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CCNAの履歴書への正しい書き方。正式名称と有効期限、エンジニア転職でのアピール術

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ネットワークエンジニアやインフラエンジニアを目指す方にとって、シスコシステムズ社が認定する「CCNA(Cisco Certified Network Associate)」は、登竜門とも言える重要な資格です。

しかし、いざ履歴書の資格欄に記入しようとすると、「アルファベットのまま書いていいのか」「日本語の正式名称はあるのか」「有効期限が切れていたらどうするのか」と迷ってしまうポイントがいくつかあります。

CCNAは世界共通基準の資格であるため、書き方を間違えると知識不足を疑われてしまうリスクもあります。ここでは、CCNAの履歴書への正しい書き方(正式名称)や、有効期限の扱い、そして書類選考で評価されるためのアピール方法について詳しく解説します。

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CCNAは略称を使わず「正式名称」で記載するのが鉄則

履歴書の免許・資格欄に記入する際、最も重要なルールは略称を使わず正式名称で記載することです。「CCNA 取得」とだけ書くのは、ビジネスマナーとして不十分です。

CCNAの正式名称は**「Cisco Certified Network Associate」**です。

履歴書には、以下のように主催団体名を含めて記載するのが最も丁寧で正確な書き方です。

【推奨される書き方】

  • 令和〇年〇月 シスコ技術者認定 Cisco Certified Network Associate (CCNA) 取得

行数に余裕がない場合は、「Cisco Certified Network Associate (CCNA) 取得」としても問題ありませんが、単に「CCNA」と書くのは避けましょう。カッコ書きで略称を添えることで、採用担当者がパッと見て理解しやすくなります。

語尾は「取得」が一般的

CCNAは試験に合格し、シスコ社から認定を受ける資格です。そのため、語尾は「合格」ではなく**「取得」または「認定」**と書くのが一般的です。

取得年月日は「認定日」を記入

資格欄に記入する日付は、試験を受けた日ではなく、認定証(またはデジタルの認定ステータス)に記載されている**「認定日(Certified Date)」**を記入します。西暦か和暦(令和など)かは、履歴書全体で統一してください。

有効期限(3年)に注意!期限切れの場合の書き方

CCNAには3年間の有効期限があります。取得から3年が経過すると、資格は失効(Expired)してしまいます。履歴書に書く前に、必ず現在のステータスを確認してください。

有効期限内の場合

問題なく「取得」として記載します。

有効期限が切れている場合

原則として、期限が切れた資格を「取得」として書くことはできません。しかし、過去に取得した事実はスキル証明になりますので、以下のように記載してアピールにつなげるのが賢明です。

  • 書き方例:平成〇年〇月 Cisco Certified Network Associate (CCNA) 取得(現在は失効、再取得に向けて勉強中)

このように「過去に取得した事実」と「現在の状況」を併記することで、基礎知識があることと、意欲があることの両方を伝えられます。

「勉強中」でも書くべき?未経験からのアピール方法

エンジニア未経験から転職を目指す場合、まだCCNAを取得していなくても、学習中であれば履歴書に書くべきです。CCNAは難易度が高いため、「勉強している」という事実だけで高い学習意欲と基礎知識のアピールになります。

【書き方例】

  • 現在、Cisco Certified Network Associate (CCNA) 取得に向けて勉強中(〇月受験予定)

具体的な受験予定時期を書き添えることで、「口先だけでなく計画的に学習している」という本気度を伝えることができます。

職務経歴書で「知識をどう活かせるか」を補足する

履歴書の資格欄に書くだけでなく、職務経歴書や自己PR欄を活用して、その資格が実務でどう役立つかを補足しましょう。

  • 実務経験がある場合:「CCNAで体系的に学んだネットワーク知識を活かし、実務ではL2/L3スイッチの設計・構築を担当しました。トラブルシューティングにおいても、OSI参照モデルに基づいた論理的な切り分けを行い、早期解決に貢献しました。」
  • 未経験の場合:「CCNAの学習を通じて、ネットワークの基礎概念やルーティング、スイッチングの仕組みを習得しました。実機を用いた演習(パケットトレーサー等)も行っており、コマンド操作にも慣れています。入社後は即戦力となるべく、上位資格であるCCNPの取得も視野に入れております。」

まとめ

CCNAは、インフラエンジニアとしてのキャリアを支える強力な資格です。

履歴書には**「シスコ技術者認定 Cisco Certified Network Associate (CCNA) 取得」**と正確に記載し、その知識をベースにどのように業務に貢献できるかを伝えることで、書類選考の通過率を確実に高めてください。

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キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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