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履歴書とEメール。適切な記載と送信マナー

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現代の転職活動において、Eメールアドレスは、電話番号と並んで、あるいはそれ以上に重要な応募者との連絡手段となっています。応募先企業からの面接日程の連絡、選考結果の通知、必要な書類のやり取りなど、多くの重要なコミュニケーションがEメールを介して行われます。そのため、履歴書へのEメールアドレスの記載方法や、Eメールでの書類提出マナーは、選考の第一印象を左右する重要なポイントとなります。

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履歴書に記載するEメールアドレスの重要性

履歴書の連絡先欄に記載するEメールアドレスは、応募先企業が応募者とコンタクトを取るための「窓口」です。この情報が間違っていれば、企業からの大切な連絡を受け取ることができません。また、記載されているアドレスそのものからも、応募者のビジネスパーソンとしての意識が垣間見えることがあります。日常的に確認できる、正確なアドレスを記載することが絶対の条件となります。

転職活動にふさわしいEメールアドレスとは

履歴書に記載するEメールアドレスとして、現在在職中の会社のEメールアドレスを使用することは、公私混同とみなされ、情報管理の観点からも重大なマナー違反です。必ず個人のEメールアドレスを使用してください。また、ニックネームや趣味が色濃く反映されたアドレス(例:love-anime123@...など)は、公的な応募書類にはふさわしくありません。ご自身の氏名(例:taro.yamada@...)を組み合わせたような、シンプルでプロフェッショナルな印象を与えるアドレスを、フリーメールサービス(GmailやYahoo!メールなど)で新たに取得し、転職活動専用とすることをおすすめします。

Eメールアドレスを履歴書に正確に記載する

Eメールアドレスは、一文字でも間違っていると通信が成立しません。特に注意が必要なのは、手書きで履歴書を作成する場合の読み間違いです。例えば、数字の「1(いち)」とアルファベットの「l(エル)」、数字の「0(ゼロ)」とアルファベットの「o(オー)」などは、判別しにくい場合があります。パソコンで作成(打ち込み)する場合は、タイプミスがないかを送信前に何度も確認することが重要です。

Eメールで履歴書を送付する場合の基本

応募先企業から、履歴書をEメールに添付して提出(Web提出)するよう指示されるケースも非常に多くなっています。これは、郵送や手渡しと同様に、応募の第一歩となる正式なプロセスです。単にファイルを添付して送るだけではなく、Eメールそのものの書き方、すなわちビジネスマナーが問われます。

送信Eメールの件名。一目で分かる工夫を

採用担当者は日々大量のEメールを受け取っています。そのため、Eメールの件名は、受信者が一目で「誰から」の「何の用件」かが即座に分かるように工夫することが不可欠です。「〇〇職応募の件/氏名(ご自身のフルネーム)」や、「応募書類のご送付(氏名)」といったように、応募の意図とご自身の氏名を簡潔に記載するのがマナーです。

Eメール本文の構成とビジネスマナー

Eメールの本文は、正式なビジネスレターと同様の構成で作成します。まず、応募先企業の会社名、部署名、採用担当者名を正確に記載します。次に、簡単な挨拶とご自身が何者であるか(求人情報をどこで知ったかなど)を述べ、履歴書と職務経歴書を添付した旨を伝えます。最後に、選考の機会をいただきたい旨と締めの挨拶を述べ、ご自身の氏名、住所、電話番号、Eメールアドレスを記載した「署名」を必ず挿入します。

履歴書ファイルの添付方法と形式

Eメールで履歴書を送る際、ファイル形式は非常に重要です。特別な指示がない限り、履歴書ファイルは「PDF形式」に変換して添付してください。WordやExcelのまま送付すると、相手のパソコン環境でレイアウトが崩れたり、内容が意図せず変更されたりするリスクがあります。PDFであれば、作成時の見た目のまま相手に届けることができます。また、ファイル名も「履歴書(氏名).pdf」のように、誰の何の書類かが分かるように配慮しましょう。

送信前の最終確認。宛先と添付ファイル

Eメールを送信するボタンを押す前に、最後の確認を徹底してください。最も重要なのは「宛先」のEメールアドレスです。ここを間違えると、大切な個人情報である履歴書が、全く関係のない第三者に送られてしまうことになります。また、正しいファイル(最新版の履歴書)が添付されているか、添付漏れがないかも、必ず確認してください。

まとめ。Eメール対応も選考の一部

履歴書に記載するご自身のEメールアドレス一つをとっても、また、履歴書を送付するEメールの文面一つをとっても、採用担当者は応募者のビジネスマナーや仕事の丁寧さを見ています。Eメールに関わるすべてのプロセスが、選考の一部であるという意識を持ち、細部まで配慮の行き届いた対応を心がけましょう。

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キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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