書の中では「貴社」を使うのが正しいマナー!


(3) 「御社」を使うべき場面

📌 面接での発言

御社の〇〇事業に魅力を感じ、応募いたしました。

📌 電話やオンライン面接

御社の採用担当の〇〇様とお話しできて光栄です。

口頭で話す場合は「御社」が適切!


2. 履歴書で「貴社」を使う際の具体的な記入例

(1) 履歴書の志望動機における「貴社」の使い方

📌 志望動機の例(営業職)

貴社の〇〇業務に魅力を感じ、これまでの営業経験を活かして貢献したいと考えております。  
前職では法人営業を5年間担当し、新規顧客の開拓や契約交渉に携わりました。  
貴社の〇〇事業においても、営業力を活かし、顧客との信頼関係を築きながら成果を上げていきたいと考えております。

「貴社」を適切に使いながら、企業に貢献できる点を明確にする!


(2) 履歴書の希望欄における「貴社」の使い方

📌 希望欄の例(特に希望がない場合)

貴社の規定に従います。

📌 希望欄の例(勤務地や転勤について)

家庭の事情により、現住所から通勤可能な範囲での勤務を希望しておりますが、貴社の方針に応じて柔軟に対応いたします。

希望を伝える際も「貴社」を使い、柔軟な姿勢を見せると好印象!


(3) 履歴書の本人希望欄における「貴社」の使い方

📌 例(シフトや勤務条件に関する希望)

週4日程度の勤務を希望しておりますが、貴社の規定に従い、柔軟に対応いたします。

📌 例(扶養範囲内での勤務を希望する場合)

扶養範囲内での勤務を希望しておりますが、貴社の勤務体系に合わせて調整可能です。

企業の方針に配慮しながら、希望を伝えることが大切!


3. 「貴社」を履歴書に使う際のNG例

(1) 「御社」と混同する

📌 NG例(履歴書での誤り)

私は、御社の〇〇事業に興味を持ち、応募いたしました。

履歴書などの文書では「御社」ではなく「貴社」を使う!


(2) 「貴社様」と書く

📌 NG例

貴社様の製品に魅力を感じ、応募いたしました。

「貴社」自体が敬称なので、「貴社様」は誤り!


(3) 「貴社」と「会社名」を併用する

📌 NG例

〇〇株式会社貴社の理念に共感し、応募いたしました。

「〇〇株式会社」か「貴社」のどちらかに統一する!


4. まとめ

📌 履歴書における「貴社」の正しい使い方文書(履歴書・職務経歴書・メール)では「貴社」を使う
面接や電話では「御社」を使う
「貴社様」は誤り(「貴社」だけで敬称の役割を果たす)
「〇〇株式会社」と「貴社」を併用しない(どちらかを選ぶ)

履歴書の「貴社」の使い方を正しく理解し、ビジネスマナーを守った応募書類を作成しましょう!

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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