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履歴書の資格欄の正しい書き方完全ガイド!正式名称一覧と転職で有利になるアピール術

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転職活動において履歴書の「免許・資格」欄は、あなたのスキルや知識を客観的に証明する重要なスペースです。「何を書けばいいのか」「正式名称がわからない」「書く資格がない場合はどうすればいいのか」と悩む方は少なくありません。

資格欄は単なるリストではなく、戦略的に記載することで採用担当者に「即戦力」や「向上心」をアピールできる武器になります。ここでは、履歴書における資格欄の正しい書き方のルール、よく使われる資格の正式名称、そして書類選考を有利に進めるためのポイントについて詳しく解説します。

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免許・資格欄を書く際の4つの基本ルール

履歴書の資格欄を記入する際には、社会人としてのビジネスマナーが見られます。まずは基本となる4つのルールを押さえましょう。

1. 略称はNG!必ず「正式名称」で記載する

普段会話で使っている名称は略称であることが多いです。履歴書などの公的な書類には、必ず正式名称で記載します。

  • NG例: 英検 2級、普通免許、モス(MOS)、宅建
  • OK例: 実用英語技能検定 2級、普通自動車第一種運転免許、Microsoft Office Specialist、宅地建物取引士

2. 取得した順(古い順)に時系列で書く

原則として、取得した年月が古いものから順に上から記載します。

西暦(2025年)か和暦(令和7年)かは、履歴書の学歴・職歴欄と統一させてください。

3. 「免許」を先に書き、「資格」を後に書く

同じ時期に取得していても、一般的には「免許」を先に書き、その後に「資格」を書くのがマナーです。

  • 免許: 業務を行うために法的に必須なもの(運転免許、医師免許、教員免許など)
  • 資格: 能力や知識を証明するもの(英検、簿記、TOEICなど)

4. 語尾の「取得」「合格」「登録」を使い分ける

資格の種類によって、語尾の書き方が異なります。

  • 取得: 免許証などが交付されるもの(運転免許、教員免許など)
  • 合格: 合格証書が発行される検定試験(英検、簿記、秘書検定など)
  • 登録: 合格後に登録して初めて活動できるもの(登録販売者など ※未登録の場合は「合格」)
  • スコア: 点数で評価されるもの(TOEICなど ※語尾なしで点数を記載)

よくある資格の「正式名称」早見表

転職活動でよく記載される資格の正式名称をまとめました。手元の合格証書と照らし合わせて確認してください。

運転免許

  • 普通免許(AT限定): 普通自動車第一種運転免許(AT限定)
  • 普通免許(MT): 普通自動車第一種運転免許※平成29年3月12日以前の取得者は「準中型」、平成19年6月1日以前は「中型(8t限定)」となる場合があります。免許証をご確認ください。

語学・ビジネス系

  • 英検: 実用英語技能検定
  • TOEIC: TOEIC Listening & Reading Test(TOEIC L&R)
  • 簿記: 日本商工会議所簿記検定試験(日商簿記の場合)
  • 秘書検定: 秘書技能検定
  • MOS: Microsoft Office Specialist(科目とバージョンも記載)
    • 例:Microsoft Office Specialist Word 365 Associate 取得

専門職・技術系

  • 宅建: 宅地建物取引士(試験合格のみの場合は「宅地建物取引士資格試験 合格」)
  • FP: 〇級ファイナンシャル・プランニング技能士
  • ITパスポート: ITパスポート試験
  • 基本情報: 基本情報技術者試験
  • 保育士: 保育士登録(試験合格のみの場合は「保育士試験 合格」)

書類選考で評価される資格の選び方とアピール戦略

資格をたくさん持っている場合、全てを書くべきか迷うことがありますが、転職活動においては「量より質(関連性)」が重要です。

1. 応募職種に関連する資格を優先する

行数が足りない場合は、応募先の業務に直結する資格を優先して記載します。全く無関係な資格(例えば事務職志望で「フォークリフト運転技能講習」など)は、書かなくても問題ありませんが、面接の話のネタとしてあえて書く戦略もあります。

2. 書かない方がよい「レベル」の判断基準

あまりに難易度の低い級や、古いスコアは逆効果になることがあります。

  • 英検・簿記など: 一般的に2級以上が評価対象と言われます。3級以下は、業務未経験の場合の「基礎知識があることの証明」として使う以外は省略しても構いません。
  • TOEIC: ビジネスでアピールするなら600点以上が目安です。外資系や英語必須の職種なら700〜800点以上が求められます。

3. 現在「勉強中」の資格も書いてOK!

資格を持っていなくても、現在取得に向けて勉強中である場合は、アピール材料になります。

  • 書き方例: 「〇〇資格取得に向けて勉強中(〇月受験予定)」これにより、「業務に必要な知識を自ら学ぶ意欲がある」というポテンシャルを評価してもらえます。特に未経験職種への転職では非常に有効です。

資格がない場合の書き方

書ける資格や免許が一つもない場合は、空欄にせず**「特になし」**と左寄せで記載します。

「なし」とだけ書くのは雑な印象を与えるため避けましょう。また、資格がないこと自体がマイナスになることはありません。その分、職務経歴書の実務経験でしっかりとアピールすれば問題ありません。

まとめ

履歴書の資格欄は、正確な名称で記載することで「ビジネスマナー」と「事務処理能力の正確さ」を同時に伝えることができます。

略称を使わず、応募企業にとってメリットのある資格を選定し、もし資格がない場合でも「勉強中」の記述を活用するなどして、あなたの強みを最大限にアピールしてください。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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