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履歴書の「生年月日」欄。満年齢の計算と西暦・和暦の正しい選択

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履歴書における「生年月日」の役割

履歴書に記載する情報の中で、「氏名」と並んで最も基本的かつ重要な個人情報が「生年月日」です。これは、応募者を特定し、公的な本人確認を行うための基礎情報であると同時に、社会保険の手続きなど入社後の実務においても必要不可欠な情報となります。また、採用担当者が応募者の年齢構成などを把握するためのデータともなります。この公的な情報をいかに正確に記載できるかは、応募者の信頼性を測る第一歩とも言えます。

生年月日記入の最大の疑問。「西暦」か「和暦」か

多くの方がまず悩まれるのが、生年月日を「西暦(例:1990年)」で書くべきか、「和暦(例:平成2年)」で書くべきか、という点です。結論から申しますと、どちらを使用しても間違いではありません。

ただし、ここには一つだけ「絶対的なルール」がございます。それは、履歴書全体で表記を統一することです。例えば、生年月日は「和暦」で記載したのに、学歴・職歴欄は「西暦」で記載する、といった混在は絶対に避けなければなりません。これは、採用担当者が時系列を把握しにくくなるため、配慮に欠ける書類と判断される可能性があります。現代のビジネス文書や職務経歴書との親和性を考えると、「西暦」で統一するのが合理的で推奨されます。

数字は「半角」が基本マナー

生年月日(例:1990年4月1日)をパソコンなどで作成する場合、数字は「全角(例:1990年)」ではなく、「半角(例:1990年)」のアラビア数字を使用するのが、横書きビジネス文書の一般的なマナーです。読みやすく、整った印象を与えるためにも、電話番号や学歴・職歴の年月も含め、履歴書内の数字は半角で統一することを推奨いたします。

「満年齢」はいつの時点で計算するのか

生年月日欄とセットで記載を求められるのが「満年齢」です。ここで「満〇〇歳」と記載する年齢は、**「履歴書の提出日(郵送なら投函日、持参なら当日)時点」**での年齢を記載するのが正しいルールです。

誕生日を迎える直前に履歴書を作成する場合、特に注意が必要です。例えば、11月10日が誕生日の人が、11月6日(提出日)に履歴書を提出する場合、その時点ではまだ誕生日の「前」ですので、1歳引いた年齢を記載するのが正解となります。

「満年齢」の計算方法

「満年齢」とは、生まれた日を「0歳」とし、翌年の誕生日の前日が終了する(24時になる)瞬間に1歳年をとる、という考え方です。

実務的な計算方法としては、「提出日の西暦(あるいは和暦)」から「誕生年の西暦(あるいは和暦)」を引き、その時点(提出日)で「今年の誕生日」をまだ迎えていなければ、さらに「1」を引く、と覚えておくと間違いがありません。

正確な記載が応募者の信頼性を担保する

履歴書の生年月日や満年齢は、応募者本人に関する客観的な「事実」です。ここに計算ミスや表記の揺れ(西暦・和暦の混在)があると、採用担当者は「他の重要な項目でもミスがあるのではないか」と、書類全体の信頼性に疑問を抱きかねません。ご自身の公的なプロフィールとして、細心の注意を払って正確に記載することを心がけてください。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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