職務経歴書のページ数の表示方法|採用担当者に配慮した正しいルールと実践テクニック
「職務経歴書にページ数って表示する必要があるの?」「どうやって書けば見やすい?」と迷っていませんか?
職務経歴書を作成していると、1ページで収まらないケースはよくあります。特に経験やプロジェクトが多い場合、2~3ページにわたる構成になるのは自然なことです。
しかし、ページ数の「表示」がされていない職務経歴書は、読みにくく、書類の信頼性も下がる可能性があります。
✅ ページ番号はどこに書けばよい?
✅ 「1/2」「ページ1」など書き方にルールはある?
✅ Word・PDFでの設定方法は?
この記事では、職務経歴書のページ数表示の必要性・正しい記載例・ツール別の設定方法・注意点まで、具体的に解説します。
結論|職務経歴書にページ数の表示は必須!2ページ以上なら必ず記載しよう
ページ数の表示がない職務経歴書は、印刷時や面接時にページが入れ替わってしまったとき、読み手に混乱を与えてしまいます。
また、ページ番号を表示することで書類の整理整頓ができている印象を与えることができます。
ページ数の表示例|見やすく整ったフォーマット
表記方法 | 説明 | 例 |
---|---|---|
1 / 2(総ページ数) | 最も一般的で分かりやすい | 1 / 2、2 / 2 |
ページ1、ページ2 | 丁寧でフォーマルな印象 | ページ1、ページ2 |
P.1、P.2 | 英文履歴書などでも使われる形式 | P.1、P.2 |
✅ おすすめは「1 / 2」の形式。 全体のページ数が分かることで、ページが抜けていないかを確認しやすくなります。
ページ数の表示位置|基本はフッター右下か中央
位置 | 理由 |
---|---|
下部(右寄せ) | 最も一般的。ビジネス文書に多く使われる |
下部(中央) | 見やすさを重視する場合におすすめ |
上部(右寄せ) | 氏名と並べて記載するパターンもあり |
ページ数と一緒に記載するとよい情報
ページ番号だけでなく、**氏名や文書タイトル(例:職務経歴書)**を一緒に表示することで、より安心感のある資料になります。
表記例(フッター):
山田太郎/職務経歴書 1 / 2
これにより、面接会場などで万が一ページがバラバラになっても、誰の職務経歴書なのかすぐに判断できます。
Wordでページ数を表示する手順(フッターへの挿入)
- 「挿入」タブ →「ページ番号」→「ページの下部」
- 「右揃え」または「中央揃え」を選択
- 表記形式を「1 / n」でカスタムしたい場合は、
- フィールドコード:
PAGE
/NUMPAGES
を使う - 手動入力で「1 / 2」のように記入してもOK(固定数になる点に注意)
- フィールドコード:
PDFでのページ表示に関する注意点
- WordやGoogleドキュメントで設定したページ番号をPDF変換時に反映させること
- Adobe Acrobatを使えばPDF上でも追加可能だが、レイアウト崩れの可能性があるため原本(Wordなど)で設定しておくのが安全
ページ数を表示するときの注意点
NG例 | 改善ポイント |
---|---|
ページ数がなく読みにくい | 「1 / 2」など、すべてのページに表示 |
見出しだけが前ページに残っている | 改ページの位置も一緒に見直す |
フォントやサイズが他とバラバラ | ページ番号の文字も職務経歴書全体と統一感を持たせる |
ページ数の表示は印象アップにもつながる!
✅ 採用担当者の評価ポイントにも影響
「小さなところまで配慮できる人」「ビジネス文書の作法が身についている」といったプラスの印象につながります。
✅ 複数ページでも安心して読める
プロジェクト経験が多くページ数が増えた場合でも、ページ番号がしっかりと表示されていれば安心して読み進めてもらえる書類になります。
まとめ|職務経歴書のページ数は「表示」してこそ完成!
✅ 職務経歴書が2ページ以上になる場合は、ページ数の表示が必須
✅ 「1 / 2」「ページ2」など、総ページ数が分かる形式がベスト
✅ 氏名や書類タイトルと組み合わせて、書類の管理性と見た目の整然さをアピール
✅ WordやPDFで作成する際は、フッターに挿入してレイアウトが崩れないように確認
職務経歴書の内容がしっかり書かれていても、こうした細部に配慮があるかどうかが、選考の印象を左右します。
読みやすさ・正確さ・丁寧さの三拍子が揃った職務経歴書を目指し、ページ数の表示まで抜かりなく整えましょう。