JACリクルートメント活用者必見！ハイクラス転職を成功させる履歴書の書き方と戦略

ハイクラス・ミドルクラス層の転職支援に強い「JACリクルートメント（JAC Recruitment）」を利用して転職活動を行う際、提出する履歴書には一般的な転職活動以上に高いクオリティが求められます。

年収アップやキャリアアップを目指すハイクラス転職において、履歴書は単なる「経歴データ」ではなく、あなたの「ビジネスパーソンとしての品格」と「実力」を証明する最初のプレゼンテーション資料です。

ここでは、JACリクルートメント経由での書類選考を突破するために意識すべき履歴書の書き方や、外資系企業も視野に入れた英文レジュメのポイント、そして優秀なコンサルタントを味方につけるための書類作成術について解説します。

JACリクルートメント経由の応募で求められる履歴書の「質」とは

JACリクルートメントは、管理職や専門職、グローバル人材などのハイクラス求人を多く扱っています。そのため、企業側も応募者に対して「即戦力であること」はもちろん、「高いビジネスリテラシー」を期待しています。

履歴書作成において意識すべきは、以下の3点です。

1. ビジネスマナーの完璧さ誤字脱字がないのは当然として、レイアウトの美しさ、写真の清潔感、西暦・和暦の統一など、細部まで配慮が行き届いているかが「仕事の丁寧さ」として評価されます。
2. キャリアのハイライトが伝わる職歴欄詳細は職務経歴書に譲るとしても、履歴書の職歴欄だけで「どのような規模の会社で、どのような役割を担ってきたか」が瞬時に伝わるような書き方が求められます。
3. グローバル対応（英文レジュメ）の準備JACは外資系企業や海外進出企業の求人に強みがあります。英文レジュメの提出が必須でなくとも、用意しておくことで選択肢が広がり、英語力のアピールにもなります。

【職歴欄】ハイクラス転職にふさわしい「概要」の書き方

一般的な履歴書では「入社・退社」のみを記載することもありますが、ハイクラス転職ではそれだけでは不十分です。採用担当者（およびJACのコンサルタント）が、あなたのキャリアレベルを一目で把握できるよう、以下の情報を簡潔に添えてください。

1. 企業規模と事業内容を明記する

特に知名度の高くない企業や、BtoB企業に在籍していた場合は、その企業の規模感が伝わるようにします。

• 記載例：平成25年 4月　株式会社〇〇（東証プライム上場／半導体製造装置メーカー）入社

2. マネジメント経験や役割を添える

役職やマネジメント人数を記載することで、組織内での立ち位置を明確にします。

• 記載例：令和元年 4月　営業本部 部長に就任（部下30名のマネジメントおよび事業戦略策定に従事）

3. 英語力や海外赴任経験を目立たせる

グローバル案件を狙う場合、海外駐在や英語使用の経験は履歴書でも強調すべきポイントです。

• 記載例：平成30年 10月　シンガポール支社へ赴任（現地法人立ち上げ責任者として）

外資系企業を狙うなら「英文レジュメ」もセットで作成する

JACリクルートメントを利用する大きなメリットの一つが、外資系企業へのアプローチです。応募企業から求められていなくても、英文レジュメ（English Resume / CV）を作成し、JACのマイページに登録しておくことを強くお勧めします。

英文レジュメ作成のポイント

• Action Verbs（動詞）で始める「I was…」ではなく、「Managed」「Developed」「Increased」などの動詞から文を始め、能動的に成果を上げたことをアピールします。
• 数値で実績を示す「売上を上げた」ではなく、「Increased sales by 20%（売上を20%増加させた）」と具体的に記載します。
• JACの添削を活用するJACには英文レジュメの添削に長けたコンサルタントが多数在籍しています。まずはドラフト（下書き）を作成し、担当コンサルタントに「外資系企業に通用する表現か」をチェックしてもらうのが最も効率的です。

JACのコンサルタントを「味方」につける書類作成術

JACリクルートメントの特徴は、企業担当と求職者担当が同一（または密に連携している）である「両面型」のサービスである点です。つまり、あなたの担当コンサルタントは、応募先企業の採用担当者とも直接つながっています。

書類選考を通過するためには、まず**「コンサルタントに『この人なら自信を持って推薦できる』と思わせること」**が重要です。

1. 情報は出し惜しみしない

履歴書や職務経歴書には、これまでの実績やスキルを隠さず詳細に記載しましょう。「詳しくは面談で」と省略してしまうと、コンサルタントがあなたの強みを把握しきれず、マッチする求人を紹介できない可能性があります。

2. 推薦状の材料を提供する

コンサルタントは企業にあなたを推薦する際、「推薦状」を作成します。履歴書の「志望動機」や「自己PR」欄に、あなたの熱意や強みが明確に書かれていれば、コンサルタントも強力な推薦文を書きやすくなります。

3. 添削を依頼する前提で早めに提出する

完璧な状態でなくても、まずは作成してコンサルタントに見せ、「この書き方で企業に刺さるか」「不足している視点はないか」とアドバイスを求めましょう。JACのコンサルタントは各業界のプロフェッショナルですので、彼らの視点を取り入れてブラッシュアップすることで、書類の質は格段に上がります。

まとめ

JACリクルートメントでの転職活動において、履歴書はあなたのキャリアを証明する重要な「名刺」です。

ハイクラス人材としての実績を、正確かつ魅力的に伝えるために、細部までこだわった履歴書を作成してください。そして、作成した書類をもとにコンサルタントと戦略を練ることで、希望する企業への扉を開いてください。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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