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【職務経歴書 × 無職期間】空白期間をポジティブに伝えるための書き方と例文解説

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転職や再就職をする際、「職務経歴書に無職期間があるけど、どう書けばいいのかわからない…」「空白期間ってマイナス評価されるのでは?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、無職期間があっても職務経歴書の書き方次第で十分にプラスに変えられます。 採用担当者は、ブランクの有無そのものではなく、理由やその間に何をしていたかを重視して見ています。

この記事では、「職務経歴書 無職期間」というキーワードをもとに、空白期間をポジティブに伝えるためのポイント、書き方の工夫、実際に使える例文まで詳しく解説します。


1. 無職期間があると職務経歴書に不利?

無職期間=即マイナス評価ではありません。

むしろ、きちんと理由を説明し、誠実に対応できていれば、評価を下げることはありません。企業が気にするのは、以下のような点です:

  • なぜその期間、働いていなかったのか
  • その期間に何をしていたか
  • 現在の仕事への意欲があるかどうか

✅ 正直に伝えることが信頼につながります。


2. 無職期間を職務経歴書に記載する3つのポイント

① 無職期間を省略せず記載する

職歴の時系列に沿って、就業していなかった期間も「○○年○月〜○○年○月」と記載します。空白にすると、「書きたくない理由があるのでは?」と疑念を持たれることも。


② 簡潔かつ前向きな表現を使う

「無職」という言葉だけを書くのではなく、その期間に行っていたこと(例:資格取得、介護、自己学習など)を具体的に書きましょう。


③ 再就職への意欲を伝える

自己PRや職務要約の中で、「ブランクはあったが、今は再び社会で活躍したい意欲がある」ことをしっかりと伝えることで、前向きな姿勢をアピールできます。


3. 無職期間の記載例【目的別】

🔹 資格取得や学習に専念していた場合

■ 2023年1月〜2023年12月  
就業なし(資格取得準備期間)  
転職を見据え、簿記2級およびMOS資格の取得に向けた学習に専念しておりました。現在は資格も取得済みで、再就職に向けて活動を始めています。

🔹 介護や育児など家庭の事情が理由の場合

■ 2022年7月〜2023年8月  
就業なし(家族の介護のため)  
親の介護に専念するため離職しました。介護が一段落し、就業可能な状況となったため、これまでの経験を活かして再就職を目指しています。

🔹 病気療養からの復職準備中の場合

■ 2021年11月〜2022年9月  
就業なし(療養期間)  
体調不良により一定期間療養しておりましたが、現在は医師の判断で復職可能となり、転職活動を再開しています。

4. 【実例】無職期間ありの職務経歴書(営業職)

職務経歴書  
氏名:佐藤 剛  
作成日:2024年4月30日

【職務要約】  
法人営業職として約8年間、既存顧客フォローと新規開拓を担当。顧客との信頼関係構築に注力し、年間売上達成率120%を3年連続で達成。現在はブランクを経て、営業職として再スタートを希望しています。

【職務経歴】

■ 株式会社○○(2014年4月〜2021年10月)  
職種:法人営業/雇用形態:正社員

<業務内容>  
- BtoB商材の新規開拓・ルート営業  
- 見積書・契約書の作成  
- 顧客対応、アフターフォロー  
- 社内プレゼン資料の作成(PowerPoint)

<実績>  
- 年間売上1億円を達成(2020年度)  
- 担当顧客数:約70社  
- 新人育成担当として2名の営業職を独り立ちまでサポート

■ 2021年11月〜2023年4月  
就業なし(療養および回復期間)  
体調不良により一定期間療養しておりましたが、現在は完全に回復し、営業職として再び貢献できる体制が整っております。

【保有資格・スキル】  
- 普通自動車免許  
- PowerPoint/Excel/Salesforce 使用経験  
- 日商ビジネス英語検定3級

【自己PR】  
顧客の課題解決に向き合い、信頼関係を築く営業スタイルを強みとしています。無職期間中も業界動向を継続的に追い、リスタートに向けた準備を重ねてきました。ブランクを経て、より強い覚悟と責任感をもって取り組む所存です。

5. 無職期間に関するよくある質問

Q. 職務経歴書に無職期間を詳しく書かないとダメ?

▶ 詳細までは不要ですが、期間と概要は簡潔に記載したほうが安心感があります。書かないと「何か隠しているのでは?」と受け取られる可能性があります。


Q. 空白期間が3年以上ある場合はどうすればいい?

▶ 長期間の無職期間がある場合は、自己PR欄などで、現在の就業意欲や学習・活動内容を具体的に記載しましょう。過去の職歴の充実度+現在の前向きな姿勢が評価されます。


6. まとめ|無職期間があっても自信を持って伝えよう

職務経歴書 無職期間」というキーワードが表すように、多くの方がブランクについて不安を抱えています。しかし、無職期間は決して“マイナス”ではなく、その間に何をしてきたか、今どう考えているかを正直に伝えることで、採用担当者の信頼を得ることができます。

✅ ポイントまとめ

  • 無職期間は省略せず、時系列に沿って簡潔に記載
  • 空白の理由だけでなく、その期間の活動・学びを明記
  • 自己PRで再就職への意欲や強みをアピール
  • 正直で前向きな内容が印象アップにつながる

あなたのこれまでの歩みも、無職期間も、すべてがあなたのキャリアの一部。自信を持って、次のステップに踏み出しましょう。

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人材会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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