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書類選考のメール連絡が来ない時に確認すべき項目と問い合わせの例文

keireki0530
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転職活動において応募書類を提出した後、企業からのメール連絡を待つ時間は非常に長く感じられるものです。通常であれば1週間から2週間程度で合否の通知が届くはずですが、その期間を過ぎてもメールが届かないと、選考から漏れてしまったのではないか、あるいはメールシステムに不具合があるのではないかと不安になります。書類選考の結果連絡がメールで来ない場合に考えられる原因や、自分側で確認すべき設定、そして企業へメールで問い合わせる際のマナーと具体的な例文について詳しく解説します。

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メール連絡が来ない主な原因と選考状況の推測

書類選考の結果連絡が来ない場合、いくつかの可能性が考えられます。まず最も多いのは選考プロセス自体が遅れているケースです。応募者が想定以上に多く集まり、採用担当者がメールの返信業務に追いついていない場合があります。また社内での合否判断が難航しており、保留状態となっているために連絡が止まっていることもあります。この場合はまだ選考の可能性が残っています。

次に考えられるのは、いわゆるサイレントお祈りです。不採用の場合には連絡をしない方針をとっている企業や、合格者への連絡を優先し不採用者へのメール通知を後回しにしているケースです。募集要項に合格者のみ連絡と記載がないか再確認する必要があります。そして稀にですが、システムトラブルやメールアドレスの入力ミスにより、企業からのメールが届いていない、あるいは送信されていないという物理的な問題が発生している可能性もあります。

迷惑メール設定や受信フォルダの再確認が必須です

企業側の事情を疑う前に、まずは自分のメール受信環境に問題がないかを徹底的に確認することが重要です。企業からのメールが迷惑メールフォルダやプロモーションタブ、ゴミ箱などに自動的に振り分けられてしまっているケースは非常に多くあります。特にGmailやYahooメールなどのフリーメールを使用している場合や、キャリアメールを使用している場合は、PCからのメールを一括で拒否する設定になっていないかを確認します。

またドメイン指定受信を設定している場合は、応募先企業のドメインからのメールが受信できるように設定を変更する必要があります。メールボックスの容量がいっぱいで新しいメールを受信できなくなっていないかも確認ポイントの一つです。見落としがないよう、検索機能を使って企業名や採用担当というキーワードで全フォルダを検索してみることをお勧めします。

問い合わせメールを送るべきタイミングとマナー

受信設定に問題がなく、かつ応募から2週間以上経過しても連絡がない場合は、こちらから企業へ状況を問い合わせても失礼にはあたりません。ただし問い合わせメールを送る際は、相手を責めるような表現にならないよう細心の注意を払います。あくまで選考状況の確認をお願いするという謙虚な姿勢で文章を作成します。

問い合わせのタイミングとしては、募集要項に記載された通知期限を過ぎた後、もしくは応募から2週間が経過した後が目安となります。早すぎる問い合わせは採用担当者の業務を圧迫し、マイナスの印象を与えてしまう可能性があるため避けるのが賢明です。件名は一目で内容が分かるように工夫し、本文では行き違いで連絡が来ていた場合の謝罪を含めるなど、クッション言葉を効果的に使用します。

状況確認のための問い合わせメール例文

実際に企業へ問い合わせをする際にそのまま使える丁寧なメール例文を紹介します。自分の状況に合わせて日付や氏名を書き換えて使用してください。

件名

書類選考結果のお問い合わせ(氏名)

本文

株式会社〇〇

採用担当者様

お世話になっております。

〇月〇日に中途採用の求人に応募いたしました、〇〇(氏名)と申します。

この度は書類選考の進捗状況について確認させていただきたくご連絡いたしました。

応募書類をお送りしてから2週間ほど経過いたしましたが、現在の選考状況はいかがでしょうか。

私のメール受信設定の不備等により、もし貴社からのご連絡を受け取れていないようでしたら、大変お手数ですが再送いただけますと幸いです。

また、現在選考中であれば、結果通知の目安についてご教示いただくことは可能でしょうか。

ご多忙の折、お手数をおかけして大変恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

署名

氏名

住所

電話番号

メールアドレス

連絡がない期間を前向きに過ごすための考え方

問い合わせメールを送ったとしても、すぐに返信が来るとは限りません。企業によっては問い合わせに対する回答も行わない方針のところもあります。連絡が来ないことに一喜一憂して時間を浪費するよりも、この期間を次のチャンスに向けた準備期間と捉えることが大切です。

連絡がないということは、まだ縁が決まっていない状態に過ぎません。この間に他の企業の求人を探して応募したり、職務経歴書を見直してより魅力的な内容にブラッシュアップしたりすることで、転職活動全体を前に進めることができます。もし連絡が来ないまま不採用だったとしても、並行して動いていれば精神的なダメージを最小限に抑えることができます。連絡が来ないこと自体を一つの結果として受け止め、気持ちを切り替えて次の行動に移る姿勢が、納得のいく転職を実現するための近道となります。

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キャリアアドバイザー
人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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