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職務経歴書の書き方・個人事業主(フリーランス)の経験を伝える方法

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個人事業主経験を職務経歴書に記載する意義

個人事業主(フリーランス)として活動してきた経験は、ご自身の専門性や主体性を証明する貴重なキャリアの一部です。会社員としての転職活動を行う際、この経験を採用担当者に「伝わる」形で職務経歴書に落とし込むことが、ご自身の市場価値を正しく評価してもらうために非常に重要です。

「個人事業主」としての活動期間を明記する

職務経歴書には、ご自身の経歴を正確に記載する誠実さが求められます。会社員としての職歴と区別するため、活動していた期間を明記し、「個人事業主として〇〇(事業内容)を開業」といった形で記載します。もし、その事業活動を終えている場合は、「〇年〇月 一身上の都合により廃業」などと、その事実も記載するのが一般的です。屋号(事業所名)があれば、それも併記すると分かりやすいです。

事業内容(業務内容)の具体化

採用担当者が最も知りたいのは、ご自身が「何を」専門として活動してきたかという点です。単に「フリーランス」と書くだけでなく、具体的な事業内容を記述します。例えば「Webデザイナーとして、中小企業向けホームページ制作・運用代行」「ライターとして、〇〇業界専門の記事執筆」「ITコンサルタントとして、小規模事業者の業務効率化支援」など、ご自身の専門領域が明確に伝わるようにします。

担当した「業務の範囲」を示す

個人事業主は、専門業務だけでなく、事業運営に関わるあらゆる業務を一人で担う必要があります。この経験は、ご自身の多面的な能力を示すチャンスです。専門の業務内容に加え、「クライアントへの営業活動(新規開拓)」「見積書・請求書作成、売上管理といった経理業務」「案件のスケジュール・進捗管理」など、担当していた業務の範囲を具体的に示すことで、自己管理能力や経営的な視点を持っていることをアピールできます。

実績の具体的な示し方(プロジェクト形式)

どのようなプロジェクトや案件に、どのような立場で関わったのかを具体的に記述します。時系列で記載する「逆編年体形式」よりも、プロジェクト単位やスキル分野ごとに経験をまとめる「キャリア式」の方が、専門性をアピールしやすい場合があります。例えば、「〇〇業界向けECサイト構築プロジェクト」といった形でプロジェクト名を挙げ、その中でのご自身の役割、使用した技術、そして成果(売上向上への寄与など)を簡潔にまとめます。

守秘義務への配慮

個人事業主として請け負った業務には、クライアントとの守秘義務が伴うことが一般的です。職務経歴書に、許可なく具体的なクライアント名を記載することは避けるべきです。クライアントの概要を示す際は、「大手食品メーカー」「〇〇業界(従業員数〇〇名規模)」といった形で、業界や企業規模をぼかして表現する配慮が必要です。これは、ご自身のコンプライアンス(法令遵守)意識の高さを示すことにも繋がります。

組織への適応力を補足する

採用担当者の中には、個人事業主の経験が長い応募者に対し、「組織の中でチームとして動けるか」という点を懸念する場合があります。もし、プロジェクト内で他者と協働した経験や、チームの一員として動いた経験があれば、その点を具体的に記述します。自己PR欄などで、個人の専門性を発揮しつつも、組織のルールやチームワークを尊重する姿勢があることを補足するのも有効です。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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