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履歴書はどこから書く? 迷わないための作成手順と基本ルール

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履歴書作成は「準備」から始まる

履歴書を「どこから書くか」と迷った時、多くの方がペンやキーボードを前に悩んでしまいます。しかし、実は履歴書作成は「書く」作業の前の「準備」段階が最も重要です。いきなり書き始めるのではなく、まずはご自身の経歴を正確に把握することから始めましょう。

学歴(高校卒業以降)の入学・卒業年月、職歴(全ての会社)の入社・退社年月、取得した免許・資格の正式名称と取得年月日。これらの「客観的な事実」を、曖昧(あいまい)な記憶に頼らず、卒業証書や年金手帳、雇用保険被保険者証などで正確に確認します。この「素材」が揃(そろ)って初めて、書く作業に移ることができます。

履歴書を「書く順番」の基本

実際にフォーマット(様式)を埋めていく順番に、厳密なルールはありません。しかし、効率的に、かつミスなく作成するための「推奨される順番」はあります。

まず、「氏名」「生年月日」「現住所」「連絡先」といった、考える必要のない「基本情報」から埋めていくのが良いでしょう。これらを最初に確定させることで、安心して次の項目に進めます。

「学歴」はどこから書く?

次に迷うのが「学歴」をいつから書くか、という点です。転職(中途採用)の履歴書においては、義務教育(小・中学校)は省略し、「高等学校卒業」から書き始めるのが一般的です。

(※「〇〇高等学校 入学」から書き始め、「〇〇高等学校 卒業」と続けます。大学や専門学校も同様に「入学」と「卒業」を記載します)

「職歴」はどこから書く?

学歴を書き終えたら、一行空けて「職歴」と中央に書き、そこから時系列(古い順)に全ての職歴を記載します。正社員や契約社員、派遣社員(雇用保険に加入していた経歴)は、短期間であっても省略せず(経歴詐称になるため)、すべて記載する必要があります。

最も悩む「志望動機」「自己PR」は最後に書く

履歴書の中で、最も時間をかけて作成すべきなのが「志望動機」や「自己PR」といった、あなたの熱意や強みを伝える欄です。これらの項目は、ご自身の客観的な経歴(学歴・職歴・資格)をすべて書き出し、応募先企業が求める人物像を研究した上で、初めて書けるものです。そのため、履歴書作成の「最後」に取り組むのが最も効率的です。

「日付」欄は、全てが終わった「最後」に書く

そして、履歴書全体で、本当に一番最後に書くべきなのが、右上の「日付」欄です。ここには、履歴書を「書いた日」ではなく、「提出する日」を記載するのが絶対のルールです。郵送なら「投函日」、メールなら「送信日」、面接に持参するなら「面接当日」の日付を記載します。

結論。「書く順番」より「正確性」が何より重要

履歴書をどこから書くか、その順番に正解はありません。ご自身が書きやすい項目から埋めていって問題ありません。

採用担当者が「どこから書いたか」を気にすることはなく、採用担当者が見ているのは、その「完成品」です。「誤字脱字はないか」「年号(西暦・和暦)は統一されているか」「空欄はないか」「ルール(略称を使わないなど)は守られているか」。

順番を気にするよりも、一つひとつの項目を「正確」に、かつ「丁寧」に仕上げることこそが、書類選考を通過するための最も確実な道です。

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キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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