インディードの履歴書機能。活用法と登録のメリット
インディードは、多くの求職者に利用されている求人検索サービスです。このインディードには、転職活動を効率化するための「履歴書」機能が備わっています。この機能を正しく理解し活用することで、応募プロセスを簡略化したり、企業からの注目を集めたりする可能性が広がります。ここでは、インディードの履歴書機能の概要と、そのメリットや使い方について解説いたします。
インディードの履歴書機能とは
インディードの履歴書機能とは、インディードのプラットフォーム上に、ご自身の履歴書や職務経歴書の情報を登録・保存できるサービスを指します。作成方法は大きく分けて二つあります。一つは、インディードのサイト上で用意されたフォーマットに、氏名、連絡先、学歴、職歴、スキルなどを直接入力していく方法です。もう一つは、ご自身が既に作成済みの履歴書ファイル(PDFやWord形式など)をアップロードする方法です。
履歴書情報を登録するメリット
履歴書情報をインディードに登録する最大のメリットは、応募手続きの効率化です。「カンタン応募」や「今すぐ応募」といった表示がある求人に対しては、登録した履歴書情報を使用して、都度情報を入力する手間なくスムーズに応募を完了できます。また、履歴書を「公開」設定にすることで、企業の人事担当者や転職エージェントの目に留まり、スカウト(勧誘)の連絡が届く可能性もあります。これにより、ご自身が探しているだけでは見つからなかった企業との出会いも期待できます。
履歴書の公開設定について
インディードに登録した履歴書は、公開範囲を選択できます。「公開」を選ぶと、企業側からご自身の経歴を検索・閲覧できるようになります。ただし、氏名や連絡先といった個人情報は、応募者が企業からの連絡に返信するまで非公開に設定されるため、プライバシーは保護されます。「非公開」を選ぶと、企業側から検索されることはなく、ご自身が応募する際にのみ、その応募先企業に対して履歴書情報が送信されます。ご自身の活動スタイルに合わせて選ぶことが可能です。
直接入力とファイルアップロードの選択
サイト上で直接入力して履歴書を作成する場合、インディードのシステムが内容を読み取りやすいため、企業からの検索やマッチングに適しているとされています。一方、既にお持ちの履歴書ファイルをアップロードする場合、ご自身がこだわって作成したレイアウトやデザインをそのまま企業に見せられる利点があります。ただし、アップロードしたファイルの内容が、インディードのシステムによって正しく読み取られているか、登録後に必ず確認することが重要です。
インディード履歴書と従来の履歴書
インディードで作成・登録する履歴書は、あくまでオンラインでの応募やスカウトを目的としたデジタルデータです。日本で伝統的に使用されてきたJIS規格の履歴書とは形式が異なります。インディードのシステムから登録情報をダウンロードすることも可能ですが、それがそのまま手書き用の履歴書フォーマットとして印刷されるわけではない点を理解しておく必要があります。応募先企業が特定のフォーマットを指定している場合は、別途対応が必要になることもあります。
まとめ。機能を活用し効率的な活動を
インディードの履歴書機能は、現代の転職活動において非常に便利なツールです。一度ご自身の経歴を登録しておくだけで、応募の手間が大幅に削減されるだけでなく、思いがけない企業から声がかかるチャンスも生まれます。ご自身の情報を正確かつ最新の状態に保ち、この機能を賢く活用して、効率的な転職活動を進めましょう。





